2011年3月15日火曜日

相次ぐ発売延期にクエスチョンマーク

 東北地方太平洋沖地震の影響は音楽界にも及んでいる。

 ライブの中止は、電力事情を鑑みるとやむを得ないと思うが、CDリリースの延期については、過敏に反応しすぎなのではないかというのが正直な感想。できるところから、正常に社会を動かしていくことも必要なのではないか?

 簡単に調べた範囲だけでも、avexとSMEは、23日と30日にリリースを予定していたCDの発売延期を発表。おそらくこの動きは広がるのだろう。生産ラインが正常に動いていないのだとしたら仕方ないけど、どうやらそうでもなさそうだし。

 ちなみに、未曾有の被害に見舞われた阪神・淡路大震災だが、震災直後の1月23日には歴史に残る名曲「奇跡の地球」がリリースされている。社会を停滞させずに動かしていくとは、そういうことなんだと思う。

2 件のコメント:

  1. 経済を停滞させないようにするのは賛成。

    ただ、娯楽産業が慎重になるのは当然と思う。

    自分が経営者として、すべきことと避けるべきことを考えたら、延期はあると思う。

    また奇跡の地球は震災とは関係ないがチャリティソングであり

    通常の楽曲とは根本的に位置付けが違うと思うが?



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  2. >RNさん

    例が悪かったですね。安室奈美恵の「TRY ME」も、震災直後の1月25日発売です。

    ともかく、過剰な自粛は、日本全体を閉塞させるので、良くないと思っております。

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