2008年8月11日月曜日

野球観戦記 ~一軍選手は別格だ~

 いよいよ今日(10日)から夏休み。如何にして過ごそうかと苦慮した結果、以前に行きつけの床屋の主人が、休みの日によくファームの試合に行くという話をしていたので、それにそそのかされた形で、ドラゴンズvsサーパス@ナゴヤ球場の試合に行ってきた。

 早速、ナゴヤ球場の最寄りの駅である山王駅に到着。

 ん?んん??山王駅って何???確かこの駅は「ナゴヤ球場前駅」だったはず・・・。

 調べてみると、2005年に改称したとのこと。何だかチョッピリ寂しいですね。

 ナゴヤ球場の外野スタンドはこんな感じ。風速と球場の音量を表していた鉄塔もなくなっているし、レフトスタンドはご覧のとおり完全に観客席が撤去された状態。あの国民的行事と言われた「10.8」の舞台も、完全に様変わり。14年という年月は、そういうものなのか。一つ嬉しかったのは、ホームランが飛び出したときにナゴヤ球場独特のファンファーレ(覚えている人いるかな?)が鳴り響くこと。何本もの劇的なホームランが、あのファンファーレに演出されたものだ。

 ナゴヤ球場への思い出に浸るのはこれぐらいにして、本日のスタメン。

 サーパスのスタメンは豪華すぎ。大引、村松、古木、木元、中山って完全に一軍メンバーだ。一方、ドラゴンズの1・2番は岩崎・谷と、「誰だ?」状態。まあ一軍のアライバが現役選手としてはピークを迎えていることを考えると、この岩崎・谷のイワタニコンビで何とかポストアライバを狙っていきたいというのが首脳陣の狙いか。

 (イワタニ+新井の3ショット)

 試合は新井の逆転3ランと李炳圭のタイムリーにより、6-3でドラゴンズの見事な勝利。それ以上に目立ったのが1軍クラス選手の別格ぶり。特に村松と李炳圭は打球の質が全然違っていた。この両選手はすぐにでも1軍にあげた方がいいだろう。

 別の意味で気になったのは大引。本来、村松や李炳圭と同様か、それ以上に別格ぶりを発揮しないといけない立場の選手だが、動きに全く精彩無し。ファーム落ちの理由がケガなのか不振なのか分からないが、こんな体たらくでは、しばらくはファーム暮らしが続きそうだ。

 それとは別の意味で気になったのは新井とリリーフで出てきた中里。この両選手も体のキレが完全に別格だったが、それでもこの両選手はなかなか1軍に定着できていない。2軍では別格だけど1軍では力になれないということは、技術以外のどこかに問題があるのではないだろうか。

 (そんな中里投手)

 あと、全体的に感じたのは、ファームの打者は緩急に全く対応できてないということ。両チームの先発が緩急を持ち味とする投手だったこともあり、特にそれが気になった。やはり投手はスピードだけではなくて、緩急を含めた投球術の総合力があってこそ、本当のトッププレイヤーになる資格があるということか。逆に打者はそういうものにしっかり対応ができないと、一流にはなれないのだろう。

 あと、期待されているドラゴンズの堂上直選手と、サーパスの謎の外国人投手ヤング(以下の写真)は、共に全然ダメ。1軍の戦力になるには、しばらく時間がかかりそうだ。

 (写真では分かりにくいが、ヤング投手はとにかくでかい。選手名鑑によると身長196cmとのこと。)

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