セ・リーグの予想に続いてはパ・リーグの順位予想。
1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:北海道日本ハムファイターズ
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:東北楽天ゴールデンイーグルス
5位:オリックスバファローズ
6位:千葉ロッテマリーンズ
優勝はホークス。余程のアナ狙いの予想屋さん以外は、ホークスを優勝予想するだろう。それぐらいガチガチの本命。日本人扱いとなったバレンティンを加えた打線は強力の一言。2000年代中頃の4番ばかりを集めて繋がりを失った巨人打線とは違って、牧原・今宮の二遊間をはじめとして打線に機動力もあり、スキが無い。千賀や高橋礼が出遅れているようだが、メジャーでの実績充分のムーアを加え、東浜・バンデンハーク・大竹とコマ不足の印象は全くない。
2位はファイターズ。前評判は高くないようだが、昨シーズンが戦力の底だと見ていて、上向く要素しかない。先発はマルティネスの復帰が最大の補強。ドラフト1位の河野も良さそうだ。そしてそれよりも期待できるのが、来日2年目で日本の野球に慣れた王柏融とビヤヌエバ。打棒爆発となりそうだし、メジャー挑戦を控えた西川が、自身の評価を上げるため、かなりの成績を残しそう。
3位はライオンズ。過去2年、弱点の投手陣を補って余りある打線がチームを優勝に導いたが、さすがに秋山のアナは大きすぎる。それでもリーグ屈指の打線だとは思うが、相変わらずリーグ最下位の防御率で改善の見られない投手陣を、補うほどの打力は期待できそうもない。金子が秋山のアナを埋めるべく1番センターを予定されているが、1番だと成績を残せず9番がハマるタイプの選手なので、シーズン序盤に代わりに1番を打てる選手が出てくると面白いかも。
4位はイーグルス。大型補強で注目のチームだが、不確定要素が多すぎる。鈴木大は新しいチームでもリーダーシップを発揮できるか分からないし、涌井は全盛期の力をどれほど取り戻せるか不明。松井の先発転向が成功するかどうか不透明なら、牧田が日本の野球の感覚を取り戻せるとは限らない。そもそも正捕手不在だし、楽な戦いにはならないだろう。ただ、2位から4位の3チームは、順位予想はしたものの横一線。この3チームによるAクラス争いはし烈を極めそう。
5位はバファローズ。名前と個人成績だけを見ると、最低でもAクラスに入りそうな戦力なのだが、何故か勝てないこのチーム。山岡・山本という球界を代表する2枚看板を擁し、吉田正と言う、これまた球界を代表するスラッガーが居る。これで勝てないのだから、個人成績だけでは読み取れない、組織的な弱点があるのではないかと思えてしまう。何かが根本的に変わらないと、チームの浮上は無いのでは。
6位はマリーンズ。打者では福田秀、投手では美馬を補強したものの、投手陣の層が薄すぎる。美馬に続く名前は、種市・二木・石川ぐらいだと思うが、とても貯金が作れる布陣とは思えない。平沢・藤原・安田と将来が楽しみな打者は多いが、なかなか育ってこないし、今年も一軍の戦力にはならなさそう。
0 件のコメント:
コメントを投稿