2018年7月20日金曜日

ZOZO球団の参入はあるのか?

 ZOZOTOWNで名が通っている株式会社スタートトゥデイの前澤社長が、自身のツイッターでプロ野球球団を持ちたいと発言したことが、話題になっている。また前澤氏は千葉出身で人一番地元愛が強いことでも知られ、昨シーズンからは千葉マリンスタジアムのネーミングライツを取得していることから、ロッテ球団を買収する計画があるのではと噂になると、すぐさまロッテ球団は絶対にあり得ないと全面否定し、今後の動きが益々注目される状況となっている。

 個人的には、数年前に持ち上がったプロ野球16球団構想を復活させるいいタイミングだと思っている。なので、スタートトゥデイは既存の球団を買収するのではなく、楽天の時のように新球団として設立し、何とか他に球団経営に乗り出す企業が3社出てきて欲しい。ちなみに、前澤氏が千葉に愛着があるのであれば、ZOZO球団の本拠地は千葉マリンとして、ロッテはかつて川崎から千葉に移転したように、再び新天地へ移転するのもアリでは。更には、16球団化すれば、ファーム組織のアンバランスも8球団ずつに修正するチャンスも生まれる。

 この手の話になると、選手はどうするのかという議論になるが、一旦、既存12球団の枠組みをできる限り取っ払って分配ドラフトを実施するという視点に立つと、意外と簡単に解決できる。

 と言うのも、現在、12球団の支配下登録選手は、合計すると817選手。更に育成選手が99選手。これに昨年並みにドラフト指名があるとすると、今シーズンオフに新たにプロ野球選手になるのが115選手。合計すると1,031選手なので、これを16で割ると64.4。つまり、今シーズンオフに一人の引退・戦力外選手を出さなければ、頭数としてはチームの体裁を保つことができる計算となる。

 野心を持つ人が出てきた今こそ、プロ野球の規模を拡大するチャンスですよ!

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