2019年5月28日火曜日

ドラフト会議のウェーバー順が1年おきの交互制に

 ドラフト会議におけるウェーバー順のリーグ優先権について、今年より1年おきに交互で与えられることになると報じられた。ニュース記事はこちら。

 「ドラフト会議 今秋からウエーバー順「1年おきにセ・パ交互」に 交流戦結果影響せず」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 これはあまりに面白くない。プロ野球は興業なのだから、ドラフト会議と公式戦を関連付けて、もっと盛り上げるべきだと思う。

 ちなみに、これまでのリーグ優先権は、以下の通り定められていた。

・2004年まで 日本シリーズに負けたリーグに優先権。
・2005年から 高校生ドラフトが日本シリーズ開幕前に開催されるようになったため変更。オールスターに勝ち越したリーグに優先権。勝敗が同数の場合は得失点差が大きいリーグに優先権。日本シリーズ後に実施される大学社会人ドラフトは従来通り。
・2008年から 1回開催に統合され、開催時期は日本シリーズ開幕前となったため、前述のオールスター方式に一本化。
・2015年から 交流戦に勝ち越したリーグに優先権。勝敗が同数の場合は得失点差。

 戦力の均衡化がドラフトの本来の目的と考えると、弱いリーグに優先権を与えるべきだと思うけど、近年はどちらかというと強いリーグが有利なルール。なので改定すべきだとは思うけど、今回の変更はあまりにも味気ないものだと思う。

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