1位:千葉ロッテマリーンズ
2位:北海道日本ハムファイターズ
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:東北楽天ゴールデンイーグルス
5位:福岡ソフトバンクホークス
6位:オリックスバファローズ
球史に残る接戦として鮮明な記憶として残っている1992年のセ・リーグ。優勝チームは貯金8、最下位のチームは借金10で、何と首位から最下位まで9.0差しかなかった。そして今年のパ・リーグはその時に匹敵するほど、全チームの戦力が拮抗していると思う。それゆえ順位予想もとても難しいが、あえてつけるとすればこの順番か。
優勝はマリーンズ。もともとの戦力は投打とも随一。昨シーズンは監督の契約問題のゴタゴタがありチームが空中分解したが、西村新監督のもと、戦う基盤が整えば、このチームは絶対に強い。特に成瀬、渡辺俊、小野の中堅3人衆に若手の大嶺、唐川が加わる先発陣は死角なし。課題のリリーフ陣も出戻り薮田と、リリーフ転向小林宏で安定する。
2位はファイターズ。弱点だった打線が、梨田イズムで昨シーズン覚醒。今年は中田のブレイクが期待できる。唯一の不安は、ダルビッシュ、武田勝、八木に続く先発の名前が出てこないこと。スウィーニーと藤井の放出が響いている。
3位はライオンズ。昨シーズンはリリーフ陣が崩壊して5位に沈んだ。それに対してシコースキーぐらいしか補強されておらずリリーフ陣には不安を抱えたままだが、それ以外は投打とも強力なので、普通に戦えば3位は死守できる。
4位はイーグルス。岩隈、田中、永井の3本柱は磐石。攻撃は長打もあれば、機動力もあり、嫌な打線となっていて今年もかなりやってくれそう。あとは、星野監督が阪神でやったように、ブラウンが野村の遺産をうまく活用できるか、その手腕にかかってくるのだろうが、そのあたりで歯車が噛み合わなければ失速するだろうし、どうもそうなるような気がしてならない。
5位はホークス。名前だけなら圧倒的な戦力を誇るが、小久保、松中、多村は、年齢的にも状態的にも年間を通じての活躍はもう見込めない。投手陣も絶対的4本柱を誇っていた時代は、今や昔。岩嵜、大場、巽あたりの若手からローテ入りする投手が出てこないと、かなり苦しい戦いを強いられるだろう。
6位はバファローズ。若くて力のある投手がそろう先発陣。平野と小松がリリーフ転向したことにより、後ろの心配も無くなった。打線だって一発もあれば小技もできる。これに岡田采配が加われば、普通に考えれば優勝候補筆頭にあげてもおかしくない。そんな条件がそろっている。ただ、このチームを語るのに避けては通れない小瀬ショック。尾を引くと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿