2010年11月29日月曜日

月刊歌謡曲

 月刊歌謡曲という雑誌があった。文字通り月刊誌で、J-POPのヒット曲の歌詞や楽譜までもを掲載している雑誌だ。

 毎年年末には、その年のヒット曲のほとんどを掲載する特別号が出てて、過去20年ぐらいに渡り、購入していた。

 ところが、折からの出版不況、音楽業界の市場規模縮小、そして、歌ネットやうたまっぷといった歌詞検索サイトの普及など、いろんな要因があったのか、今年から月刊歌謡曲は、Gekkayoとして生まれ変わり、隔月発行となってしまった。これに伴なってか、年末恒例の特別号も発行中止。残念である。

 確かに、インターネットを使えば、歌詞はすぐに検索することができる。でも、紙媒体として一目で見ることができるのには意味があったと思うし、定期的に購読していたものが姿を消すことは、やはり寂しさを感じる。音楽好きとして、心にちょっとポッカリと穴が開いたように感じた、今回の出来事だった。

2010年11月28日日曜日

2010年11月MSVランキング

1位 : Beginner (AKB48)
2位 : 果てない空 (嵐)
3位 : 流星 (コブクロ)
4位 : 君って (西野カナ)
5位 : Best Friend's Girl (三代目 J Soul Brothers)
6位 : Gee (少女時代)
7位 : Fighting Man (NEWS)
8位 : CHANGE UR WORLD (KAT-TUN)
9位 : ねぇ (Perfume)
10位 : この夜を止めてよ (JUJU)

 「Beautiful days」以降、10作連続で1位を獲得していた嵐の連続記録を阻んだのはAKB48。4位に西野カナがランクインし、この時期に相応しく、今年の音楽界を象徴する3組がそろって上位にランクインする結果となった。

2010年11月27日土曜日

シネマレビュー 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」

 ハリー・ポッターシリーズもいよいよクライマックス。この作品と、来年夏公開予定のPART2で完結する。

 完全に大人になってしまったハリー・ポッター。それでも魔法世界の世界観を崩すことなく、子供っぽさも無くすことに成功しているこの作品は、10年近く続くシリーズを同一キャストで撮り続ける難しさを、見事なまでにクリアしていると思う。

 ただいかんせんシリーズが長期化し過ぎている。これまでの作品を観たり読んだりしていない場合は、おそらくこの作品から観ても、よく分からないだろうし、実際、僕も直前に観返したりはしていないので、最初はストーリーにうまく入っていけない。

 次作は完結編ということなので、きっと観に行くと思うが、完全に惰性で観ているだけという形になってきているのも事実だ。

2010年11月26日金曜日

紅白歌合戦の出場歌手決まる!

 ナンダカンダ言っても、日本の大晦日は紅白歌合戦である。今年も出場歌手が発表された。

 https://www.nhk.or.jp/kouhaku/history/history.html?count=61

 今年の音楽界は、僕自身の好き嫌いは別として、嵐とAKB48と西野カナを中心に回ってきたと思っているが、この3組は順当に選出。絶対に抑えないといけないところは、ぬかりなく抑えてきたといったところか。

 次に、NHKを通じて広く大衆に親しまれたという意味では、L'Arc~en~Cielの「BLESS」、いきものがかり「ありがとう」、Superfly「タマシイレボリューション」も絶対に外せない曲なのだが、この中ではSuperflyが何故か不出場。これはちょっと解せない。付け加えるのであれば福山雅治も必須だが、こちらは順当に選出。

 旋風を巻き起こしたK-POP勢が全滅なら、水面下での交渉が噂されていた佐野元春やBUMP OF CHICKENも不出場。このためか、例年に比べると話題性に乏しい印象。

 それでも、嬉しいのはHYの初出場だが、歌うだろうと想定できる「366日」若しくは「時をこえ」はいずれも女性ボーカル曲。何故に白組での出場か。

 例年、いわゆる紅白効果でCDが売れまくることがあるのだが、今回は植村花菜がその最有力。今年の音楽界の中でも大きな話題となった「トイレの神様」だが、これまで、チャートアクションはイマイチ。紅白をキッカケに大ブレイクが期待できる。

 繰り返しになるが、どこか話題性に欠けるラインナップとなった今年の紅白。それでも日本を代表する音楽番組であることには変わりない。昨年の矢沢永吉の例もあるし、特別枠で桑田佳祐を紅白で復活させるぐらいのサプライズをやってくれないものか。

・第61回NHK紅白歌合戦出場歌手
 赤組 : aiko(9)、アンジェラ・アキ(5)、いきものがかり(3)、石川さゆり(33)、植村花菜(初)、AKB48(3)、川中美幸(23)、クミコ(初)、倖田來未(6)、伍代夏子(17)、小林幸子(32)、坂本冬美(22)、天童よしみ(15)、DREAMS COME TRUE(14)、中村美律子(15)、西野カナ(初)、浜崎あゆみ(12)、Perfume(3)、平原綾香(7)、水樹奈々(2)、水森かおり(8)、和田アキ子(34)

 白組 : 嵐(2)、五木ひろし(40)、HY(初)、EXILE(6)、NYC(2)、加山雄三(17)、北島三郎(47)、郷ひろみ(23)、コブクロ(6)、SMAP(18)、TOKIO(17)、徳永英明(5)、AAA(初)、氷川きよし(11)、FUNKY MONKEY BABYS(2)、福山雅治(3)、flumpool(2)、細川たかし(34)、ポルノグラフィティ(9)、森進一(43)、遊助(2)、L'Arc~en~Ciel(4)

2010年11月25日木曜日

金沢出張

 今日(24日)は金沢へ出張だった。10時現地必着の日帰り弾丸出張。これに間に合うためには、朝6時大阪発の特急に乗らないといけなくて、自宅は5時前に出発する必要がある。さすがにキツイので、宿泊費自腹で前泊することにした。

 どうせなら早めに金沢に到着して、軽く観光しようかと思ったが、うだうだしているうちにいい時間になってしまい、結局大阪発の特急サンダーバードに乗車したのは16時過ぎ。道中、日が沈んだのだが、線路沿いはビックリするほど真っ暗。自分が深夜の寝台特急に乗っているんじゃないかと錯覚するほど。途中の停車駅に着いても、そんな感じで、地元春日井駅よりも寂れたような駅に停まるものだから、ちょっとゲンナリ。

 移動中、ヒマなのが容易に想定できたので、駅で雑誌を物色。コレといって読みたいものがなかったので、無難に日経トレンディを購入。今年のヒット商品が紹介されていたのだが、その中で「ハリナックス」という針なしホッチキスが目に付いた。面白いものがあるものだ。購入してみようかな。

 金沢到着。いつも通りビジネスホテルに泊まってもよかったのだが、少しでもテンション上げようと贅沢に金沢都ホテルを選択。前日にネットで予約したのだが、どうやら日付を間違えて投入していたらしい。しかし、そこはさすが一流ホテル。嫌な顔一つせず、柔軟に対応頂き、事なきを得た。素晴らしいお客様サービス。金沢は良い街である。

 晩飯は、知り合いに、幾つか美味しいお店をご紹介頂いていたのだが、思いの外、到着が遅れたため、ホテルの近くのお店で済ませた。「あかめ寿し」という昔ながらの職人がやっている感じの寿司屋に入ったのだが、リーズナブルな料金で、味もなかなかのものだった。

 出張はそつなくこなして終了。もちろんバリバリの仕事で来ているのだが、非日常的な空間だからなのか、伸び伸びと仕事できるから不思議である。と同時に明日から、再び現実が待っているかと思うと、テンション下がる。

 ちなみに、今日の昼飯は兼六園近くの定食屋で頂いた。お店の名前を控えてくるのを忘れたが、700円で豪華なカキフライ定食を食べされてくれて、かなり満足した。

2010年11月24日水曜日

まさかのBSデジタル

 「うちはBSデジタル対応してました。」

 こんなメールが友人から届く。この友人は、同じ会社の入社当時からの友人。今は同じ関西に住んでいて、同じ社宅センターが管轄している建物に住んでいる。管轄が同じなら、設備もそんなに違わないはずなので、もしかして僕が住んでいるところもBSデジタルに対応しているのか?

 試しに同軸ケーブルを接続してみたところ、あっさりとBSが映る。マジかよ。

 三重時代、BSデジタルは視聴できなかったため、大阪の建物もBSデジタル非対応だと思い込んでしまってたのが敗因。これでめでたくBSデジタルデビューできたのだが、できれば野球シーズン中にこの事実に気付きたかったな。

2010年11月23日火曜日

CDレビュー 倉木麻衣「FUTURE KISS」

 順調なペースでリリースを続ける倉木麻衣のニューアルバムがリリースされた。前作のベスト盤で活動に一区切りを付け、新たな一歩を踏み出した作品だ。

 今回の作品はとても分かりやすい。ジャパニーズR&Bの王道サウンドのM1「FUTURE KISS」や、ラテンフレーバー満載のM3「Revive」など、アルバム前半にアップテンポの曲を集中。一方、M9「Beautiful」以降は、一転してゆったりとしたバラードが続くのは、まるでライブでの曲構成を意識したかのようである。

 もちろん、どちらも聴き応え充分。デビューして10年以上が経つが、全く色あせない彼女の輝き。それを強く感じることができる。

2010年11月22日月曜日

靴磨き

 社会人になって10年以上経つけど、これまであまり靴磨きをしていなかった。そもそも靴をまじまじを見ることはないので、汚れに気付かないからだ。

 ところが今回大阪に来て、週に一度の靴磨きが日課になった。満員電車ということもあり、靴を踏まれることも多く、靴が汚れがちになることも一つの要因だが、それは今に始まったことではない。

 理由は、毎朝の出勤中だが、とにかくひどく気が落ちているため、視線もかなり下向きになりがちなのだが、そのため視界に常に靴が存在する。そうなると靴の汚れも自然と目に飛び込んでくるのだ。

 今回の転勤のおかげで、身だしなみのレベルが一つ上がった。良いことである。

2010年11月21日日曜日

DVDレビュー Mr.Children「Split the Difference」

 かつてないドキュメンタリー。まるで、スタッフの一員としてその場に立ち会っているような錯覚を覚える。

 そんな触れ込みで発表されたこの作品。確かにライブドキュメンタリーとして秀逸な作品だとは思うが、その場に立ち会っている錯覚を覚えるほど臨場感があるかと言われると、それほどでもない気がする。それでも、ライブDVD+ドキュメンタリー作品としてかなりのクオリティを持っていることは確か。代表的なシングルはほとんど収録されていなくて、少々マイナーなシングルと、あとはアルバムの曲とカップリングの曲がほとんど。そのため凄みはないが、それでもこのクオリティを保てるのはMr.Childrenならでは。

 BOLERO収録の「タイムマシーンに乗って」は懐かしさの中にも新しさを感じるし、IT'S A WONDERFUL WORLD収録の「ファスナー」は、名曲中の名曲。最近の曲でもGIFTのC/W「横断歩道を渡る人たち」と、隠れたお気に入り曲を次々と発見できるのが嬉しい。

 また、本作では、エルトン・ジョンの「Your Song」をカバーしているのだが、これはちょっと桜井和寿の声にフィットしていない感じ。彼の声は、Mr.Childrenの曲にあってこそ輝くのか。でもap bank fesでは、様々なミュージシャンをカバーしていると聞くし、たまたまこの曲にはあってなかったのかな。


Mr.Children/Split The Difference [DVD]Mr.Children/Split The Difference [DVD]
価格:¥ 5,800(税込)
発売日:2010-11-10

2010年11月20日土曜日

レコード大賞展望2010

 例年より少し早めの各章発表となった今年のレコード大賞。優秀作品賞は次の10曲。

・I Wish For You (EXILE)
・逢いたい理由 (AAA)
・ありがとう (いきものがかり)
・Tell Me Goodbye (BIGBANG)
・トイレの神様 (植村花菜)
・虹色のバイヨン (氷川きよし)
・New World (w-inds.)
・Beginner (AKB48)
・松島紀行 (水森かおり)
・Ready to be a lady (GIRL NEXT DOOR)

 今年のミュージックシーンは、嵐とAKB48と西野カナが席巻したと個人的には思っている。そういう意味では、この中からレコード大賞に選ばれるとしたらAKB48しかない。しかし、AKB48が紛いなりにも日本を代表する音楽界の栄冠である「日本レコード大賞」を受賞することは、何とも言葉に表現しにくい抵抗感があることは、否めない。

 広く大衆に親しまれたという意味では、いきものがかりの「ありがとう」も捨てがたい。しかし、いきものがかりは最優秀アルバム賞の受賞が決まっている。ダブル受賞は考えにくい。

 EXILEも例年と同様の活躍を見せたが、過去2年連続で受賞していて、浜崎あゆみに続く、史上2組目のV3を達成するほど、音楽界で絶対的な存在とは言えないだろう。

 そうなると、消去法で氷川きよしが受賞か。これまでの演歌界の牽引振りからすると、2006年以来、2度目の受賞はおかしいことではない。

 新人賞は、ICONIQ菊地まどか少女時代スマイレージが受賞。今年のニューフェイスと言えば、moumoonぐらいしか思い浮かばないが、彼女らは意外とキャリアを重ねてて、2007年メジャーデビュー。最優秀新人賞は少女時代以外には考えられないだろう。

 「輝く!日本レコード大賞

2010年11月19日金曜日

Midnight Drive

 昨晩は深夜0時から2時半ぐらいまでかけて、実家まで帰省のドライブ。こんな深夜にドライブするのは久しぶりかも。もしかして”あの夜”以来か?かつては深夜にドライブする機会も少なくなかったので、ライフスタイルが変化していっているのか。

 久しぶりの深夜ドライブは、大好きなMr.Childrenの音楽を大音量で流しながらの快適ドライブ。これで気が晴れることはないけど、たまにはこんな夜もいいものだ。

2010年11月18日木曜日

支払い備忘録

 ・マクドナルドでは、Edyでの支払いが可能
 ・ENEOSではTポイントが貯まる

 この二つ、知ってはいるのだが、買い物時にはいつも忘れてて、支払い後に思い出す。どっちも、さほど頻繁に利用するお店ではないことも、毎回忘れている理由だろう。

 ということで、ブログに書き残してみた。次回利用する時には、忘れていませんように。

2010年11月17日水曜日

捨てるべきか取っておくべきか

 気付くと、部屋には最近使っていないものが散乱している。これらは捨てるべきか取っておくべきか。

 扇風機。夏の暑さをしのぐのに必要だと思って買ったのだが、基本的にエアコンでしのいでいるため、ここ数年、一度も使っていない。

 電気ストーブ。同様に冬の寒さをしのぐのに必要だと思って買ったのだが、同じくエアコンでしのいでいるため、これもここ数年、一度も使っていない。

 タコ焼き機。これは前回の大阪在住時に、大阪に居るからには持っておいたほうがいいだろうと思って、選べるギフトを頂いた際に選んだのだが、一度も使っていない。

 バーベキューコンロ。当時は人並みほどではないが、それなりにバーベキューに誘われることもあったので、選べるギフトを頂いた際に選んだのだが、以降、バーベキューの機会は全くなく、一度も使っていない。

 ズボンプレッサー。当時は、お客様対応する仕事だったので、最低限のみだしなみということで購入し、しっかりとズボンプレスしていたのだが、最近は社外の人と会うことはほぼ皆無の部署なので、そんな気を遣う必要もなく、全く使ってない。

 CTデッキ&ラジオチューナー。これは、今回の引越し時に接続がめんどくさかったことと、三重の3年間で一度も使ってなかったことを考慮して、売っ払った。ただ、ラジオは大阪にいる分にはradiko.jpがあるので、特に問題ないが、カーステレオも含めて、手元にCTを再生できる機器が全くなくなってしまったので、本当に売ってしまって大丈夫だったのかと、今更ながら思い返している。

 転勤族なので、引越しの際の手間を少しでも削減するためにも、必要ないものは少しでも捨てておいたほうがいいと思うのだが、今回紹介した諸々の品々は、どうしようかな。

2010年11月16日火曜日

ドラフト交渉権獲得率ランキング

 今年のドラフト会議では目玉だった斎藤は日ハムが、大石は西武が交渉権を獲得した。日ハムは近年は中田を、西武は昨年雄星をと、大物ルーキーを引き当てており、くじ運の良さを感じさせる。

 しかし、歴史を紐解くと、実は西武は雄星以前は連敗続きで、抽選による交渉権の獲得は松坂以来。更に、その前は1986まで遡らないと当たりクジを引いた実績は無い。日ハムも近年こそ確率は高いが、1989年に野茂で外して以降8回連続で外している。では、最もくじ運のいい球団はどこなのか。

 ドラフト会議は1965年のオフにスタート。以降、何度も制度に変更が重ねられているので、必ずしも毎年抽選があったわけではないが、それでも、46年の歴史の間に、2位以下の指名や、外れ1位等の抽選も含めると、168人の選手が抽選により交渉球団が決まっている。この中にはもちろん入団拒否の選手も居るが、この168人の選手に対して、延べ452の指名があったので、交渉権獲得率の平均は.372ということになる。

 それでは、現存する12球団に近鉄を加えた13球団での、通算交渉権獲得率のランキングを発表する。順に、指名回数、交渉権獲得回数、獲得率。

1位 楽天 9-5 .556
2位 ロッテ 33-16 .485
3位 西武 31-14 .452
4位 ヤクルト 49-21 .429
5位 巨人 31-13 .419
6位 横浜 35-13 .371
7位 広島 39-14 .359
8位 近鉄 35-12 .343
9位 ソフトバンク 41-14 .341
9位 日本ハム 41-14 .341
11位 阪神 36-11 .306
12位 中日 33-10 .303
13位 オリックス 39-11 .282

 サンプル数が少ないとは言え、何と楽天がクジ運No.1。チーム創設直後から片山、田中といった、現在の主力選手を抽選で獲得している。

 90年代、くじ運が良いという定評があったヤクルトは4位。最近では由規の獲得が記憶に新しい。抽選に挑んだ回数も圧倒的に多く、それで高い獲得率を残しているのだから、本当にくじ運の強い球団だ。

 セ・リーグの伝統球団である阪神と中日は11位、12位と下位に低迷。特に阪神はここ20年で当たりくじは1回のみ。しかもそれは外れ1位なので、1位指名に限ると、1984年の嶋田章弘以降、当たりクジ無し。このチームは競合覚悟での指名は避けた方が良さそうだ。

 今年ロッテを率いて日本一になった西村監督も抽選により球団が決まった選手の一人。ヤクルトと当時の南海が競合したのだが、他のチームが交渉権獲得していたら、どうなっていたのだろうかと想像すると面白い。

 ちなみに、46年のドラフトの歴史で、外れ外れ1位が抽選になったのは今年が初めて。一時期、外れ1位をウェーバーで指名していた時期もあったが、それを差し引いても、外れ外れ1位のクジを外したオリックスは、災難としか言いようがないが、そんな事態を暗示しているかのように、ランキングでも最下位。このチームは本当に運が無い。

2010年11月15日月曜日

八尾市内運転事情

 狭くて見通しが悪い信号の無い交差点。容赦なく飛び出してくる自転車。八尾市内は、このようなヒヤリハットポイントがとても多い。

 それもあってか、信号のある幹線道路はいつも大渋滞。先日は4km離れたお店に行くのに40分かかり、歩いて行った方が早いくらい。

 最近、車で出掛けるのが億劫になってきている。

2010年11月14日日曜日

CDレビュー いきものがかり「いきものばかり」

 いきものがかりがデビュー5年目にして初のベストアルバムをリリースした。デビュー以来、コンスタントなリリースを続けているだけあって、31曲もが収録された豪華2枚組。しかもメンバーズセレクションということで、シングル曲でありながら漏れている楽曲が多い一方で、カップリングの曲のように一般ファンには馴染みが薄い曲も多く収録されているのが特徴だ。

 とにかくまずは聴いてもらいたい。2枚連続で一気に聴いてもらいたい。いきものがかりの得意分野がいかに幅広いかがよく分かるだろう。

 M2-1「気まぐれロマンティック」、M2-2「ブルーバード」、M2-3「じょいふる」と連続で続くノリノリアゲアゲチューン。

 M1-9「タユムコトナキナガレノナカデ」、M1-13「月とあたしと冷蔵庫」、M1-15「コイスルオトメ」のようなじっくり聞かせるバラード。

 M1-3「青春ライン」、M1-10「今走り出せば」、M2-14「残り風」のような、疾走感溢れるドライブミュージック。

 M1-5「KIRA★KIRA★TRAIN」、M1-14「ホットミルク」、M2-8「Happy Smile Again」のような、とっても心地よいミディアムチューン。

 M2-11「くちづけ」のような歌謡ロック。

 これだけバラエティに富んでいながら、どれもがいきものがかりらしいと言えるところこそが、いきものがかりの最大の特長。とにかく聴き応えがある。

 冒頭に一般ファンには馴染みが薄い曲も収録されていると書いたが、初めて聴いた曲であっても、不思議と懐かしさを覚えてしまうのも、このアルバムの凄さ。これは他のミュージシャンでは味わえない感覚だと思う。

 もちろん、衝撃のデビュー曲「SAKURA」、再ブレイクのきっかけとなった「茜色の約束」、ヒットチャート上位常連ミュージシャンに成長させた「帰りたくなったよ」、国民的バンドとなった「YELL」、更なる大ブレイクを果たした「ありがとう」といった、代表曲もしっかりと収録。

 代表曲から隠れた名曲まで、いきものがかりの魅力を余すところなく、全て出し尽くしている今回のベストアルバム。新たな国民的バンドの誕生を印象付けるこのアルバムは、必ず手にしておきたい一枚だ。

2010年11月13日土曜日

バランス

 思えば、三重での3年間。色々あったが、まとめて言うと、楽しい3年間だった。

 仕事もやりがいのあるものだったし、上司・同僚にも恵まれていた。心底、そう思う。それは三重時代にも実感していたし、その環境に甘えていたことも事実。

 そして、今。その反動が。

 仕方ないね。人生、そんな甘いもんじゃない。楽しい時期なんて、そうそう続くものではない。当たり前だ。人生とは辛く厳しいものだから。三重時代が特別すぎた。

 以前にも、似たようなことを書いたことがあるような気がするが、今回も思う。仕事で楽しい思いをしたくない。基本的には仕事は辛く厳しいものだから、少しでも楽しい思いをしてしまうと、その反動を受け止めることが難しすぎる。

2010年11月11日木曜日

飲む量のコントロール

 今日は会社の担当内飲み会。同僚・後輩のみの参加で、上司は不参加の飲み会なので、一見楽しそうな飲み会に聞こえるが、この担当はそうでもない。何しろ、後輩達には強烈なキャラの持ち主がそろっているからだ。

 約2時間、後輩社員達のガス抜きモード全開。それを受け止めてあげないといけないし、こっちにだって言い分はあるが、そんなこと言い出したら、この場は収まらんし。

 中間管理職ってこんな感じなんでしょうね。

 ということで、強烈キャラ達の猛烈ガス抜きが一通り終わったところで、会は終了。そっちは満足したかも知れんが、こっちは楽しくも何ともなかったし、そもそもガス抜きしたいのは、こっちの方だっつーの。

 そんなこんなだが、今日の会は最初からつまんない飲み会になることが分かっていたし、周の途中ということもあるので、飲むペースをセーブすることに挑戦。比較的、飲みだすと止まらない性格なので、フラフラになりながら帰宅することも少なくないのだが、今日は最初からペースを押さえ、2時間を生中3杯で終了。おかげであまり酔っ払った感覚がないまま、普通に帰宅できた。もっとも、あのメンバーであの雰囲気の飲み会では、酔っ払いようもないけど。

 それにしても、あれだ。今の職場のメンバーに対しては、どうにも心を開くことはできないな。こんな気持ちになるのは、前回の大阪勤務時以来だ。

2010年11月10日水曜日

CDレビュー チャットモンチー「Awa Come」

 チャットモンチーの新作は、全曲地元徳島でレコーディングしたミニアルバム。地元でじっくり制作したアルバムということもあって、リラックスした自由な発想で作られているという印象が強い。

 彼女らの一番の特徴は、重厚なロックサウンドと独特のボーカルを合わせた、どこかアンマッチで、でもしっくりくる絶妙なロックサウンド。これまでも特にアルバムではこのようなサウンドを届けてくれていた。

 でも、それよりも期待したいのは、音楽のセオリーに敢えて従わない自由な発想の楽曲。その自由さが今回の地元制作でより一層増したようで、その真骨頂がM1「ここだけの話」。こんな楽しい楽曲を届けてくれるのだから、チャットモンチーファンはやめられない。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/chatmonchy/discography/KSCL-1700
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)


2010年11月9日火曜日

セ・リーグ復興策

 はじまりは交流戦だった。上位6位までがパ・リーグ球団で、7位から12位がセ・リーグ球団だった。

 オールスターではセ・リーグが1勝1分と持ち直したが、日本シリーズではセ・リーグ優勝チームは、パ・リーグの3位の球団にも敵わなかった。この結果は重い。

 別にたった1年の結果だけでとやかく言うつもりもないが、交流戦でセ・リーグが負け越すのは毎年の恒例行事。どうやら、セパの力の差は、想像以上に開いていると言わざるを得ないだろう。

 何故か。

 理由の一つとして、リーグ内の戦力差を提言したい。

 パ・リーグは、2007年のクライマックスシリーズ以降だけで見ても、実に6球団全てがCS進出経験があり、戦力が拮抗している。ゆえにペナントレース中も緊張感の高い試合を行っており、勝負勘が研ぎ澄まされてきているように感じる。

 一方でセ・リーグは、CS進出するのは、1年を除いて、GDTの3チーム。唯一これが崩れた2009年もTとSが入れ替わっただけで、ほぼ3強3弱が続いている。もちろん各チームとも優勝を目指して全力を尽くしているのは言うまでもないが、それでも3強は多少の力を抜いてもCS進出は安泰であり、パ・リーグほどの緊迫感は無いだろう。ゆえにここぞの場面での集中力に欠けているのではないか。

 セ・リーグのためにも、ヤクルト、広島、横浜には奮起を促したい。

 ヤクルトは、由規、村中が育ってきていて、油断できないチームになってきている。広島だって黒田復帰が噂されているので、マエケンとの2枚看板は強力だ。

 あとは横浜。身売り話が頓挫して、どう考えても来シーズンは低迷するとしか思えない。身売りが成功して、本拠地移転するぐらいの荒療治をしていれば、何かが変わったのかも知れないが。

 横浜が立ち直らない限り、セ・リーグの復活は無いのかも知れない。

2010年11月8日月曜日

ストッパーの引き際

 今年も絶対的ストッパーとして42Sをあげ、最優秀救援投手に輝いた岩瀬投手。しかし今シーズンの終盤は不安定なピッチングを見せることもあり、9回1イニングを任されるのではなく、途中まで浅尾がしめて、9回途中からの登板というケースも多くなってきた。

 極めつけが日本シリーズ第4戦。延長11回に勝ち越したドラゴンズは当然岩瀬を出してくるだろうと思ったのだが、高橋聡が続投。そのまま高橋聡でいくのかと思ったら、ツーアウトを取ったところで岩瀬にスイッチした。何とも不可解な継投。岩瀬への信頼が揺らいでいるのか。それでもプライドがあるので、最後は岩瀬に任せざるを得ないのか。この状態が続くと、岩瀬の存在が悪い意味で重くなってきて、チームワークに悪影響が出かねない。

 考えてみれば、絶対的なストッパーって衰えてきた時の処遇が難しい。近年の完全分業制が確立された1990年以降の最優秀救援投手をリストアップしてみて、どのようにしてストッパーの座から退いた検証してみたい。

 ()内はタイトル獲得年度。

・与田(1990)
 1991年に故障により森田に譲るも、翌年ストッパーに復帰。しかし、1993年以降は故障に悩まされる。

・鹿取(1990)
 1994年より潮崎、杉山、新谷などの台頭により、中継ぎに回る。

・大野(1991)
 1995年に先発再転向。

・武田(1991)
 1992年に先発転向。

・佐々木(1992,1995~1998)
 2000年より、FAでメジャー移籍。

・赤堀(1992~1994,1996~1997)
 1998年に、故障により大塚に譲る。以降、先発転向するも故障に悩まされる。

・石毛(1993)
 1996年に、不振によりマリオに譲る。以降、復調することなく、1996年オフに近鉄へ移籍。

・高津(1994,1999,2001,2003)
 2004年より、FAでメジャー移籍。

・平井(1995)
 1996年に、故障により鈴木平に譲る。以降先発転向したのち、2002年オフに中日へトレード移籍。現在は中継ぎとして活躍。

・成本(1996)
 1997年に、故障により河本に譲る。以降、目立った活躍をすることなく、2000年オフに阪神へ移籍。

・大塚(1998)
 1999年に故障によりバルデスに譲るも、翌年復帰し、以降ストッパーとして活躍。2004年より、ポスティングでメジャー移籍。

・ウォーレン(1999)
 2000年オフに、成績不振により退団。

・ギャラード(2000,2002)
 2003年シーズン途中に、ケガから復帰する際の起用法で首脳陣と折り合いがつかず、横浜へ移籍。翌年、故障によりメジャーから復帰した佐々木に譲る。

・ペドラザ(2000~2001)
 2002年オフに不振により退団。翌年は巨人でプレーするも故障のためストッパーの座には就けず。

・豊田(2002~2003)
 2006年に巨人へFA移籍。巨人では不振に陥り、高橋尚に譲る。以降、中継ぎとして活躍。

・五十嵐亮(2004)
 2005年に、不振により石井弘に譲る。以降、復調し中継ぎとして活躍。2010年よりFAでメジャー移籍。

・三瀬(2004)
 2005年途中に、不振により馬原に譲る。以降、復調し中継ぎとして活躍し、2010年シーズン途中に中日へトレード移籍。

・横山(2004)
 2006年に、不振によりMICHEALに譲る。同年オフに横浜へ移籍し、中継ぎとして活躍。

・岩瀬(2005~2006,2009~2010)
 現在もチームのストッパーとして活躍中。

・小林雅(2005)
 2008年よりFAでメジャー移籍。

・MICHEAL(2006)
 2009年に巨人へのトレードでチームを離れる。巨人ではクルーンが居たため、ストッパーの座には就けず。

・藤川(2007)
 現在もチームのストッパーとして活躍中。

・馬原(2007)
 現在もチームのストッパーとして活躍中。

・クルーン(2008)
 現在もチームのストッパーとして活躍中。

・加藤大(2008)
 2010年に、不振により岸田に譲る。

・武田久(2009)
 現在もチームのストッパーとして活躍中。

・シコースキー(2010)
 現在もチームのストッパーとして活躍中。

 こうしてリストアップしてみると、一部のメジャー移籍組以外は、ほとんどが不振か故障によりストッパーの座を奪われ、そのまま目立った活躍をすることもないまま、現役を退いている。一方で少数ではあるが、ストッパーの座を退いた後も、先発や中継ぎで活躍している選手もいる。岩瀬はどのようにしてストッパーの座からの幕引きをするのだろうか。もちろん、来年以降も絶大なる信頼のもと、守護神ぶりを発揮してもらうのが、一番いいことなのは言うまでも無い。

2010年11月7日日曜日

CDレビュー スキマスイッチ「グレイテスト・ヒッツ」

 先日のAUGUSTA CAMPに刺激を受けて、今更ながら2007年発売の彼らのベストアルバムを聴いてみた。

 このアルバムを、今まで手に入れていなかったことに、ひたすら後悔。それ以外に言葉が思い浮かばない。

 「奏」で彼らの存在を知り、「全力少年」で気になる存在になり、「ガラナ」で大ファンとなったスキマスイッチ。その歴史が余すことなく刻まれているという意味でも、このベストアルバムは嬉しい。

 今更ながら、また一枚、ドライブに欠かすことのできない名盤が加わった。

2010年11月6日土曜日

低反発

 ここ数年来のことだと思うが、低反発素材が当たりに当たっている。とにかく猫も杓子も低反発。確かに気持ちいい。

 実際、パソコン机用の椅子の座布団、枕、そして座椅子と、僕の部屋にも低反発素材のものがたくさんある。ちなみに、これすべて、大阪に引っ越してから、ここ4ヶ月以内に購入したものばかり。

 これからも利用用途はどんどん拡大されていきそうだ。

2010年11月5日金曜日

階段上って右へ

 仕事終わり間際に厄介な難題が降りかかってきて、帰宅途中、気が滅入っていた。それを差し引いてもだ。

 確かに、見た目も完全な東洋人だったし、カタコトの日本語交じりではあった。それを差し引いてもだ。

 難題に対して、週明けにどのように対処すべきか考えながら歩いていて、不意を突かれたというのもあった。それを差し引いてもだ。

 ということで、本日帰宅途中、外国人観光客にカタコトの日本語交じりの英語で、道を訊ねられた。とっさに僕が口にした言葉がタイトルの「階段上って右へ」。

 そこは英語で返さんといかんでしょ。いかにいろんな諸条件があり、不意を突かれたといっても、この瞬発力のなさはヒドイ。

 確かに、最近は映画を見てないし、定期的にNHKで放送されていたフルハウスも今はやってないので、ナマの英語に触れる機会が極端に減ってきている。これも英語力が衰えてきている一因か。

 少しは英語に触れることをした方が良さそうだ。

2010年11月4日木曜日

堂上直

 堂上直は、決して不動のレギュラーではない。しかし、今シーズンは井端が戦線離脱してから、その穴を埋めたし、チームの優勝に貢献した選手であることには間違いない。紛れもなく優勝戦士だ。

 しかしながら、日本シリーズに井端がギリギリ間に合うと、スタメンの座はあっさりと奪われ、堂上直はベンチを温めることになってしまった。

 井端が絶好調で復帰してきたのなら仕方ないことと割り切れるかもしれないが、第4戦を終え、井端はノーヒット。いわゆる逆シリーズ男になってしまっている。にも関わらず使ってもらえない堂上直。心境はいかばかりか。

 似たような選手としてロッテにも的場が居るが、このチームは元々3位のチームで、日本シリーズ出場はおまけみたいなものだから、同等の悔しさとして扱うべきではないだろう。

2010年11月3日水曜日

bjリーグ観戦記 ~スポーツ生観戦は楽しい!~

 2010.10.30 大阪エヴェッサ×島根スサノオマジック@なみはやドーム
大阪 21 19 23 29│92
島根 26 19 18 20│83

 いつまでも大阪勤務を憂いていても仕方ない。せっかく大阪に住んでいるのだから、大阪のエンターテイメントを味わいまくろうと思い、かねてから興味があったバスケットボールのプロリーグ「bjリーグ」(後日追記:2016年にBリーグに統合されたためサイト閉鎖)の試合に行ってきた。

 会場のキャパはそんなに多くなく、コートに驚くほど近い。

 バスケットボールの試合を観に行くのは、約20年ぶり。当時は、まともにスポーツ観戦できるのは、バスケットボールしかないような街に住んでいたため、観客動員力はハンパではなく、かなり大きなアリーナへ観戦に行っていたように記憶している。20年も前の記憶だから、怪しいものだけど。それを差し引いても、こんなに至近距離で観戦できるとは思っていなかったので、テンションも上がる。

 黒のユニフォームが大阪エヴェッサ。半分ぐらいは外国人選手で、漏れなくデカい。

 試合は、ジャンプボール直後から大阪が連続して得点を決める。全体的に大阪の選手の方が体格がいいので、力で得点をもぎ取っていく印象。

 ところが徐々に島根が差を詰める。大阪の力任せの荒っぽい攻撃のスキを突き、島根は確実にポイントを重ねる。要所でのスリーポイントシュートも効果的で第1ピリオドの途中で逆転。そのまま第1ピリオドを終える。

 第2ピリオドになっても島根の確実な攻撃は精度を失わず、一時は44-31と13点差まで広げる。これはバスケットボールとしては、けっこうな大差のはず。

 しかし、第3ピリオドに入ると、大阪が押し戻し始める。やはり体格に勝る大阪。島根のシュートの精度が落ちてくると、一気にパワー全開で攻撃し、少しずつ点差を詰める。

 第4ピリオドは完全に大阪ペース。島根もファウル覚悟で必至のディフェンスをするも、ついには逆転を許し、試合終了。思いがけない大逆転劇に、会場の盛り上がりは凄かった。

 これは応援グッズのハリセン。応援に力が入って、第3ピリオドの途中に購入したもの。

 ということで、初のbjリーグ観戦は、大満足のまま終了。ただ、事前にちゃんとルールをおさらいしてくればもっと楽しめたかも。20年前はファウルの種類とか、それに伴なってフリースローがどのように与えられるのかとか、それなりに知っていたはずだが、20年という月日はあまりにも長く、もうすっかり忘れていた。それだけは失敗。

 試合時間は、ハーフタイムとか含めても約2時間。適度な時間で、存分に楽しめるバスケットボールbjリーグ。これからも定期的に観に行きたいと思う。

2010年11月2日火曜日

栗城史多

 今年の正月明けぐらいだったと思う。何気なくテレビを観ていたら、もの凄い映像が飛び込んできた。一人の青年が、世界最高峰のエベレストに、自らをビデオカメラで撮影しながら登っているのである。その青年こそ栗城史多。この瞬間から、この青年に興味を持った。

 彼の特長は、単独無酸素、自ら撮影しながらの登山、そしてインターネットライブ中継。インターネットライブ中継以外は、これまでに世界7大陸最高峰のうち、エベレスト以外で全て成功させてきている。

 自らを撮影しながら山に挑む彼。それをインターネットでライブ中継するのだから、臨場感はハンパではないし、大自然の偉大さがリアルに伝わってくる。更に、酸素の薄い状態を富士登山で経験していることもあって、映像で映し出されている栗城氏の苦しみが、少なからず共感できる。これも、彼の映像に強烈な興味を持つ理由だろう。(もちろん、富士山と、彼が挑んでいる山とではレベルが違いすぎるけど。)

 そこに山があるから登る。別に僕は登山家でもないし、数年に一度の富士登山以外はまともに山登りなんてしたこともないが、それでもこの台詞が言わんとすることは分かるような気がする。それは心の奥底のどこかに山へのそして大自然のあこがれを持っているからだろう。

 少しは興味がある世界。でも、自分では絶対に行くことのできない世界。そんな世界をありのまま映像として見せてくれるので、どんどんどんどん惹きこまれていく。

 また、聞くところによると、栗城氏の挑戦に元気付けられ、人生において挑戦する勇気をもらっているファンも多いという。

 山に挑む姿をさらけ出すことにより、たくさんの人に勇気と感動を与え、そして来年春には、エベレストへ三度目の挑戦を目指す栗城史多。いつまでも応援し続けていきたい。

 「栗城史多オフィシャルサイト


NO LIMIT ノーリミット 自分を超える方法NO LIMIT ノーリミット 自分を超える方法
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2010-10-27

2010年11月1日月曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「ぬくもり」

 HOME MADE 家族のニューシングルは、彼らお得意のハートウォーミングミディアムバラード。秋が深まるこの時期に、彼らのミディアムバラードは見事なまでにマッチする。ライブでも、かなり心地よい空間を演出してくれそうなナンバーだ。

 c/wの「未来オーライ」は、4年目に突入した地デジソング。去年の地デジソングからは一変し、一昨年までのアッパーチューン路線に戻った。「RISE & SHINE」「フロンティア」に続き、ライブの定番曲になりそうな、自然と体が動かしたくなるような爽快な仕上がりだ。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HomeMadeKazoku/discography/KSCL-1675
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)