色んな報道が飛び交っていたが、プロ野球はセ・リーグが予定通り3月25日に開幕し、パ・リーグは4月12日まで開幕を延期させることを発表した。公式発表はこちら。
「セは3月25日開幕に向け準備、パは4月12日開幕へ」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)
一部には、選手会はストを計画しているという報道もあるので、まだ予断は許さないが、一応の決着は見たと言えよう。
基本的には、セ・リーグの方針に賛成。経済活動をいつまでも停滞させるわけにはいかないし、何でもかんでも自粛すればいいってものではない。それこそ、日本全体が沈没してしまう。多少無理してでも、強引にでも社会は動かしていくべきだ。
しかし、100%その思いなのかというとそうでもなく、今回は都内の電力問題がある。計画停電で、多くの人に多大な負担を強いられている現状で、多くの電力を消費する(?)ドームでのナイターをやっていいものなのか。(?マークを付けたのは、ドームでのナイターがどれほどの電力を消費するのか、情報を持ち合わせてないため。一般常識的に考えれば、かなりの電力を消費してそうな感じだが、もしも、大勢に全く影響を与えない程度の電力しか消費しないということであれば、前提が崩れる。)
更に言うと、報道されているとおり計画停電が4月下旬まで続く見込みなのだとすれば、3月25日に開幕できなくて、4月12日に開幕できる理由なんて、それこそ、どこにも見当たらない。それならば開幕は4月下旬にすべきなのではないか?若しくは、関東での開催は屋根無し球場のデーゲーム限定にして、本拠地とかは関係なく、富士川以西の球場で試合を消化していくとか。(これを機に、屋根無し球場への回顧が進むと、個人的には嬉しいが。)
いずれにせよ、決定事項として発表されたのだから、余程のことが無い限り、この日程で進んでいくのだろう。パ・リーグは4月11日までに予定されていた試合については、中止ではなく延期するとしている。つまり、144試合は行うということだ。当然、過密日程になってくることは容易に想像できるし、場合によってはCSの開催は中止されるだろう。個人的には、それがそのままなし崩し的に、来年度以降のCS自然消滅に繋がってくれると、嬉しいのだが。
〉多くの電力を消費する(?)ドームでのナイター...
返信削除http://www.sanspo.com/baseball/news/110318/bsr1103180506003-n2.htm
東京ドームだけで5~6万キロワット(5000戸分)だとのことです。
神宮を足せば更に上回るでしょう。薄氷を踏む状態で電力需給がされている現状では、土日なら兎も角、曜日(開幕は金曜日)を考えても、「ナイターで開幕」は現実的じゃないですね。
自分のブログにも書きましたが「開幕するな」とは思ってませんが、策無くして其のままの開幕は、正直無謀かと思います。
>いかりやさん
返信削除出所はどこだったか忘れましたが、その後調べたところ、神宮のナイターは東京ドームの10分の1~20分の1程度らしいです。
電光掲示板の表示を必要最小限に抑えたり、過剰な出囃子を控えれば、もっと少なくなるでしょうから、屋根無し球場なら、やってもいいんじゃないかとも思います。