一度は行ってみたいと思っていたYUIのライブ。念願叶ってようやく初参加である。
最新作「HOW CRAZY YOUR LOVE」を引っ提げてのツアー。アルバムの初回特典で今年の香港でのライブDVDが付いていたのだが、フォーマットはそれと同じ。ステージ全体が一つのコンセプトにまとめられていて、今回のツアーはツアータイトルでも分かるようにクルーズ。ライブ会場をあたかも船上ライブであるかのように全体を演出していて、新鮮だった。更に途中でアコースティックコーナーがあり、地元の有名人との絡みがあり、アンコールでは最後の曲のあとに、もう1曲弾き語りをやる。これがYUIのライブの標準フォーマットなのだろう。ちなみにこの日はFM802の平野聡さんと奈良の紹介で絡んだ。奈良公園の鹿と大仏は分かるけど、せんとくんも負けじと推されてたのは面白かった。やるな、せんとくん。
全体的には、ファン層が若く、また、観客がライブ慣れしていない印象。最近のライブにありがちな、手を左右・前後に振ったりタオルを回すお決まりの動きは無く、全編手拍子でのノリ。これが昔ながらのライブって感じで、むしろ居心地のいい空間でもあった。
ということでセットリスト。
M01.HELLO
M02.no Reason
M03.Nobody Knows
M04.It's My Life
M05.I'll be
M06.U-niform
M07.Separation
M08.Winter Hot Music
M09.CHE.R.RY
M10.Good night
M11.to Mother
M12.Lock On
M13.LIFE
M14.Rolling star
M15.No way
M16.es.car
M17.Green a.live
M18.Get Back Home
M19.Your Heaven
~アンコール~
EN1.Sea
EN2.Cooking
EN3.Laugh away
EN4.YOU
EN5.It's happy line
1曲目の「HELLO」は何となく予想通り。そしてM05では「I'll be」を披露。まさかやるとは思ってなかったので大興奮。
M08からはアコースティックコーナーということで、観客を座らせての落ち着いた時間帯。ここで「CHE.R.RY」が聴けるなんてかなりの贅沢。「to Mother」はシングルのピアノバージョンではなく、ギター演奏バージョンだったが、これもなかなかいい。
M12からは再び立たせてのダンスコーナー。「Lock On」の旗を使っての振り付けは、難しそうだったけどやってみたら意外と簡単。これからライブに行く人は、公式サイトに振り付け練習用の映像があるので、要チェック。
ここから一気にクライマックスへ。「No way」はライブ映えするロックナンバー。超短い曲だからこその盛り上がりがある。そして「es.car」へ。こちらも振り付けがお馴染みのナンバーだが、ステージで踊る人も居なければ映像も流れず、余程のコアなファンじゃない限り、振りを覚えていない。せめて映像ぐらいは流して欲しかったな。
「Green a.live」で本編を締めくくるのかと思っていたのだが、最後の曲は「Your Heaven」だった。港に帰港する映像が映し出され、ライブ全体を一つにコンセプトで包み込むのがYUI流ということだろう。
そしてアンコールへ。ここでまさかの「Laugh away」。しかし感動はまだまだ終わらない。最後の曲「YOU」が終わり、バンドメンバーは全員はけたあと、1人ステージに残り弾き語りで演奏を始める。何の曲をやるのかと思っていたら、「It's happy line」をやってくれた。サビの部分では力強いボーカル力に鳥肌が立ち、改めてYUIの魅力を実感させられた。
ということで、キッチリ2時間のライブ。あっという間のようであり、逆にたっぷり楽しめた感じもあり、そんな不思議な感覚に包まれた2時間でもあった。
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