今年のアジアシリーズは、ソフトバンクが決勝で敗れ、三星ライオンズの優勝で幕を下ろした。
ソフトバンクは、先発4本柱である、和田・杉内・ホールトン・攝津が出場せず、後ろの柱であるファルケンボーグと馬原も出場しなかった。主力中の主力とも言える投手が6人も出ない状況で勝てるほどアジアシリーズは甘くない。そういうことだろう。
負けるにしても全力で戦って負けたのなら仕方ないし、ファンも納得できるというものだが、片手間で戦って負けてるようじゃ、救いようがない。そもそも、関係者が力を尽くして発足させたこの大会。アジア1というスケールの大きい称号を得られる大会だというのに、何故にここまで力を尽くそうとしないのか。いや、何かその気持ちも分からんでも無いけど、せっかくの大会なのだから、球界全体で盛り上げていこうという姿勢が無いことが残念でならない。
おそらく、もう少し何か仕掛けが必要なのだろう。せっかく優勝したのだから、選手のプライドをくすぐるような仕掛けを三星さんがやってくれないかな。NPBのチームが、来季は日本一だけでなく、アジア1を絶対に取り返すんだと思ってくれるような仕掛けを。
更に、それでアジアシリーズが盛り上がって、ゆくゆくはメジャーも巻き込んで、プロ野球チームの世界一を決める大会に発展していくことを望みたい。
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