2010年3月14日日曜日

シネマレビュー 「アバター」

 相変わらずガラガラのワーナー・マイカル・シネマズ津。「アバター」は、公開から日がたってるとはいえ、世界興行収入記録を打ち立てた映画で、アカデミーでも話題になった映画なのに、この日の客入りは数えるほど。せっかくなので実際に数えたところ僕を含めて8人だった。老夫婦、中年夫婦、若いカップル、熟年女性、そして僕という構成。僕以外の人は、エンディングのクレジットが始まったら立ってしまったので、最後のクレジットは貸し切り状態で楽しむことができた。贅沢である。

 そろそろ本題。

 アバターだが、感想は一言、面白い。これに尽きる。宇宙の惑星が舞台であること、設定が未来であること、見たこともない動物や植物が出てきて冒険心があおられること、人間と自然との調和という普遍的なテーマを扱っていること、どれもこれも最高のエンターテイメントムービー。お年寄りからお子様まで安心して観ることができる映画である。

 で、冒頭に戻って、貸しきり状態でエンディングロールを観ている時に、この映画、これまでに観たことある映画に似ているなと感じた。「風の谷のナウシカ」だ。キャラ設定こそ違えど、ストーリーや含まれているメッセージは、まさに実写版「風の谷のナウシカ」。ナウシカの公開は1984年。あれから25年経ったが、環境破壊は止まらない。

0 件のコメント:

コメントを投稿