ついに成し遂げた3連覇!今年は本当に強かった。
最後、宿敵ドラゴンズ相手に2カード連続で3タテを食らわせたのが特に大きかった。実質的な天王山となった8月最後の3連戦では、チェン・川井・吉見の3本柱を打ち砕き、ドラゴンズがCSに向けた調整に照準を絞った最後の3連戦でも、山本昌と山井を寄せ付けなかった。これは、CSに向けても大きなダメージとなったことだろう。
先発投手陣に不安を抱えたままスタートした今年のペナントレース。柱として期待していたグライシンガーは安定感のあるピッチングを見せてくれたが、内海と高橋尚は少し不安定だった。そんな中、ゴンザレスのローテ入りが本当に大きかった。彼が居なければ、優勝できなかったかも知れない。東野は勝負弱いところもあったが、一年間ローテを守ってくれた。そして、優勝を決める試合で先発したオビスポの活躍も忘れてはいけない。
リリーフ陣は越智・山口からクルーンに繋ぐ勝利の方程式は、今年も健在だった。若い木村正が昨年の東野のような感じで台頭してきており、来シーズン以降期待を持てるのも嬉しい。
打撃陣は、全員にMVPをあげたいと思えるぐらい、レギュラー野手全員が役割を全うした。
1番坂本は、実質2年目のジンクスを吹き飛ばし、1番に定着し、攻守ともに高いレベルで安定した活躍を見せてくれた。
2番松本は、球界No.1スピードスターの鈴木からポジションを実力で奪い取り、見事なつなぎ役になった。
3番小笠原は、強いジャイアンツの象徴的存在でもあり、フルスイングで相手チームを威圧した。
4番ラミレスは、前半戦は率は残しつつホームランは少なかったが、夏ごろより本来の打撃を取り戻し、ペナンと終盤は大暴れしてくれた。
5番亀井は、WBCで才能を覚醒させ、神がかり的な勝負強さを見せるだけでなく、不調の李承燁の代わりにファーストの守備をもこなした。
6番谷は、前半戦は目立たずに脇役に徹していたが、9月に入ると打棒爆発し、アーチを量産し、ラストスパートに大貢献した。
7番阿部は、シーズン序盤はケガの回復具合が思わしくなく、スタメンを鶴岡に譲ることが多かったが、勝負どころで試合を決めるバッティングを見せてくれた。
さあ、次はクライマックスシリーズ。これだけ大差をつけて優勝してもクライマックスシリーズがあるっていうのは、どう考えても納得できないのだが、制度だから仕方ない。ドラゴンズが相手なら最後の2カード連続3タテのおかげで、精神的にもだいぶ優位に試合を進めることができそう。不気味なのはタイガースが来た時か。
とりあえずはおめでとうです。
返信削除でも、CSは3位がどこであろうともDが行きますよ~。
今季はエラーが多すぎた(_ _;
>hiroshiさま
返信削除とりあえずはありがとうございます。
これからまだまだ山が一つ二つとありますからねー。