今年からMLBの順位予想もやってみようと思う。プロ野球順位予想と同様、本来の開幕日であった26日(日本時間27日)までには発表しておきたかったので、このタイミングで予想する。
○東地区
1位:ニューヨーク・ヤンキース
2位:トロント・ブルージェイズ
3位:タンパベイ・レイズ
4位:ボストン・レッドソックス
5位:ボルチモア・オリオールズ
野戦病院化しているが、それでも強いヤンキース。それを追う2チームという構図だと予想。
ヤンキースはセベリーノとパクストンが戦線離脱して、ローテーションを回すのが厳しい状況だが、それでもコールと田中が居るので大きな問題にはならない。ブルージェイズは、ビシェット・ビジオ・ゲレーロ・グリエルの上位打線がとっても魅力的。柳とロアークという先発の柱を獲得して、上位を狙える布陣となった。筒香を獲得したレイズだが、外野はレンフロー・キアマイア・メドウズで埋まっているし、ファーストには崔が居る。どのように起用するのだろうか。
レッドソックスはベッツを放出したのに加え、エースのセールがトミー・ジョン手術で今季絶望ということもあり、かなり苦しい戦いを強いられそう。オリオールズは、何かしらの希望を見付ける1年にしたいところ。
○中地区
1位:シカゴ・ホワイトソックス
2位:ミネソタ・ツインズ
3位:クリーブランド・インディアンス
4位:デトロイト・タイガース
5位:カンザスシティ・ロイヤルズ
3強2弱。上位3チームの順位を予想するのは難しいが、的確な補強で高い本気度を伺えるホワイトソックスが頭一つ抜け出すと予想。
ホワイトソックスは、モンカダ・ヒメネスという楽しみな素材が育ってきているところに、グランダル・マザーラ・エンカーナシオンを補強して魅力的な打線を構築。カイクル・ゴンザレスと先発の柱も補強してジオリトとの3本柱を形成しそう。
ツインズはオドリッジとピネダの残留が最大の補強。インディアンスはエースのクルーバーを放出したが、クレビンジャーとビーバーが居るので戦える。2弱の両チームは明るい材料が少ないが、タイガースはクロンとスコープの補強で何とか見ることができるラインナップになったので4位予想。ロイヤルズはソレアーが大爆発したが、それ以外の明るい話題はペレスがトミー・ジョン手術から復帰することぐらいか。
○西地区
1位:テキサス・レンジャース
2位:オークランド・アスレチックス
3位:ヒューストン・アストロズ
4位:ロサンゼルス・エンゼルス
5位:シアトル・マリナーズ
サイン盗みに揺れるアストロズは3位に低迷。新球場1年目で本気に優勝を狙っているレンジャースが勝ち上がると予想。
レンジャースは、前述のクルーバーに加え、ギブソンとライルズを獲得し、充実の先発投手陣。更にアナだったサードにはメッツからフレイジャーを獲得し、あとは昨シーズン覚醒しかかったギャロがホンモノであれば、一気に優勝が狙える。
強いけど、優勝するところまで勝ちきれない印象があるアスレチックス。オルソン・チャップマンと言ったメジャーを代表する選手が居るうちに勝っておきたいところだが、決め手がない。アストロズは、そもそも大黒柱のコールが抜けて戦力ダウンしているところに、今回のサイン盗み騒動。果たして、アルトゥーベ・ブレグマン・スプリンガー・コレアといった主力は、今年も例年通り打てるのか。そもそもまともな精神状態でプレーができるのだろうか。
投手を補強するべきところ、何故かレンドーンを補強したエンゼルス。フレッチャー・トラウト・レンドーン・大谷・アップトン・プホルスというラインナップの並びは魅了的だが果たして投手陣がどれだけ抑えられるか。マリナーズはメジャー未経験ながら大型契約を勝ち取ったホワイトが、どれほどの活躍をみせてくれるのかが唯一の楽しみ。
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