2010年3月2日火曜日

バンクーバーオリンピック後半戦

 あっという間に終わってしまったバンクーバーオリンピック。後半は、業務的に忙しくなったり、飲み会が入ったりして、あまり観戦できなかったが、それでも観た範囲内で振り返ってみる。

○フィギュアスケート女子
 何と言っても、オリンピック後半戦は、この話題一色。一部、競技時間が昼休み時間に重なっていたため、その時間はみんなでテレビの前に釘付け。特に浅田真央のショートプログラムは13時直前だったので、会社のテレビの前が大変なことになっていた。結果は、キム・ヨナが驚異的な得点をたたき出し金メダル。確かにキム・ヨナの演技は言葉にできないほど美しく、完璧だった。それにしても、この2選手に加え、5位には安藤美姫が入賞し、4位のアメリカ代表長洲未来は日米二重国籍選手。TOP6のうち4選手がアジア人はやりすぎ。採点競技だけに、次回オリンピックではアジア勢に不利に働きそうな予感。

○女子団体パシュート
 注目の小平奈緒に、ベテラン田畑真紀、そして長距離のエース穂積雅子という最強トリオで見事銀メダルを獲得。歴史に名を刻んだ。ただ、この競技は、両チームが半周離れたところからレースをスタートするので、レース途中での勝敗の状況がとても分かりにくい上に、隊列の入れ替えの駆け引きについても素人には理解が難しいので、何をポイントにして観戦したらいいのか全く分からない。日本の得意種目に成長していきそうな感じもするので、こんなことはあまり言いたくないが、でも、こんな複雑な競技、要りますかね?

○ジャンプ団体
 早朝からメダルを期待しつつテレビ観戦したのだが、結果は5位。雪辱に燃えるエース葛西紀明は次のソチも目指すとのことだが、この大ベテランをいつまでもエースの座に座らせていること自体がメダルを取れない原因だろう。若手ジャンパーよ、育ってこい!

○ノルディック複合団体
 これも生観戦。首位から41秒差という好位置からスタートするも、見せ場を作ることができないまま6位に終わった。アンカーの小林範仁に繋ぐまでの選手が、粘りきれなかった印象だ。当たり前のことだが、団体戦では層の厚さがモノをいうという好例。

○女子スキークロス
 スノーボードクロスは前回のトリノから正式競技となっていたが、スキークロスは今回から採用。似たような競技にもかかわらず、4年遅れたのだが、観てて何となくその理由が分かったような気がした。このような波乱要素が大きい競技は、スノーボードには合っていても、スキーにはあまりマッチしない気がする。

○アルペンスキー全般
 注目選手が少ないこともありテレビ中継も少なめ。それもあってほとんど観戦していないが、それでも大回転を中心に最低限はチェック。自分のスキー技術向上のためにフォームを真似してみたいところだ。

○アイスホッケー
 夏のオリンピックのクライマックスが男子マラソンなら、冬のオリンピックのそれはアイスホッケーの決勝。だけど日本では注目度ゼロ。日本が出場してないし、日本では人気スポーツではないから仕方ないけど、せめて地上波で中継して欲しかったな。

 ということで、観まくったバンクーバーオリンピックも終了。メダルをたくさん取れたし、なかなか良かったのではないだろうか。

2 件のコメント:

  1.  逆にスピードスケートもパシュート形式でやった...

     アイスホッケー決勝、劇的な幕切れだったようで、再放送しないかな~と期待してます。



     来シーズンのMOCさんの滑りはGS系に進化してるんですね(^^)

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  2. >hiroshiさま

     イメージトレーニングだけは一人前ですけど、実技が伴なうかと言われると、まあ無理ですね。

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