2009年7月27日月曜日

ボビーよ、去れ!

 バレンタイン監督が、シーズン終了後にチームを去ることを、自ら表明した。ニュース記事はこちら。

 「ボビー退任宣言「来季はロッテのユニホーム着ない」」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 中途半端にチームに残るのなら、さっさと去ればいいというのが、僕の正直な感想だ。ハッキリ言って見苦しい。

 記憶に新しいところでは昨シーズン。少し形は違うが、やはりシーズン当初にシーズン終了後の勇退を表明した王ソフトバンクは、最下位に沈んだ。

 もう少し歴史を紐解くと、監督のラストイヤーに優勝したのは、1965年のドラフト制施行以降だと、1978年阪急の上田監督、1983年巨人の藤田監督、1985年西武の広岡監督、1994年西武の森監督、2003年阪神の星野監督、2007年日本ハムのヒルマン監督の6例があるが、ヒルマン監督以外は、いずれもペナントレース終了後に発表されたもの。特に記憶に新しいのがシリーズの第6戦の日に辞任が報道された森監督と、シリーズ開幕前日に辞任が報道された星野監督だが、この2例を含む全ての6例において、チームは日本シリーズに敗退している。要するに、トップが去ることが分かっているの状況で、選手は全力を尽くせないのである。これは、一般社会でも同様だろう。

 ならば、去るべき人間は早めに去った方がいい。日本代表クラスがレギュラーに名を連ねるこのチームが、この順位に沈んでいることはおかしいし、モチベーションが上がれば、昨シーズンのオリックスのように、CS出場圏内に浮上してくるはずだと思う。

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