2009年8月14日金曜日

ゆうていみやおうきむこう

 ドラゴンクエスト9をクリアした。ところが今回の作品は、クリア後も遊べる要素がたくさんあるどころか、クリア後の方が本当の冒険なんじゃないかと思えるほど、いろんな仕掛けが用意されている。いわゆる「やりこみ」は、基本的には好きではないが、今回は、うまくストーリーの続きのような演出がされていて、クリア後もプレイをし続けたいと思わせるようになっている。あるサイトによると、クリアしてもゲームの20%程度しか遊びきってないとのこと。さすがに20%とは思わないが、でも、60%ぐらいかなとも思う。

 そのクリア後に遊べる要素の一つが、「宝の地図」と言われるもので、これは、フィールド上にランダム(?)な場所に洞窟が見付かり、そこには、まだ見ぬモンスターや強力アイテム、更には強力なワザを使うための秘伝書のようなものが潜んでいるというものである。これだけではなく、これらの洞窟はそれぞれのプレイヤー毎にランダムに出現し、洞窟の地図はDSのワイヤレス通信機能により、プレイヤー同士交換できるのである。つまり、自力で見つけられる洞窟には限界があるが、他のプレイヤーの協力を得ることにより、よりたくさんの洞窟を見つけることができ、それにより、よりたくさんの協力アイテム等を見つけることができるのである。

 ちなみに、この交換行為(ゲーム中では「すれ違い」と表現される)は、通信セット状態にしたDSを持っているプレイヤーが、リアルに近付くことによって可能となる。僕も何度かやってみたが、津市内で外に出る時に持ち歩いた結果、2週間で6人ほどとすれ違った。なお、名古屋市内に持って行った時に2時間ほどで10人以上とすれ違ったことを暴露すると、津がとても田舎だということがバレてしまうので、ここは伏せておく。(伏せてないけど)

 で、このすれ違いにあたり、自分が持っている地図に加えて、予め設定した自分のプロフィールとメッセージも送ることができる。プロフィールは定型文があるのだが、メッセージは任意。これまで僕がすれ違った相手はメッセージを何も書いてないか、簡単に「よろしく」とか、そんな感じであった。

 で、今回のタイトルになるのだが、僕は、そこにあまりにも有名な”あの復活の呪文”を書いてみた。ゲームをプレイしていると、送ったメッセージを読むのは、交換できた宝の地図の内容を確認するその一瞬だけ。ならば、せっかく僕とすれ違ってくれた方なのだから、普通のメッセージを送るよりも、ドラクエファンならではの、ちょっとした笑いを提供してあげた方がいいのではないかと考えたからである。

 きっと、今日、僕とすれ違ってくれたプレイヤーの方も、メッセージを読んで、ププッと笑ってくれていることだろう。

 あ、でも、あの有名な復活の呪文を知ってるのって、30代以上の人ぐらいかな。イマドキノワカモンは意味を理解してくれなかったりして。

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