2011年9月20日火曜日

Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-@長居陸上競技場(2011.9.19)

 天気予報は雨。座席は”機材等により演出の一部が見えにくい場合がございます。”という注釈付のシート(その分ちょっと安い)。しかし、そのライブは間違いなく、僕がこれまで行ったことのあるライブの中でも、特に強い印象の残るものになった。

 まずは座席。確かに、ちょうどステージのど真ん中との間にでかい照明塔があったが、注釈が付くほど見にくくはない。強いて言えば、中央に設置されていた一番大きなスクリーンは見にくかったが、彼らほどのミュージシャンにはむしろスクリーンは不要。目はずっと桜井氏本人を追っていた。これぞホンモノのミュージシャン。

 ライブ前は、一応グッズを物色。お目当てのTシャツは開演1時間半前に売り切れ。そこまで固執するものでもなかったので、買えないならそれでまあいいかと思ったが、終演後、あまりの興奮に、後にネットで購入することになる。

 そして、いよいよ開演。とにかくセットリストが凄い。

M01.かぞえうた~Prelude
M02.HOWL
M03.未来
M04.I'm talking about Lovin'
M05.innocent world
M06.Replay
M07.君が好き
M08.Mirror
M09.蒼
M10.I
M11.CENTER OF UNIVERSE
M12.365日
M13.ハル
M14.ロックンロールは生きている
M15.ニシエヒガシエ
M16.Everything is made from a dream
M17.星と風とメビウスの輪
M18.HERO
M19.擬態
M20.エソラ

~アンコール~

EN1.fanfare
EN2.星になれたら
EN3.Tomorrow never knows
EN4.かぞえうた
EN5.終わりなき旅

 特にアンコールの5曲は凄すぎ。感動と興奮が最高潮で、記憶が半分無いが、でも、しっかりと記憶は残っているという、何だか不思議な感覚。

 「Replay」の途中から雨が降り出す。直後の「君が好き」では、そんな状況を替え歌で表現。その後も雨脚は強まるばかりで、そのせいなのか、この日はほとんどMC無し。でも、逆にそれが満足度を上げたようにも思える。これこそ音楽の力。

 彼らの凄いところは、とにかくこのバラエティに富んだセットリスト。新旧織り交ぜ、シングル/アルバムも満遍なく網羅。ポップな曲から、ロック、そしてバラードまでジャンルも幅広く、これぞ日本を代表するJ-POPバンドである。更には「I」のような重いナンバーを野外でやってのけれるのも彼らの魅力だろう。

 そして、彼らのライブはとにかく楽しい。聞き覚えのある曲ばかりということもあるが、歌詞をじっくり聴くも良し、音楽に身を預け体を動かすも良し。誰もが楽しめる多様性も、彼らの魅力の一つだろう。

 それにしても、まさか、2011年の大阪で、「Replay」を、「Tomorrow never knows」を、そしてそして「終わりなき旅」を聴けるとは、いや、聴くことになるとは、思ってもいなかった。

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