2011年3月24日木曜日

パ・リーグ順位予想 2011年版

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:東北楽天ゴールデンイーグルス
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:北海道日本ハムファイターズ
5位:千葉ロッテマリーンズ
6位:オリックスバファローズ

 今年も予想が難しいパ・リーグ。全体的には4強2弱だと思っているが、特に上位4チームは難しすぎる。それでも敢えて付けたのがこの順位。

 優勝はホークス。前年度優勝チームに内川・カブレラ・細川が加入したのだから、これは凄い。課題だった右の先発は攝津がはまりそう。杉内・和田の両エースに死角はないし、攝津が抜けたリリーフ陣もファルケンボーグ・馬原が健在な上、甲藤の台頭により不安無し。オーティズ・松中クラスでもスタメン入りが難しいほどの巨大戦力で、他の5球団を圧倒する。

 2位はイーグルス。震災による社会全体の後押しもあるが、それを差し引いても岩隈・田中・永井の3本柱は安定感バツグン。松井稼・岩村は未知数なところもあるが、過去のメジャー復帰組の活躍を見る限り、充分にチームの主力として打線を牽引してくれそうだ。課題は抑え。美馬かキムが務めることになるのだろうが、どちらにしても実績がないため、多少の不安はある。

 3位はライオンズ。片岡・中島・中村という日本一の内野手陣に今年は浅村が加わる。これは魅力的だ。このままWBCの日本代表にしてもいいぐらいの顔ぶれ。先発も涌井・岸・帆足・石井一と安定しており、ここに大石が入れるか。課題は細川のアナと抑え。それでも安定したチーム力を持っているので、Bクラスに落ちることはなさそうだ。

 4位はファイターズ。斎藤フィーバーに加え中田の本格的覚醒と、話題性はバツグンのこのチーム。明るい話題が多いということはそれだけチーム力が上がっているということだが、ダルビッシュ・武田勝に続く先発投手の名前が出てこないことも事実。ケッペル・ウルフ・八木あたりがどれほど働けるか。打線としては稲葉に少し衰えが見え始めてきたところが心配なところ。

 5位はマリーンズ。昨シーズン、下克上フィーバーに沸いたが、所詮は3位チーム。その3位のチームから不動の1番ショート西岡と、これまた不動のストッパー小林宏が抜けたのだから、痛いなんてものではない。少し前までは圧倒的な先発投手陣を誇っていたこのチームだが、清水・久保は移籍し、小林宏もストッパー転向後、前述の通りチームを去った。唐川・大嶺あたりが一本立ちしてくれないと、本当に厳しい。荻野貴がショートのアナを埋めることになるが、1年間フルに出た経験は無い選手なので、不安感は拭えない。

 6位はバファローズ。とにかく先発が居ない。痛すぎる金子千の長期離脱。近藤もケガで出遅れている。開幕投手からしてローテの谷間。木佐貫か朴賛浩ということだが、果たして。打線はT-岡田が2年目のジンクスにはまらないでいけるのか。李承燁頼みの感もある主軸だが、復活するのか。心配材料が多すぎる。駿太という楽しみな存在もいるが、岡田監督の手腕をもってしても、大苦戦必至なシーズンになりそうだ。

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