2008年8月31日日曜日

2008年8月MSVランキング

1位 : I AM YOUR SINGER (サザンオールスターズ)
2位 : GIFT (Mr.Children)
3位 : 崖の上のポニョ (藤岡藤巻と大橋のぞみ)
4位 : truth (嵐)
5位 : 陽は、また昇る (アラジン)
6位 : この瞬間、きっと夢じゃない (SMAP)
7位 : KissHug (aiko)
8位 : 何度も (青山テルマ)
9位 : 告白 (FUNKY MONKEY BABYS)
10位 : LIFE (キマグレン)

 サザンオールスターズのラスト(?)シングルが堂々の1位獲得。サザンの1位獲得は「愛と欲望の日々」以来、約3年半ぶり8回目。8回と言うと少ない感じもするが、月に一度の発表なので充分に凄い記録。サザン以外で過去8回以上1位を獲得したのは宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、Mr.Childrenだけ。

 また10位にランクインしたキマグレンはこれで4ヶ月連続ランクイン。これは今年の青山テルマ feat. SoulJaの「そばにいるね」以来、26曲目の記録。これが5ヶ月連続となると、一気に過去2曲だけとなるのだから、この壁は厚い。

 そういえば、前月より、10年前のランキングを振り返る「ディケードメモリー」をやっていないことに気がついた。ま、そんなに愛着のあるコーナーでもなかったから、いったん休止。また、気が向いた時に復活させるかも。

2008年8月30日土曜日

今回の東海地方の水害との微妙な距離感

 報道されているとおり、28日深夜より、僕の地元である東海地方ではとんでもない水害に見舞われている。これによる被害は2000年に発生した「東海豪雨」に匹敵するほどの甚大なものであり、とても気がかりなところである。

 特に、最も降雨量が多かった美合地区にも、僕の大切な友人が住んでおり、メール連絡により無事は確認できたが、それでもどんな状況なのか、とても心配だ。

 と言っても、その程度の気になり方。知人・友人が全く被害を受けなかった6月の「岩手・宮城内陸地震」と比較して、正直なところ、僕の関心度としては同じぐらいか、むしろ岩手・宮城内陸地震の方が大きかったぐらいだ。2000年の東海豪雨の時はもっと関心を持っていたはずなのに、この心境の変化は一体なに?

 ドンズバ地元で発生している大災害にも関わらず、感じずにはいられない、この何とも言えない距離感。何だかちょっぴり変だな。

2008年8月28日木曜日

今週末はどまつり!

 いよいよ明日、どまつり開幕である。

 それほど関心のあるイベントではなかったが、昨年来、安濃津よさこいフリークとなった僕としては一気に放っておけないイベントと化した。と言うのも、これは名古屋のよさこいの祭りでありながら、三重のチームも多数参加するからである。

 笑楽も出る。めっちゃも出る。情熱組も出るし、舞も出る。そして天狗ぅも極津もあっぱれも出る!これは行くしかない。だったらが出ないのは残念だけど。

2008年8月25日月曜日

北京オリンピック後半戦雑感

 後半戦も色々あった北京オリンピック。野球日本代表の惨敗はあまりにも残念。一方、ソフトボールは変則トーナメントにも助けられ悲願の金メダルを獲得した。また、レスリングでは日本伝統の強さを見せ付けてくれた。期待していたマラソン大崎選手の欠場もあった。

 そんな色々あった後半戦だが、ぶっち切りでNo.1ニュースなのは4×100mリレーの銅メダル獲得だろう。オリンピックトラック短距離競技での史上初のメダル獲得はまさに大快挙。強豪チームのバトンミスによる予選敗退というハプニングもあったが、バトンパス技術も含めた速さを競うのがリレー。日本は堂々と世界No.3を誇っていい。

 陸上といえば、もちろん忘れていけないのはウサイン・ボルトという名前。全て世界新記録での3冠は超人以外の何者でもない。でも、かつてこれに加えて走り幅跳びでも優勝して4冠を達成したカール・ルイスはバケモンだな。

 ということで2週間にわたって行われた北京オリンピックもこれで終了。心配されていた諸々の事件も発生せず(もしかして発生していて報道されていないだけかも知れないが)、終わってみれば感動に包まれた素晴らしいオリンピックだったのではなかろうか。

2008年8月24日日曜日

オリンピックはトッププロが集まるものなのか?

 IOCの会長が、2016年オリンピックにおける野球の復活条件として大リーガーの参加をあげた。ニュース記事はこちら(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)。

 会長の言い分も分からないでもないが、果たしてオリンピックとはトッププロが集まらないといけないものなのだろうか?確かに、テニスにはフェデラーなナダルといったトップ選手が出てる。バスケはNBAからのドリームチームが出場している。でも、サッカーは年齢制限を設け、決してトッププロを集結させているわけではない。

 そもそもプロリーグは興行として試合を行っているわけであり、当然観客はお金を払って試合を観に来ている。それなのにオリンピック期間中にトップ選手を奪われるということは、これは国内プロリーグをおろそかにしているということであり、そこまでの犠牲を払う必要があるのだろうか。野球世界一を争う大会はWBCという世界選手権があるではないか。オリンピック開催時期である夏は、どこの国(キューバを除く)でもプロリーグでの優勝争いが佳境を迎える大切な時期。この時期に水をさされるのは、あまり得策ではない。

 今後、オリンピックに野球が復活するかしないのか分からないが、復活するのだとしたら、参加選手の基準を明確にするべきだ。その際、野球世界一を決める大会はWBCがあるのだから、オリンピックの野球はサッカーと同様に年齢制限を設けるか、従来どおりプロリーグに所属していない選手のみの参加を認めるといった形でやってみてはどうだろう。

2008年8月23日土曜日

終わったことは仕方ない。次回WBCに向けてやれることを考えよう!

 負けた。

 オリンピック準決勝韓国戦。先制したところまでは良かったが、投手陣を小刻みに継投させると、リリーフ陣がどうもピリッとしない。藤川が同点に追いつかれると、岩瀬が悩める主砲李承燁に一発を食らってジ・エンド。日本は明日の3位決定戦に回る。

 敗因はもちろん、決定的な場面で代打村田を起用しなかったこと。

 という冗談は置いといて、やはり岩瀬の投入だろう。

 この試合、先発をダルビッシュではなく杉内にしたこと、マスクを阿部でもなく里崎でもなく矢野にかぶらせたことから見て取れるように、星野監督はこの試合の選手起用に関して、これまでの実績や代表チームでの功績とは全然関係なく、現時点での調子を最優先させたはず。ならば登板した3試合で全てヒットを打たれ、しかも予選の韓国戦・アメリカ戦で決勝打を打たれ、絶不調に陥っている岩瀬を、あの場面で起用したというのは、どう考えても理解不能。最後の最後で、采配によって負けてしまったと言わざるを得ない。

 でも、負けたからと言って2年前は世界一だった日本野球のレベルが落ちているのかといったらそうではない。WBCとオリンピックでは参加できる選手の条件が違う。言うまでもなくメジャーリーグ選手の参加可否だ。今回のオリンピック代表なんて、イチロー・ダブル松井・松坂・黒田・福留・岩村・井口・城島が入っていない日本代表。本当の意味での日本代表メンバーからはワンランクは落ちるメンバー構成だったのだ。(もちろん他国もそうですが)

 では、特に心配することなく次回WBCを迎えてもいいかと言うとそうでもないだろう。世界大会で勝てるチームを作るため、できることやできないことなど色々とあると思うが、世界標準に合わせられるものは合わせた方がいいのではないかと思う。例えば、簡単にできそうなところでは使用球。聞くところによると韓国プロ野球では、世界大会に標準を絞り今シーズンから使用球を世界標準のものに変えたらしい。ライバル国の真似っこするのはシャクだが、まずはそんなところから始めてみるのもいいのではないだろうか。

2008年8月22日金曜日

明日、大決戦!キーマンは村田だ!

 いよいよ明日は準決勝韓国戦。女子ソフトボールのような変則的なトーナメントは採用していないので、ホントのホントの大一番である。

 予選は4位とギリギリ通過。星勘定的にはギリギリってこともないが、順位的にはギリギリだ。

 そして準決勝は前述のとおり韓国戦。ん?これってWBCの時に似てませんか?

 思えばWBC準決勝韓国戦。主力としての活躍が期待されつつ絶不調に陥りスタメン落ちした福留が、代打決勝ホームランを放ち、見事な勝利を収めた。これは是非ともWBCの再現といきましょう。

 あの時の福留と同様、主力としての活躍が期待されつつも絶不調に陥っている選手がいる。それが村田。星野さん!明日は村田スタメン落ちさせましょう!そしてここぞの場面での代打起用です!!

 その準決勝はデーゲームということで、明日はマジで仕事している場合じゃないな。

2008年8月21日木曜日

ヘッドライトが役に立つ話

 先日の富士登山準備中の話。

 必需品の中には、日常生活で普通に使っているものもあれば、普段は絶対に使わないだろうと思われるようなものもある。今回、初めての富士登山となった同行者の一人は、後者のようなものはいくら必要なものであっても、一回限りの富士登山のために買うのは少し勇気が要ると言う。至極最もだ。曰く、ヘッドライトもその一つ。

 「いやいやいやいや。停電した時とかにヘッドライトは大活躍しますよ」と言ってみたものの、

 「今日び、停電なんて滅多に無いよね。」と一刀両断。返す言葉も無い。

 で、本日。

 ヘッドライト大活躍しました。

 だって、懐中電灯だと片手がふさがるけど、ヘッドライトなら両手使えますよ!

 本当に便利です。

 停電の時大活躍します。

 実感しました。

2008年8月20日水曜日

SPEED再結成!

 90年代後半のJ-POP界を席巻したSPEEDが再結成する。ニュース記事はこちら。

 「SPEED:完全復活! 今井、長男の聴力障害明かす」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 2000年3月に解散後、何回か期間限定の再結成を果たしたSPEEDだが、今回は期間を設けない、完全復活。元ファンとしてはこれは嬉しい。

 背景に日テレの商業主義がこれでもかと言わんばかりに見え隠れするのは気に入らないが、まあそれもこの嬉しさに比べれば些細なこと。

 CDリリースはもちろんのこと、ツアーや来年の夏フェスへの参加にも期待したいところだ。

2008年8月19日火曜日

a-nation'08@ポートメッセなごや野外特設会場

 もともと予定してなかったし、今回は出演者にあまり魅力を感じてなかったため、行きたいという気持ちが少なかった今年のa-nation。それでも、2002年のイベント開始以来毎年行っていることもあって、いざ目前に迫ってくると、これに行かないと夏が終わらない気がしたので、衝動的に名古屋公演に参加してきた。

 結果的に、上々のセットリストに大満足。やはり夏は野外ライブに行かないとね。

 ということで、以下、セットリストと一言コメントを。いつもの如く超ネタバレなので、これからa-nationに行く人は、ご注意を。

○BRIGHT
01.a-nation ウェルカムメドレー
02.One Summer Time
03.手紙

○JONTE
04.道の先
05.Dear...

○Act Dance Stage

 ここまでオープニングアクト。

○安室奈美恵
06.WHAT A FEELING
07.Sexy Girl
08.WANT ME, WANT ME
09.Chase the Chance
10.Baby Don't Cry

 a-nation初参加の安室。彼女を見たいというのも、今回衝動的に参加した理由の一つだが、さすが女王の貫禄。ダンスの切れ味バツグン!欲を言えばもっと何曲も見たかった。

○AAA
11.ハレルヤ
12.BEYOND~ハリケーン・リリ,ボストン・マリ
13.Getチュー!
14.SUNSHINE

 ノリのいい曲ばかりで、こういう野外イベントに向いている印象。

○鈴木亜美
15.BE TOGETHER
16.all night long
17.love the island
18.Delightful
19.ONE

 このセットリストを待っていた!小室時代の曲をここまでやってくれたのは初めて!「love the island」を真夏の空の下で聴けるなんて最高だ。

○三浦大知
20.Be Shining
21.Inside Your Head
22.No Limit feat.宇多丸(RHYMESTER)

 ここで観客が一気にトイレタイムに。少しかわいそう。MSV-Radioで彼が所属していたFolderをComing Numberとして紹介したことを思い出しながら過ごす。

○J Soul Brothers
23.WE!
24.FREAKOUT!
25.Fly Away

 オリジナルのようでオリジナルではない「Fly Away」を聴けたのは何とも嬉しい。会場はあまり盛り上がってなかったけど、EXILEブレイク直前の名曲ですよ!

○MY LITTLE LOVER
26.DESTINY
27.イニシャル
28.白いカイト

 これも会心のセットリスト。昨年のa-nationでは「Man & Woman」「Hello, Again」を演ったが、かぶらない選曲は素晴らしい。

○東方神起
29.Pruple Line
30.Choosey Lover
31.どうして君を好きになってしまったんだろう?
32.SHINE~Somebody To Love
33.Summer Dream

 相変わらず、一定の層に絶大なる人気の彼ら。終了後に満足して帰路につく客もチラホラと。

○alan
34.RED CLIFF
35.懐かしい未来

 じっくりバラードを聴かせるタイプで、ちょっと野外には向いてない感じ。毎年こういうミュージシャンがa-nationに出てくる。

○大塚愛
36.黒毛和牛上塩タン焼680円
37.クラゲ、流れ星
38.金魚花火
39.ロケットスニーカー
40.SMILY

 黒毛和牛はロック風のアレンジで、オリジナルとは全然違う感じ。新曲「クラゲ、流れ星」は彼女が毎年のように秋頃にリリースするお得意のバラードナンバー。何か、この曲を聴いていて、秋の訪れを少し感じるどころか、今年もこのまま淡々と暮れていくなぁと感じてしまった。

○天上智喜
41.Here feat. CLIFF EDGE
42.Near

 三浦大知のときもそうだったが、ちょっとだれてしまいそうなところでコラボナンバーが入るのが今年のa-nationの特長か。これはいいアクセントになってグッドアイデアかも。

○Every Little Thing
43.Someday, Someplace
44.あたらしい日々
45.fragile
46.Dear My Friend
47.Shapes Of Love

 もっちーは凄くライブを楽しんでいるように見える。変に気が入りすぎることもなく、自分のペースで自由自在に歌っている感じ。何か、表現するのは難しいけど、とにかく楽しさが伝わってきて、そのおかげで聴いている方も凄く楽しい気分でライブを聴くことができた。

○中村中
48.迷い子
49.風立ちぬ

 圧倒的な歌唱力。この人は本当に凄い。テレビで見ている限りシリアスな感じの人かと思っていたら、ノリのいMCもしたのはいい意味で期待を裏切ってくれた。

○trf
50.BRAVE STORY
51.Boy Meets Girl
52.LEGEND OF WIND
53.Live Your Days~EZ DO DANCE
54.Where to begin
55.survival dAnce

 毎年、ほぼ不動のセットリスト。まさに偉大なるマンネリ。でも、この曲を聴きたいから人はa-nationに集まってくるのだと思う。少なくとも僕はそう。もちろん今年も大満足。

○倖田來未
56.Lady Go!
57.Venus
58.キューティーハニー feat. YU-KI
59.Moon Crying
60.Once Again
61.Shake It Up~BUT~real Emotion~Butterfly~Crazy 4 U
62.girls

 あおなみ線の大混雑(前回は2時間待ち!)を避けるため、キューティーハニーを聴きながら退場。演奏を聴きながら帰れるかと思っていたら、レイアウトがうまく考えられているのか、一歩会場を出たら、音は全く聴こえなかった。なので、キューティーハニー以降のセットリストは、ネットから探して拾ってきたもの。

 まあこんな感じで大満足の今年のa-nation。来年も行くしかないかな。

2008年8月18日月曜日

 歯が痛い。間違いなく虫歯である。

 1週間ぐらい前から何となくおかしかった。でも、完全におかしいわけではないので、放っておいた。そしたら昨晩ぐらいから本格的に痛くなってきた。こりゃ、今日で夏休みが終わって明日から仕事だっていうストレスも、痛み発症に加担したか?

 一応、人並みには歯をケアしているつもりだ。でも、どうもそのやり方が下手くそらしい。過去、生まれ育った愛知県を含めて、その後住んだ浜松、岸和田、調布と全ての土地において歯医者の世話になっている。そして今回。ちょっと根本から歯のケアの仕方を見直した方がよさそうだ。

 それはそれとして、明日から、業務上、会社を休めない日が続くが、半日ぐらいなら何とか抜けられる日を作れそうなので、早めに治療に行った方が良さそうだ。その前に、職場の人に津で評判のいい歯医者を聞かないといけないな。

2008年8月17日日曜日

復刻ユニフォームもほどほどに

 ここのところ昔のユニフォームを復刻ユニフォームとして着用するのが流行している。

 巨人はV9時代のユニフォームを復刻させ、西武はAKDが猛威を奮った90年代前半のユニフォームを復刻させた。また、ソフトバンク・西武は球団買収の垣根を越え、南海・西鉄時代のユニフォームを蘇らせた。

 と、この辺までは意義ある復刻ユニフォームだと言えるが、ヤクルトが弱小チームだったころのアトムズのユニフォームを復刻しても、何だか弱いチームに見えてしまうだけで、あまり意味がないのではないだろうか。

 極めつけが現在実施中のロッテの復刻ユニフォーム。弱くて人気も無かった頃のユニフォームをわざわざ蘇らせなくてもいいのに。

 (公式サイトより拝借)

 ちなみに8/13~18のホーム6連戦で実施しているが、現在1勝3敗と苦戦中。そりゃ、このユニフォームが相手なら、勝てそうな気がしますからね。

2008年8月16日土曜日

やはりこの2チームの調子が上がってきた!

 予想できていたことだが、やはりこの2チームの調子が上がってきた。その2チームとは広島とオリックス。言うまでもなく、北京オリンピックに1人の選手も供給していない2チーム。ペナントを争うのに大事なこの時期に、フルメンバーで戦うことのできる2チームだ。

 特に広島は絶好調。オリンピック期間になってから、7勝2敗のハイペースで勝ち続けている。これでプレーオフ進出圏内の3位まで1.0差。完全に射程距離だ。

 一方のオリックスは5勝4敗と平凡な成績ではあるが、ここのところ3連勝と上り調子。しかもプレーオフを狙うための当面の敵である日本ハム相手に3タテとあって、3位日本ハムまで0.5差と肉薄。勢いは増すばかりだ。

 オリンピック選手不在の戦いはまだまだ続く。この調子ならこの両チームは間違いなく、プレーオフ圏内に入ってきそうだ。(オリンピック選手が戻ってきたら、すぐに失速しそうですが。)

 ※記録は全て15日現在

2008年8月15日金曜日

北京オリンピック前半戦雑感

 気付いてみたら、北京オリンピックも半分が終了。そこで、前半戦の主な出来事を振り返ってみる。

 何と言っても一番のビッグニュースはフェンシング太田選手の銀メダルだろう。フェンシングという競技があることはもちろん知っていたが、選手の名前は全く知らなかったし、ルールも全然知らなかった。そこに彗星の如く現れたニューヒーローは、間違いなく北京オリンピック前半戦のMVPだ。ただ、試合をテレビで観戦したのだが、ルールは全く分からないまま。種目は「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目あるとのことだが、何が何だか全然分からない。ただ、装備が妙に電子機器に包まれているのが印象的。ちなみに太田選手はフルーレの選手。

 柔道もいろいろあった。谷選手はママでは銅。代わりに谷本選手がオール一本で金メダルを獲得した。中継中、アナウンサーや解説者達が、しきりに言っていたのが、ここ最近の柔道事情。もはや柔道ではなくて、「JUDO」に変貌してしまっており、日本人としては残念な気持ちだとのことだが、柔道の基本を全く理解していない僕からしてみると、解説者たちが言っているこの言葉の意味がイマイチ分からない。ただ、以前に比べて、相手の背中を畳につければポイントが得られるということが明確化してきているような気がするので、僕的には今のほうが見てて分かりやすく面白く感じられる。でも、これってレスリングとの棲み分けがなくなってきているってこと?

 野球は順調な滑り出し。初戦のキューバ戦は落としたが、目指すのは金メダルであり全勝ではない。むしろ気になるのはミクロなところで、予選の時は「サブロー」ではなく「大村三郎」と、登録名での参加が認められなかったのに、本戦では何故「佐藤隆彦」ではなくて、「G.G.佐藤」として出場しているのかということ。まあ、どうでもいいことだが。あと、台湾戦の3回終了時、北京の球場にFLOWの「GO!!!」が流れてたのも気になった。何故、中国の球場でJ-POPが流れるんだ?

 もちろん北島の2冠は凄すぎ。アテネの「チョー気持ちいい」に続いて、今回の「何も言えねぇ」も流行語になるか?

 残念なのは野口みずき選手の欠場。メダルへの期待感、競技としての人気度、本人のスター性と、どれをとっても今大会注目度No.1だっただけに、残念な気持ちで一杯だ。それでも土佐選手と中村選手という力のある選手が出場するだけに、注目の競技であることには変わりない。

 さあこれから後半戦。前述の女子マラソンを含めたオリンピックの華である陸上競技はこれからが本番。野球は金メダルを獲れるか?ソフトボールだって予選では王者アメリカ相手にエース上野をぶつけてないし、今日はコールド負けしたが、決勝トーナメントを見据えた戦いをしていると言える。さらには最強女子レスリングチームからは金メダル量産が期待できるし、女子バレーも決勝トーナメント進出に向け、負けられない試合が続く。

 こりゃ、来週も仕事している場合ではないな。

2008年8月14日木曜日

笹の滝ドライブ

 大型8連休なのに、予定らしき予定は、初日の野球観戦と津花火大会ぐらいという体たらく。あとはオリンピック観戦三昧の7日間になりそうで、それはそれとしてまあいいんだが、それにしてもいかがなものかと思い、行ってきたのが「笹の滝」(ささのたき)。場所は奈良県で、まあ隣県だし、軽いドライブ気分で行けるだろうと思い出発したのだが・・・すいません。十津川村をナメてました。津からだと、めっちゃ遠いです。4時間半を超えるロングドライブになってしまいました。

 国道168号を、有名な谷瀬の吊橋から少し南下すると、「笹の滝」の大きな看板が現れる。そこから超狭い山道を進むこと12km。目の前に滝の入り口が。

 ちなみに、国道から大きな看板で誘導している割には、全然観光地化されてなくて、駐車スペースは7,8台分ぐらいのみ。しかも半路駐みたいな環境である。

 そして入り口から、あまり整備されてない遊歩道を歩くこと数分。滝は意外にもあっさりと姿を見せた。


 高さ32mの豪快な滝。滝つぼの近くまでいけるし、水しぶきを浴びることもできる。但し、足場が岩場で、しかもコケのせいで凄く滑りやすいので、細心の注意が必要。


 足場はこんな感じ。写真では分かりにくいが、水とコケで凄く滑りやすく、ちょっとでも踏み外すと川に落ちる。実際、他の観光客が連れてきてた犬が川に落ちて、少し流されていた。(飼い主が無事に救助しましたよ。)

 ということで、滝そのものよりも、足場の紹介の方が長くなってしまったが、上からも岩が迫っていることもあってか、微妙な圧迫感もあり、そのせいもあってなかなかの迫力のある滝だった。

 おまけだが、行きは道路地図を片手に最短ルートだろうと思われる道をカン頼りに進んだところ4時間半かかり、帰りは楽するためにカーナビに従って帰ってきたところ5時間かかった。そういうことらしい。

2008年8月13日水曜日

ブログ通信簿

 gooが提供する「ブログ通信簿」なるものが話題になっている。これは、直近の10件の記事をもとに、様々な視点からブログを評価してくれるというもの。

 面白そうなので、早速やってみた。結果はこちら。

 それぞれ、5点満点らしいので、MSV-Blogはお気楽な主張するブログといったところか。なるほど、確かにそうかも。ブログ年齢が22歳とのことだが、実年齢とこれだけかけ離れているのは、喜んでいいのか、年齢不相応の内容を書いているということで悲しんでいいのか、微妙なところ。

 ともあれ、軽いネタ作りにはちょうどいい感じなので、ブログをやっている方は、一度評価してもらってはいかが?

・ブログ通信簿@gooラボ
 http://blogreport.labs.goo.ne.jp/(後日追記:パーツ配布終了のためサイト閉鎖)

 なお、通信簿をつけてもらうためには、「gooブログ検索」に「更新通知」が送信されている必要があります。ちょっと技術的に難しいですが、興味のある方は、利用しているブログサービスのFAQ等から調べてみてくださいね。

2008年8月12日火曜日

CDレビュー 斉藤和義「Golden Delicious」

 斉藤和義というミュージシャンは、日本音楽界の中でも珍しい存在だと思う。

 1994年リリースの「歩いて帰ろう」は、おそらく誰もが一度は耳にしたことがあるはず。キャッチーなメロディが印象的な彼の代表曲だ。

 1997年リリースの「歌うたいのバラッド」は、名曲中の名曲。ミュージシャンの中にもこの曲のファンは多く、昨年のap bank fesではBank Bandとして桜井和寿がカバーしたのは、あまりにも有名。

 このように数々の名曲を生み出し、今年デビュー15周年というキャリアを積み重ねているのに、不思議なことにシングルヒットに全くといっていいほど恵まれてない。これだけヒット曲と言える曲が無いのに、それでも皆の心に残る名曲を生み出し、15年という長い間第一線で活動を続けているミュージシャンは、他に類を見ないのではないだろうか。

 そんな斉藤和義がデビュー15周年を記念した3枚組ベストアルバム「歌うたい15」をリリースした。これだとちょっとボリュームがありすぎるので、ここでは1998年にリリースしたベスト版「Golden Delicious」をご紹介。このアルバムでも前述の「歩いて帰ろう」「歌うたいのバラッド」は収録されていますしね。


Golden DeliciousGolden Delicious
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:1998-12-02

2008年8月11日月曜日

野球観戦記 ~一軍選手は別格だ~

 いよいよ今日(10日)から夏休み。如何にして過ごそうかと苦慮した結果、以前に行きつけの床屋の主人が、休みの日によくファームの試合に行くという話をしていたので、それにそそのかされた形で、ドラゴンズvsサーパス@ナゴヤ球場の試合に行ってきた。

 早速、ナゴヤ球場の最寄りの駅である山王駅に到着。

 ん?んん??山王駅って何???確かこの駅は「ナゴヤ球場前駅」だったはず・・・。

 調べてみると、2005年に改称したとのこと。何だかチョッピリ寂しいですね。

 ナゴヤ球場の外野スタンドはこんな感じ。風速と球場の音量を表していた鉄塔もなくなっているし、レフトスタンドはご覧のとおり完全に観客席が撤去された状態。あの国民的行事と言われた「10.8」の舞台も、完全に様変わり。14年という年月は、そういうものなのか。一つ嬉しかったのは、ホームランが飛び出したときにナゴヤ球場独特のファンファーレ(覚えている人いるかな?)が鳴り響くこと。何本もの劇的なホームランが、あのファンファーレに演出されたものだ。

 ナゴヤ球場への思い出に浸るのはこれぐらいにして、本日のスタメン。

 サーパスのスタメンは豪華すぎ。大引、村松、古木、木元、中山って完全に一軍メンバーだ。一方、ドラゴンズの1・2番は岩崎・谷と、「誰だ?」状態。まあ一軍のアライバが現役選手としてはピークを迎えていることを考えると、この岩崎・谷のイワタニコンビで何とかポストアライバを狙っていきたいというのが首脳陣の狙いか。

 (イワタニ+新井の3ショット)

 試合は新井の逆転3ランと李炳圭のタイムリーにより、6-3でドラゴンズの見事な勝利。それ以上に目立ったのが1軍クラス選手の別格ぶり。特に村松と李炳圭は打球の質が全然違っていた。この両選手はすぐにでも1軍にあげた方がいいだろう。

 別の意味で気になったのは大引。本来、村松や李炳圭と同様か、それ以上に別格ぶりを発揮しないといけない立場の選手だが、動きに全く精彩無し。ファーム落ちの理由がケガなのか不振なのか分からないが、こんな体たらくでは、しばらくはファーム暮らしが続きそうだ。

 それとは別の意味で気になったのは新井とリリーフで出てきた中里。この両選手も体のキレが完全に別格だったが、それでもこの両選手はなかなか1軍に定着できていない。2軍では別格だけど1軍では力になれないということは、技術以外のどこかに問題があるのではないだろうか。

 (そんな中里投手)

 あと、全体的に感じたのは、ファームの打者は緩急に全く対応できてないということ。両チームの先発が緩急を持ち味とする投手だったこともあり、特にそれが気になった。やはり投手はスピードだけではなくて、緩急を含めた投球術の総合力があってこそ、本当のトッププレイヤーになる資格があるということか。逆に打者はそういうものにしっかり対応ができないと、一流にはなれないのだろう。

 あと、期待されているドラゴンズの堂上直選手と、サーパスの謎の外国人投手ヤング(以下の写真)は、共に全然ダメ。1軍の戦力になるには、しばらく時間がかかりそうだ。

 (写真では分かりにくいが、ヤング投手はとにかくでかい。選手名鑑によると身長196cmとのこと。)

2008年8月9日土曜日

マナーモードにしてますか?

 こんな記事を発見。

 「「1日のほとんどがマナーモード」、若い世代ほど高い傾向に」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 若者世代になるほど、一日中マナーモードにしている人が多いそうな。そういうものなんですかね。

 ちなみに、僕は業務時間中とマナー的に音を出してはいけない場所(電車の中とか映画館とか)はマナーモードにしていて、その他は通常モードにしています。

 皆さんはどうですか?

2008年8月7日木曜日

オリンピック直前恒例!各局のテーマソング特集

 一部競技は既に始まっているが、いよいよ北京オリンピック開幕まであと1日。テロ、大気汚染、食の問題、競泳の水着問題などなど色々と取り沙汰されている今回のオリンピックだが、そんなことを差し引いてもワクワク楽しくなってくるのがオリンピック。個人的には野球日本代表、野口みずきを筆頭に、見所満載だ。(来週のお盆休みはテレビにかじりつきになりそう。)

 競技について気になったことは随時ここにも書いていこうかと思っているが、開幕前ということで、恒例(?)となっている各局のテーマソングを紹介したい。

 ・NHK Mr.Children 「GIFT」
 ・フジ レミオロメン 「もっと遠くへ」
 ・日テレ 嵐 「風の向こうへ」
 ・テレ朝 福山雅治 「HIGHER STAGE」
 ・TBS SMAP 「この瞬間、きっと夢じゃない」
 ・テレ東 EXILE「Fly Away」

 正直、過去のオリンピックと比べると、見劣りする印象。日テレとTBSはメインキャスターに配慮した選曲と言わざるを得ないし、これまで一貫してスポーツ中継でSMAPを起用してきたテレ朝はTBSに先手を打たれてしまったため、シドニーオリンピックの時に起用した福山雅治を無理やり引っ張ってきた印象。NHKのMr.Childrenはさすがといいたくなるキャスティングだが、楽曲があまりにもMr.Children独特のバラード節が強くてスポーツ中継のテーマソングには不似合い。

 一方で、フジのレミオロメンはスポーツ中継に相応しいさわやかなサウンドだし、テレ東のEXILEは6年も前のナンバー(オリジナルは8年前!)だが、ブレイク前の名曲を掘り起こしたと言う意味で功績は大きく、何よりスポーツ中継にあっている。どうやらテーマソングの選曲ではこの2局に軍配が上がったといえそうだ。(別に勝負してるわけではないだろうけど。)

 参考までに過去のオリンピックにおけるテーマソングはこちらから。

2008年8月5日火曜日

速報!山本昌が200勝達成!

 山本昌がついに200勝を達成。名球会入りを果たした。

 昨年は僅か2勝の大不振。もうダメかと思われただけに、今シーズンの復活、そして偉業達成は見事としかいいようがない。

 選手のメジャー流出が止まらない昨今のNPB。おそらく日本球界だけで200勝する投手は、もう現れないだろう。

 すごいのは、この試合で完投しているところ。継投全盛のこの時代に完投してしまうっていうのは、記念すべき試合でのモチベーションの高さの賜物か。いや、それとも岩瀬がオリンピックのため離脱しているというチーム事情によるものか。

 と思ったら工藤も200勝を達成した試合で完投している。しかも自ら決勝ホームランまで放っている。200勝してしまうピッチャーは、みんな凄い。

 話は戻って、本当に山本昌の次に国内200勝しそうな投手は居ないのか?昨シーズン終了時点で国内100勝をあげているのは、西口(151勝)、三浦(117勝)、小宮山(113勝)、上原(106勝)、川上(103勝)、下柳(103勝)の僅か6選手。年齢とメジャー志向の有無を考えると、この中で唯一可能性がありそうなのは西口か。

 何にしろ、一度も「エース」の称号を手にしないまま名球会投手になってしまった山本昌。こんな投手も珍しい。

 ※ 昨晩の深夜帰宅と今朝の早朝出勤のせいで、今日(5日)の帰宅後に今朝の新聞でこのニュースを知りました。なので、僕的にはものすごく旬なニュースなのです。

2008年8月3日日曜日

オールスターがダブルヘッダー

 木曜日と金曜日が共に22時過ぎまで仕事だったため、本日(2日)、まとめてオールスターを観戦した。このため、オールスターダブルヘッダー状態。感想を思いついたままに。

○第1戦
 ・高橋-小笠原-下柳のリレーって地味すぎ。そりゃ、得点シーンも地味になりますね。せっかくだから石川も第1戦に登板させればよかったのに。
 ・セカンド西岡、サード中島、ショート西岡というオリンピックを意識した布陣には鳥肌が立った。守っている選手にも妙な緊張感と笑顔があったのが印象的。
 ・西武の応援団は来てなかったのかな。だからと言って、中島が打席の時に中島輝士の応援歌で代用するのはいかがなものかと。

○第2戦
 ・大松は左投手の時には必ず交代させられるイメージがあるので、石川からホームランを打ったのは価値がある。2打席連続アーチということもあって後半戦に大ブレイクの予感。
 ・第2戦に限らず雑な守備が目立った。特に片岡の後逸はいただけない。もう一皮むけて超一流のプレイヤーになり、日本代表に選ばれるようになるためには、あのようなプレーは許されないだろう。
 ・成瀬、大丈夫?

2008年8月2日土曜日

CDレビュー HOME MADE 家族「NO RAIN NO RAINBOW」

 ついにリリースされた「NO RAIN NO RAINBOW」。まさかあの伝説のライブから半年経った今になってシングルとしてリリースされるとは思っていなかったから、嬉しいような待ちくたびれたようなホッとしたような、何とも言えない気持ちだ。と言いつつも、やっぱり嬉しい気持ちが一番強いが。

 あらためて歌詞を読むと、これがまた彼らお得意の前向きアッパーチューン。本当に彼らの曲は聴いていて気持ち良い。

 M2は「RISE & SHINE」に続く地デジキャンペーンソング。これもまた絶対にライブで盛り上がりそうなパーティチューンだ。

 さらに初回限定のDVDには、伝説の日本ガイシホールライブ模様から「真夏のダンスコール」と「NO RAIN NO RAINBOW」を収録。小出しにせずにライブDVDを出せばいいのにと思いながら観てたら、最後に「ライブDVD 10月リリース決定」のテロップが!待ってました!これには買わないという選択肢は絶対にあり得ない。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/HomeMadeKazoku/discography/KSCL-1273
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2008年8月1日金曜日

CDレビュー BUMP OF CHICKEN「present for you」

 以前にSOUL'd OUTのB面コレクションを紹介したとき、B面コレクションは完成度の高い曲から実験的な曲まで、実にバラエティに富んでいて、初めて聴く人からコアなファンまで、幅広いファン層が楽しめるのがいいところだというような主旨で紹介した。

 そして今回のBUMP OF CHICKENのB面コレクション。このアルバムもまさにそれが当てはまる一枚。全体的な印象としては、シングル曲よりもライブ映えしそうな楽曲が多いと感じたが、ともかくシングルナンバーでは感じ取ることのできない彼らのある意味ロックな一面を感じることができるこのアルバムは、是非ともじっくりと聴き込んでみたいアルバムだ。

 それにしても、いわゆるベスト版がまだリリースされていないのに先にB面コレクションを出すなんて、珍しいケースではないだろうか。このあたりにもマイペースな活動を続ける彼らの自信のようなものが伺える。