東京電力の今後の電力供給能力に関して、ほとんど情報が流れていないため、今の計画停電がいつまで続くのか、全く読めない。4月下旬まで続くという報道もあったが、その裏づけになる情報が無いので、何をもって電力不足解消となるのか、分からない。この電力不足のために、諸々が開催自粛に追い込まれ、とにかく社会が閉塞しきっている。このままじゃいけない。
そもそも電力不足の一番の原因は福島原発の事故だろう。ここで、東京電力全体の15~20%の電力を発電しているようだ。しかし、今の状態では半永久的に福島原発の復活は無いだろう。では、15~20%分はどう補うのか。
既存の発電所でも、部分的に休眠している発電所もあるようなので、これをフル稼働させれば多少の発電力はあるだろうが、これらはほとんどが火力発電所らしい。火力発電所は、発電効率があまりよくなくて、原発の分を補いきるほどではないらしい。
となると、新しく原発を造らないと今後も慢性的な電力不足になる計算になるが、それこそ年単位の事業になるし、そもそも今回の事故があったこともあり、地元住民の反発はこれまで以上に大きいものになるだろう。あまり現実的な解とは言えなさそうだ。
だとすると、関東地方の発電力を、今の東京の機能に見合った量まで戻すのは、もう不可能なのでは無いだろうか?経済なり政治の中心を富士川以西に持ってこないと、もたないのでは?
これはいよいよ首都機能の移転じゃないですか?名古屋に首都を持ってきて、瑞穂を国立競技場に、小牧を国際空港に、名古屋市役所を国会議事堂にしましょう。そうすれば、河村さんも首相です。どうですか?河村さん。
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