月刊歌謡曲という雑誌があった。文字通り月刊誌で、J-POPのヒット曲の歌詞や楽譜までもを掲載している雑誌だ。
毎年年末には、その年のヒット曲のほとんどを掲載する特別号が出てて、過去20年ぐらいに渡り、購入していた。
ところが、折からの出版不況、音楽業界の市場規模縮小、そして、歌ネットやうたまっぷといった歌詞検索サイトの普及など、いろんな要因があったのか、今年から月刊歌謡曲は、Gekkayoとして生まれ変わり、隔月発行となってしまった。これに伴なってか、年末恒例の特別号も発行中止。残念である。
確かに、インターネットを使えば、歌詞はすぐに検索することができる。でも、紙媒体として一目で見ることができるのには意味があったと思うし、定期的に購読していたものが姿を消すことは、やはり寂しさを感じる。音楽好きとして、心にちょっとポッカリと穴が開いたように感じた、今回の出来事だった。
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