屋久島は、九州最高峰の宮之浦岳を持つ島。そして、雨の島という異名を持ち、花崗岩でできているため保水力が無い。これだけの条件が整えば、見事が滝が多いのも当然のことである。
その筆頭が「大川の滝(おおこのたき)」。日本の滝100選に選ばれている。
かなりのPRっぷりである。
縄文杉と違って、ここは駐車場から見えるぐらいの距離にあり、アクセスバツグン。数分歩けば、滝にたどり着く。
この写真だと伝わりにくいが、周りを高い岩場に囲まれていて、この場所は少々狭い空間。そこに静寂を切り裂くかのように大爆音とともに流れ落ちる滝は、不思議な空間を演出していて、どこか神秘的。迫力があるのに威圧感がなく、滝と滝つぼ周辺の空間が一体となって一つの世界を創り出している感じである。他の滝では良くも悪くも滝が大きすぎる存在感を示していることが多いだけに、ちょっと不思議な場所だった。
大川の滝以外にも屋久島には見事な滝がたくさんある。
これが千尋の滝(せんぴろのたき)。残念ながらガスってしまい、全く見えず。
これが竜神の滝(りゅうじんのたき)。この日は大雨だったので、大増水していたと思われる。それぐらいのど迫力だった。
これがトローキの滝。落差はさほどでもないが、水量が多く、なかなかの迫力。なお、トローキの滝のみ、ちょっとしたトレッキングが必要。
0 件のコメント:
コメントを投稿