2011年3月23日水曜日

セ・リーグ順位予想 2011年版

1位:読売ジャイアンツ
2位:東京ヤクルトスワローズ
3位:中日ドラゴンズ
4位:阪神タイガース
5位:横浜ベイスターズ
6位:広島東洋カープ

 何年やってもちっとも当たらない順位予想。懲りずに今年も挑戦だ。震災で開幕日が流動的だが、やはり野球人としては、当初の開幕予定日までには発表しておかないとね。

 優勝はジャイアンツ。内海・東野の2本柱に加え、グライシンガーが完全復活の予感。澤村も良さそうだ。打線は、大技小技のバランスがよく、安定した得点力が期待できる。唯一サードが心配だが、12球団でもトップクラスの外野守備を誇る亀井を無理やりコンバートさせるよりは、中井か大田あたりに台頭してきてもらいたいものだ。

 2位はスワローズ。石川・館山・村中・由規の4本柱は強力。12球団見渡して見ても、これほどしっかりと4本揃っているチームは他にないと思う。主軸は相変わらず外国人頼みだが、畠山や武内といった、魅力的な長距離砲もいる。状況次第では、優勝も充分にあり得るだろう。

 3位はドラゴンズ。何と言っても痛いのは吉見とチェンの離脱。チーム方針により情報が明かされてないが、昨シーズンの井端のように長期化する恐れもあるだろう。それを見越してのこの順位予想。逆に両エースが早期に復帰すれば、もちろん優勝争いに食い込む力はある。井端の完全復帰により堂上直の行き場がなくなってしまったのは、個人的には残念。

 4位はタイガース。昨シーズン、チーム打率.290という圧倒的な打撃力で2位になった阪神だが、打ち勝つ野球が長続きしないことは歴史が証明している。今年は簡単には勝てないだろう。ただ、このチームも中日と同様、能見・岩田のダブルエースの復帰具合によって大きく状況が変わってくる。この両投手がまともに働けば、充分Aクラス入りできる戦力だ。ルーキー榎田は楽しみな存在。

 5位はベイスターズ。このチーム、打線は悪くない。いや、悪くないどころか、リーグ屈指の顔ぶれが揃っている。森本・渡辺・石川は、ヒットを打つ能力に長けている上、俊足。この3人が塁上を賑わして、村田・スレッジ・ハーパーが返すのだから、文句のつけようが無い。投手陣も、清水・山本・大家・加賀と、バランスよくコマが揃っている。あとは、3年連続90敗している沈滞ムードを払拭できる雰囲気作りさえできれば、浮上できる戦力は整っている。

 6位はカープ。打線に凄みがなく、圧倒的に迫力不足。投手陣は前田健が孤軍奮闘で、ジオ・篠田・斎藤とそれなりに名前は出てくるが、他の5球団と比べると一回りスケールが小さい。リリーフ陣も永川勝が出遅れており、不安感は否めない。天谷が輝きを取り戻し、岩本がブレイクし、トレーシーが大当たりすれば、何とか勝負になるとは思うが、果たしてそうなるか。

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