2010年11月2日火曜日

栗城史多

 今年の正月明けぐらいだったと思う。何気なくテレビを観ていたら、もの凄い映像が飛び込んできた。一人の青年が、世界最高峰のエベレストに、自らをビデオカメラで撮影しながら登っているのである。その青年こそ栗城史多。この瞬間から、この青年に興味を持った。

 彼の特長は、単独無酸素、自ら撮影しながらの登山、そしてインターネットライブ中継。インターネットライブ中継以外は、これまでに世界7大陸最高峰のうち、エベレスト以外で全て成功させてきている。

 自らを撮影しながら山に挑む彼。それをインターネットでライブ中継するのだから、臨場感はハンパではないし、大自然の偉大さがリアルに伝わってくる。更に、酸素の薄い状態を富士登山で経験していることもあって、映像で映し出されている栗城氏の苦しみが、少なからず共感できる。これも、彼の映像に強烈な興味を持つ理由だろう。(もちろん、富士山と、彼が挑んでいる山とではレベルが違いすぎるけど。)

 そこに山があるから登る。別に僕は登山家でもないし、数年に一度の富士登山以外はまともに山登りなんてしたこともないが、それでもこの台詞が言わんとすることは分かるような気がする。それは心の奥底のどこかに山へのそして大自然のあこがれを持っているからだろう。

 少しは興味がある世界。でも、自分では絶対に行くことのできない世界。そんな世界をありのまま映像として見せてくれるので、どんどんどんどん惹きこまれていく。

 また、聞くところによると、栗城氏の挑戦に元気付けられ、人生において挑戦する勇気をもらっているファンも多いという。

 山に挑む姿をさらけ出すことにより、たくさんの人に勇気と感動を与え、そして来年春には、エベレストへ三度目の挑戦を目指す栗城史多。いつまでも応援し続けていきたい。

 「栗城史多オフィシャルサイト


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