2011.7.23 三重スリーアローズ×高知ファイティングドッグス@津球場
高知 001 010 000│2
三重 020 113 01X│8
試合開始早々から打線が火を吹く。2回に先頭の金城が出塁すると、そこから4連打で2点を先制。鮮やかな攻撃。とまらない打線にスタンドの興奮は、いきなりの最高潮。
しかし、直後に巧打者の流にタイムリーを打たれ、1点差に詰め寄られる。いつものスリーアローズのパターン。このまま中押しができぬまま、逆転を食らうのか。
だが、この日は違った。4回に主砲金城がレフトポール際に豪快に叩き込む。ホームランに沸き上がるスタンド。単なる1点の追加点以上の力強さを感じたのは、それがホームランによるものだからだろう。やはりホームランは見るものを魅了する。
更に5回には金城が2打席連続のホームラン。昨シーズンは打たれる一方で、ほとんど本拠地でホームランを打つことのなかったスリーアローズ打線だが、この日は誰も見たことの無いような2打席連続のホームラン。歓声もどんどん大きくなる。
とどめで藤本が左中間スタンドに叩き込み、まさかのこの日3本目。もちろん打線が繋がっての得点もいいが、ホームランは打った瞬間全てのプレーが止まって、その時間は打った選手だけのものとなる。歓声を浴びながらダイヤモンドを一周する選手。喜びと余韻に浸るスタンド。やはり野球の華はホームランだ。
ゲームは、先発糸川が完投でしめてゲームセット。リリーフがドタバタすることが多い最近のスリーアローズなので、完投できる先発投手が育ってきてくれるのはありがたい。
最後にこの日のスタメン。昨シーズンの不動のトップバッター桑島は、今シーズンは悩んでいる模様。
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