宇多田ヒカルの約2年ぶりの7thアルバムが、先月リリースされた。この間、シングルリリースなし。前作の6thもシングル曲の収録は無く、完全にアルバムミュージシャンになっているのが近年の彼女である。
それでも収録されている12曲中、半分以上がタイアップ付きのため、どこかで聞き覚えのある曲が続き、とても聴きやすいアルバムになっている。CDが、特にシングルが売れない今の音楽界において、彼女のリリーススタイルが、時代にマッチしているのかも。
楽曲の素晴らしさは、彼女に対してはもはや説明不要。前作収録の「花束を君に」ほどのスーパーキラーチューンは無いが、リードトラックの「Play A Love Song」は最近の彼女の曲にしては珍しい爽快感のあるサウンドだし、「パクチーの唄」では遊び心のようなものも垣間見える。
2018年のJ-POPシーンを代表する一枚になることは確実のこのアルバム。音楽ファンなら必ず聴いておきたいアルバムだ。
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