2011年4月16日土曜日

金本の連続試合出場記録が止まる

 金本の連続試合出場記録が1,766試合で途切れた。

 開幕3試合を終え、10打数2安打と、まずまずのスタートを切るも、この日はスタメン落ち。8回に代打で起用されるも、打席中に一塁走者俊介が盗塁死でチェンジになると、守備にはつかず、連続試合出場記録の条件を満たすことができなかった。これにより記録は途絶えた。

 いろんな見方があると思うが、僕自身は、記録というものは後から付いてくるものだと思っているし、正直、昨シーズンの記録を継続させるためだけに無理やり代打で起用し続ける様子は、見苦しく感じていた。今の金本選手の状態を見た時に、文句なくスタメンで起用させるだけの状態にはなってないと思うので、記録は途絶えて当然だと思う。もちろん、だからといって、これまでの金本選手の功績が素晴らしいものであることに変わりはないけど。

 しかし、この途絶え方が良くない。昨年までの起用方法から見ても、チームとして全面的に記録の継続をバックアップしてことに間違いはないだろう。だからこそ、この日の試合でも代打で起用したはずだ。それなのに、何故俊介選手は、あの場面で走ったのか?若しくは走らせたのか?チェンジになっても記録は継続されるものと勘違いでもしてたんじゃないだろうか?知っていたというコメントも出てはいるが、記録の継続ありきの采配を振るい続けていたことを考えると、そのコメントが本当とは信じ難い。ベンチの集中力の欠如が、今回の記録ストップを招いたと言っても、間違いではないのではなかろうか。

 監督やベンチの意志により、記録を途絶えさせたのなら、今年のタイガースのベンチワークは要チェックということにもなるだろうが、状況からするに、どうもそうは考えにくい。だとすると、今シーズンのタイガースはどこかが抜けている。Bクラス転落どころか、5位6位が指定席化している広島、横浜より下に落ちることも充分あり得そうだ。

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