2019年3月31日日曜日

2019年3月MSVランキング

1位 : 黒い羊 (欅坂46)
2位 : ジワるDAYS (AKB48)
3位 : HAPPY BIRTHDAY (back number)
4位 : マリーゴールド (あいみょん)
5位 : Lemon (米津玄師)
6位 : crystal (関ジャニ∞)
7位 : 床の間正座娘 (NMB48)
8位 : 帰り道は遠回りしたくなる (乃木坂46)
9位 : Yes we are (三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
10位 : 有頂天シューター (祭nine.)


 1位は欅坂46。2曲連続3回目の1位獲得ということで、いよいよ1位常連と呼べるところまで上がってきた。

 空前のロングヒットを記録している5位の米津玄師は、これで歴代最長の7ヶ月連続ランクインだが、その前にも6ヶ月連続ランクインを記録しているので、もう表現方法が見付からないくらいの、とにかく日本音楽史に残る程の超ロングヒット。4月には、いよいよ新記録となる8ヶ月連続ランクインがかかる。

2019年3月30日土曜日

自由契約後すぐにマイナー再契約となるマイナーリーガー

 プロ野球もメジャーも開幕したが、もう一つだけオフシーズンネタ。

 カブスとマイナー契約して、キャンプ招待選手からメジャー昇格に挑んでいた田澤が一旦自由契約となり、直後に再度カブスとマイナー契約を結んだ。マイナー契約のキャンプ招待選手が、この時期に自由契約・直後に再契約となるケースは珍しくなく、同様に再契約ありきで自由契約になった川崎が、球団の思惑通りの再契約に至らず、ホークスに復帰したケースが比較的有名。

  こういったことが起こるのは、メジャーの労使協定によるものであって、マイナー契約選手をシーズン開幕時点で保有し続けるためには、球団は当該選手に対して残留特別手当として10万ドルを支払うことになっているからだ。この支払いを避けるため、一旦自由契約にし、開幕直後にマイナー再契約をする。

 ただ、もちろんマイナー契約の選手全員に対してこの処置をするのではなく、一部の選手のみ。Transactionsを見ていると、シーズンオフに他球団からのFA移籍としてマイナー契約を結んだ選手に多く見られる気がする。もしかして、この残留特別手当って、マイナー契約の選手全員ではなく、何らかの条件に当てはまっているマイナー選手だけなのかな。サービスタイムが一定の年数以上の選手だけとか。

 そもそも、メジャーのチームには約200人ぐらいの選手が所属していて、メジャー契約は40人なので、160人はマイナー契約ということになる。この選手全員に残留特別手当を支払うといことであれば、それだけで1,600万ドルの出費。マイナー選手に対する出費にしては大きすぎだろう。

 もう少し、調べてみよう。

2019年3月29日金曜日

AM放送終わるの?

 2028年をめどに、AM放送を停波させる方向で各放送局が要望しているとの報道があった。ニュース記事はこちら。

 「民放連、AMラジオ廃止を要望 23年めどに実証実験も」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 別にAMの放送局が無くなるわけではなく、AMの電波が停波されるだけで、放送自体はワイドFMで継続されていくとのことだが、高校時代の全てをAMラジオ聴取に捧げてきたと言っても過言ではない自分からすると、これはなかなかショッキングなニュース。青春の全てが失わてしまう気がする。

 もちろん設備投資の費用面の課題などによるものだと思うが、個人的にはFMがむしろAM的になってきて、棲み分けが曖昧になり、結果、AMが淘汰されてしまったのでは無いかと感じる。FMはその高音質により音楽を流す放送局で、AMは音楽よりは生活情報を流す放送局だったと思っているが、今はFMでも生活情報をバンバンに流してますからね。あと、リスナー参加型の番組も、かつてはAMの特権だったはずだが、今はFMでもそんな番組に溢れているし。

 繰り返しだが、AM番組を流している放送局が無くなるわけではない。ただ、どうしてもAMがFMに吸収されてしまうという印象を受けるニュースだし、かつてのAMファンとしては、とっても寂しい気持ちになるニュースだった。

2019年3月27日水曜日

来オフはF西川に注目か?

 先日、シーズン開幕直前恒例となっている、野球友達との順位予想飲み会があったのだが、その席で、友人が興味深い持論を展開した。

 それほど遠くない将来に、日ハムの西川は放出されると思う。

 根拠は、日ハムが戦略的に世代交代を進める球団であることと、西川の年俸が2億円と、かなり高額になっていること。なるほど。思ってもいなかったけど、清宮を外野手として育てるのであれば、充分にあり得る話だ。

 もし、そうなった時には、多くの球団が欲しがると思う。真っ先に思いついたのがDeNAと西武。ともに、筒香・秋山というメジャー挑戦秒読み状態の選手を抱えていて、西川はその穴埋めに持ってこい。

 坂口を含めて外野手としてレギュラーを張れる4人の選手が全員今オフには35歳以上になるヤクルトと、同じく大ベテラン福留・糸井がいまだにレギュラーの阪神も西川は喉から手が出るほど欲しい選手のはず。また、センターのレギュラーが定まっていないオリックス・ロッテにとっても、チーム事情にフィットする選手だ。

  これからシーズンが開幕と言うこの時期に話題にする内容ではないと思いつつも、来オフは西川の動きに注目かも。

2019年3月24日日曜日

プロ野球観戦記 ~高橋とブラッシュ~

 2019.3.23 中日ドラゴンズ×東北楽天ゴールデンイーグルス@ナゴヤドーム(オープン戦)

E 001 010 001│3
D 000 400 00X│4

 今シーズン2戦目のオープン戦観戦は、楽天戦。友人と飲みながら観戦したので、細かいところは覚えてませんがね。先発は美馬と山井という、少々地味な二人。

 目立ったのはドラゴンズは高橋。昨年、シーズン通して試合に出たものの、実力で勝ち取ったレギュラーという印象ではなく、どちらかというと与えられたレギュラー。残した成績もレギュラーとしては物足りないものだったが、その経験をしっかりと活かしたようである。この日はホームランを含む4打数2安打。凡打に倒れた2打席も、当たりは悪くなく、今シーズンはいよいよ本格ブレイクするかも。恐怖の6番打者として不動のレギュラーに定着すれば、いよいよかつての恐竜打線復活となりそうだ。ただ、このチームは投手陣が不安だが。

 一方、イーグルスで目立ったのが、新外国人のブラッシュ。新外国人はオープン戦の成績はアテにならないことが多いので、シーズンが始まるとどうなるか分からないが、それでもこの日に弾丸ライナーでレフトスタンドに突き刺したホームランは衝撃的だった。浅村も加わったし、案外、今年のイーグルス打線は強力かも知れない。

2019年3月22日金曜日

イチロー引退

 生涯現役選手で居られることは不可能なので、いつかはこの日が来ることは分かっていた。でも、イチローだからこそ、もしかしたら永遠にこの日は来なくて、新しい形を持って生涯現役選手を貫くのではないかとも思っていた。しかし、この日は来てしまった。

 イチロー選手、引退。

 最低でも50歳までは現役でいたいと言っていたイチロー。今でもしっかり守れるし、しっかり走れるので、メジャーに拘らず、日本のプロ野球か日米どちらかの独立リーグであれば、第一線で活躍できたと思う。ただ、それをしなかった。おそらく、昨シーズン浪人しそうになっていたマリナーズへの恩義があっただろうし、おそらく、今後もマリナーズのフロントとして、何らかのオファーがあったのだろう。それを断ってまで現役選手であり続けるというワガママを、イチロー自身が許さなかったんだと思う。

 深夜の引退会見は、最初から最後まで全部見た。どの質問にも独特の表現で丁寧に答えていたイチローだったが、最低50歳まで現役と宣言しながら、それに執着することなく他球団でプレーすることについては考えなかったという、その理由については明確に回答を拒否した。おそらく今後も語られることは無いんだと思うけど、ファンとしてはとても気になるところだ。

 あと、この会見で気になったのが、現在のメジャーの野球に対する警鐘。ビッグデータ・ベースボールにより、ベースボールは頭を使わず、とにかくホームランを狙うスポーツに変わりつつある。何でもメジャーの真似をする日本のプロ野球だが、まだこの流れは来ていないし、そうではなく野球はこれまで通り頭を使うスポーツであり続けるべきだと語るイチロー。その通りだと思う。

 世界大会が増え、世界標準に適応するため、ルール含めて何から何までメジャーに寄せていこうとする最近の風潮。もちろん、それが必要な面もあるとは思うが、野球は野球として昇華させていくことも、ベースボールと違った野球の魅力を作り上げていくことになると思う。是非そうであって欲しいし、イチローの引退会見でその思いがより強くなった。

 これで、自分より年上(厳密には学年が上)のプロ野球選手は全員引退。そういう意味でも感慨深いし、野球ファンとしても一つの区切り。本当にお疲れさまでした。また、違った形で野球界に関わって欲しいし、その姿を追い続けたい。

2019年3月21日木曜日

平均的な選手にとってFAは立ちはだかる壁なのか

 現役選手どころか歴代の選手でも、史上ナンバーワンの選手との呼び声も高いエンゼルスのマイク・トラウト選手が、北米プロスポーツ史上最高額で延長契約を結んだ。ニュース記事はこちら。

 「エンゼルス トラウトと12年4億3000万ドルで契約延長へ」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 記事に書いてある通り、2020年シーズン終了後のFAの超目玉と言われていたが、市場に出ることはなく、契約にトレード拒否条項も含まれているようなので、事実上、生涯エンゼルスで現役を全うする。

 ストーブリーグをまともに注目するようになったのは、今オフが初めてなのだが、超一流選手がFA前に所属球団と大型の延長契約するケースが意外と多いことに気付かされた。今オフだけでも、以下の超一流選手が延長契約を結んでいる。

 ノーラン・アレナド
 アーロン・ヒックス
 ホセ・マルティネス
 ルイス・セベリーノ
 アーロン・ノラ
 マイク・トラウト
 アレックス・ブレグマン

 超一流選手がFAとなり、超大型契約で移籍するのがMLBだと思っていたのだが、どうやらそうではなくて、本当の超一流選手はFA市場に出ないようである。

 もちろん、そうではなくFAになる超一流も居て、今オフだとマニー・マチャドとブライス・ハーパーがその代表格。ただ、ごく一部の超一流以外は、FA市場に出ても現実は厳しくて、単年であったり良くても2年契約程度しか勝ち取れないケースがほとんど。それも、バリバリのレギュラークラスならメジャー契約を勝ち取れるが、普通の選手、例えるなら巨人の亀井レベルの選手だと、マイナー契約から這い上がることを強いられるケースが多い。これにも驚いた。やっぱりメジャーって厳しい。このレベルの選手からすると、FAはむしろ要らない制度なのかも知れない。

 ということで、今オフ、FAになりながら、マイナー契約となった主な選手をご紹介。(成績は昨シーズンのもの)

カルロス・ゴンザレス 132試合 .276 16本 64打点
ホセ・イグレシアス 125試合 .269 5本 48打点
マット・ウィータース 76試合 .238 8本 30打点
デレク・ディートリック 149試合 .265 16本 45打点
ヤンガービス・ソラーテ 122試合 .226 17本 54打点
ジェラルド・パーラ 142試合 .284 6本 53打点
カーティス・グランダーソン 123試合 .242 13本 38打点
アルシデス・エスコバー 140試合 .231 4本 34打点
ゴーキス・ヘルナンデス 142試合 .234 15本 40打点
ルーカス・デューダ 107試合 .241 14本 50打点
キャメロン・メイビン 129試合 .249 4本 28打点
カルロス・ゴメス 118試合 .208 9本 32打点
メルキー・カブレラ 78試合 .280 6本 39打点
ローガン・フォーサイス 120試合 .232 2本 27打点
ニック・ハンドリー 96試合 .241 10本 31打点 ※日本開幕戦でロースター入り
マーク・レイノルズ 86試合 .248 13本 40打点
デビン・メソラコ 84試合 .221 11本 33打点
アデイニー・ヘチャバリア 94試合 .247 6本 31打点
ジオ・ゴンザレス 32試合 10勝11敗 4.21
アービン・サンタナ 5試合 0勝1敗 8.03 ※通算149勝

 FAにならなければ、今シーズンも普通にロースターに登録されていたのではと思わせる選手も少なくないという印象。

2019年3月20日水曜日

パ・リーグ順位予想 2019年版

 続いて、パ・リーグの順位予想。

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:北海道日本ハムファイターズ
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:東北楽天ゴールデンイーグルス

5位:オリックスバファローズ
6位:千葉ロッテマリーンズ

 1位はホークス。余程の奇をてらった予想をしない限り、今シーズンのパ・リーグ優勝予想はホークスだろう。サファテの復帰は難しそうだが、森がストッパーとして一本立ちしたので問題なし。昨シーズンは誰も規定投球回に到達せず、ローテーションを守った投手が居なかったが、千賀・東浜・ミランダ・バンデンハーク・武田・大竹・石川・中田と、層が分厚過ぎて、調子の悪い投手をファーム再調整送りにできるからこそのこと。他のチームが戦力ダウンしていることもあって、ぶちっぎって、オールスター前にもマジック点灯しているかも知れない。

 2位はファイターズ。レアードが抜け、戦力ダウンしているが、機が熟したという印象。何より、上沢と言うローテーションの軸が確立したことが大きい。オープン戦で大爆発している大田には、いよいよ大ブレイクの雰囲気が漂っているし、王も期待通りの数字を残しそう。優勝争いするのは難しいかもしれないが、Aクラスは固い。

 3位はライオンズ。さすがに菊池と浅村の穴は大きすぎる。特にローテーションの大黒柱を失ったことにより、昨シーズン、防御率は決して良くないのに、謎の勝ち運だけで数字を残した多和田が柱にならないといけない状況というのは、いかにも厳しい。長くチームを支えてきた中村と栗山も、さすがに衰えを隠せず、Aクラス入りするのがやっとというチーム状況だろう。

 4位はイーグルス。ここまでが4強だと思っていたのだが、則本が前半戦絶望ということで、イーグルスの予想順位は変えないが、3強3弱という構図になったと思う。浅村の加入で強力な打線になったが、則本の穴は大きい。辛島・美馬・藤平に、トレードで加入の福井と、それなりに名前は出てくるが、貯金を作れる投手ではないので、5割キープがやっと。松井に先発再転向させるのも面白いかも。

 5位はバファローズ。ここも、金子と西の穴が大きすぎる。ただ、山本の先発転向であったり、昨シーズン、目立たなかったがぶっちぎりのセイバーメトリクス指標を残した東明の存在など、希望が無いわけでもないので、最悪の事態は免れそう。吉田正がタイトルを取るぐらいの活躍を見せれば、あわよくばAクラスも。

 6位はマリーンズ。平沢・安田にルーキー藤原と、楽しみな素材は居るが、本格的に戦力になるのは、数年後の話。涌井・石川・ボルシンガーと、三本柱は確立しているものの、伸び盛りの若手が多いチーム構成なのに、メジャー流にキャンプを早々に切り上げて、実戦中心での調整だったのは、日本には馴染まず、成長の速度を低下させるだけでなく、シーズン終盤のスタミナにも影響すると思う。もしかしたら前半戦は良い位置につけるかもしれないが、後半戦は失速して最下位に沈むだろう。

2019年3月19日火曜日

セ・リーグ順位予想 2019年版

 いよいよ開幕まで1週間あまり。今年も恒例の順位予想。まずはセ・リーグから。

1位:読売ジャイアンツ
2位:東京ヤクルトスワローズ

3位:広島東洋カープ
4位:阪神タイガース
5位:中日ドラゴンズ
6位:横浜DeNAベイスターズ


 1位予想は今年ももちろんジャイアンツ。昨シーズンは3位だったがチーム防御率は1位と投手陣は強力。特に先発投手に関しては菅野と山口俊が支えたが、今シーズンはここにヤングマンとメルセデスを開幕から使えるのが最大の補強。打線も丸の加入で厚みが増し、向かうところ敵なしと言ったところか。唯一のウィークポイントだったリリーフ陣は、マシソンの出遅れや澤村の先発転向で不安要素が増しては居るが、それを補って余りある戦力がある。

 2位はスワローズ。坂口・青木・山田哲・バレンティン・雄平と続く上位打線は、かなりの高いレベルで安定かつ固定されていて、大崩れがない。好投するけど勝てない投手だった原が、昨シーズンに勝ち方を覚えたし、リーグNo.1の安定感を誇るストッパー石山の存在も大きい。軸がしっかりしているので、間違っても負け越すことは無いだろう。

 3位はカープ。昨シーズンはぶっちぎりの優勝だったが、防御率は4点台と、勢いに陰りが。野村や薮田といった大活躍した投手が、翌年にガタっと成績を落とす近年の傾向が、今シーズン大瀬良に襲いかかる懸念もある。もちろん、昨シーズンと同様、それを補って余りある打力で勝ち進むことも考えられるが、野球は投手力がモノを言うので、打ち勝つ野球は長続きしないと思う。

 4位はタイガース。カープとは逆に、ここは先発投手のみが充実。メッセンジャー・秋山・岩貞に、補強の西とガルシア。昨シーズンから台頭してきている小野・才木も居れば、ファームから浜地というイキの良い若手もブレイクの時を迎えている。これだけの先発投手が揃っていれば、連敗は無いだろう。メッセンジャーが日本人枠になったことにより、他に4人の外国人選手を使えることも大きな補強。ちなみに、ここまでが4強だと読んでいるので、CS争いは最後の最後までもつれると思う。

 5位はドラゴンズ。いつの間にか打撃がウリのチームになっていて、更に今シーズンは堂上が調子が良いとのことで、福田ですらスタメンが危ういほどの打線の充実ぶり。ただ如何せん投手陣が弱く、昨シーズン、チーム防御率がリーグワーストだった状況から改善されていない。何とか笠原が先発の柱におさまりそうだが、柳・小笠原・鈴木翔・藤嶋・小熊といった、期待の若手組から少なくとも2人は抜け出してきてくれないと苦しい。

  6位はベイスターズ。前評判は決して低くないが、気になるのは、ここ数シーズンにおけるラミレス監督のリリーフ酷使。三上・砂田・パットン・エスコバーと、連投に次ぐ連投で、そろそろまとめて壊れるのではないかという心配が。カープと同様、ブレイクした投手が2年続かないのも、ここ数年の傾向で、今永・濱口と続き、今年は東がダメそうなのも不安材料。ソト・ロペス・筒香・宮崎の打線は超が付くほど強力だが、小技を使える選手が少ないので、大量点は取れるが1点が取れない。

2019年3月18日月曜日

ポルノグラフィティ 16th LIVE CIRCUIT UNFADED@三重県営サンアリーナ

 2日連続ライブ参加の2日目は久しぶりのポルノグラフィティ。開演30分程前には会場入りしないと、名物キャラクターによる前説が楽しめないのが、ポルノ流ということで、その前説からしっかり楽しみ、いざライブがスタート。

 今回のライブは「UNFADED」というツアータイトルであり、これは色あせないといった感じの意味。というのも、今回のツアーは直前のリリースが無かったこともあり、隠れた名曲を掘り起こし、色あせていないことを示すようなセットリストになっており、要するにレア曲祭りである。これはコアなファンにはたまらない。

 自分自身、それほどコアなファンではないため、楽しめるか心配だったが、始まってみたら、そんな心配は無用だった。確かに、ほぼ知らない曲だったし、たまに出てくるシングル曲も、どちらかと言うとマイナーな部類の曲。さすがにライブのクライマックスにかけては、代表曲を畳みかけてきたけど。

 でも、その知らない曲たちが、けっこう彼らの王道のようなサウンドで、シングルになっていてもおかしくないような曲ばかり。これらの曲が収録されている彼らのアルバムを、改めて聴きなおしたくなった。オリジナルアルバムだけでも11枚リリースされているので、聴きなおすとなるとかなり時間かかるけど。

 本編の終盤でやった「オー!リバル」がミュージック・アワーやハネウマライダーに次ぐ、ライブの代表曲に成長していたのがとっても印象的だったし、アンコールでのハルイチのギターソロで、まさかのultra soulには笑わせてもらった。あそこでの「ヘイ!」が、この日、客席からの一番の声だったかも。

 セットリスト

M01.オレ、天使
M02.A New Day
M03.幸せについて本気出して考えてみた
M04.東京ランドスケープ
M05.ジョバイロ
M06.Swing
M07.前夜
M08.ビタースイート
M09.ライオン
M10.Zombies are standing out
M11.見つめている
M12.夕日と星空と僕
M13.dedgedilli
M14.カメレオン・レンズ
M15.海月
M16.フラワー
M17.オー!リバル
M18.ジレンマ
M19.パレット
M20.サウダージ
M21.ハネウマライダー
M22.∠RECEIVER

 ~アンコール~

EN1.タネウマライダー
EN2.ライラ
EN3.Century Lovers

2019年3月17日日曜日

久松史奈 BIRTH TOUR 2019@MUJICA

 久松史奈の今回のツアータイトルはBIRTH TOUR。そう、1993年のBIRTHツアーのセットリストをそのまま完全に再現して行うツアーである。当然のことだが、1993年以前の曲しかやらないってことだし、まさにタイムスリップである。

 1曲目はアルバムBIRTHのリードトラック「BRAND NEW DAY」で始まる。その後もとにかく懐かしい曲が続く。

 思えばこのアルバム「BIRTH」や、そのひとつ前の「AUCTION」は、それこそ擦り切れるほど(CDなので擦り切れないが)聴いたものである。多分、これほどまでアルバムを聴き込んだのはこの2枚ぐらいではないだろうか。当時は高校生だったし、今ほど色んなアルバムを買いあされるほどの経済力ももちろん無かったので、1枚のアルバムを大切にし、それこそ毎日のように聴いたものだ。

  ライブは、MCも当時のツアーのものを再現する形式で、このMCパートでは、当時こういったことをしゃべっていたといった内容で展開。「昼が夜にうつる頃」は、当時はあまりライブでやらなかったが、ファンからのリクエストが多かったからBIRTHツアーでやったということ。「微笑みながら」はCMのダブルタイアップを獲得したこともあり、当時あまりテレビを観なかった史奈が、CM観たさにこの時期はテレビを点けていたこと。そして「17のまま」に隠された金城ふ頭でのエピソード。印象的なMCが多かった。

  その後も「BIRTH」収録曲中心にライブは進む。アンコールでは、唯一、当時のBIRTHツアーでは披露されなかった、現在の最新曲「Sunset Glow」をやり、そして当時の最新曲「微笑みながら」と続いた。

 冒頭にも書いたが、とにかくこれぞタイムスリップで、曲を聴くたびに、その時の情景が甦ってきたし、個人的にはこの頃までが久松史奈の絶頂期だと思っているので、そういう意味では、ベスト・オブ・ベストのパーフェクトなセットリストだった。

 15年ぐらい前まで、ライブに行くと、そのセットリスト順に並べたCTを作成し、ドライブのお供にしていたが、ライブに行く機会が増えめんどくさくなったことと、ライブで未発表曲をやるケースが増えたこと、そして何よりCTが衰退しドライブのお供がCDになると、80分しか収録できないため、ライブのセットリストを再現するには分数が足りないということで、この作業をやらなくなっていたが、今回は久松史奈の絶頂期ベストと言えるセットリストだったので、久しぶりにライブ再現CDを作成してみたくなった。

 セットリスト

M01.BRAND NEW DAY
M02.あの時のままでいたい
M03.GROWING UP
M04.FOR MY FRIENDS
M05.ALIVE
M06.ゼロから
M07.PRECIOUS DREAMIN'
M08.17のまま
M09.DON'T LEAVE ME NOW
M10.瞬きもせずに
M11.昼が夜にうつる頃
M12.おはようの前に
M13.LADY BLUE
M14.ステキガール
M15.すてきなMY LIFE
M16.天使の休息
M17.BRAND NEW DAY

 ~アンコール~

EN1.Sunset Glow
EN2.微笑みながら
EN3.Wonderland

2019年3月16日土曜日

祖父の死

 火曜日の朝だった。出社の準備をしていると、母から携帯電話に着信があった。両親とも体調が良くないこともあって、最近は携帯電話に着信があることも珍しくなくなっているので、またプチ事件でも起こったのかなと気軽な気持ちで電話に出ると、思いもよらないことを言う。

 「おじいちゃんが死んだよ」

 え?

 会社に休むことを報告して、関係者へ仕事の引継ぎ連絡も済ませて駆けつけると、既に家族は集まっていた。92歳、大往生。ここ数年は見るからに弱っていて、いつ死んでもおかしくない状態だとは思ってはいたものの、特に予兆は無く突然と言えば突然の出来事。

 翌日が友引だったため、木曜日が通夜。自分自身、40代前半になって初の通夜参列といいうことで、その雰囲気を初体験しながら、そのまま通夜振る舞いの場に。久しぶりに会う親戚も居て、懐かしかった。

 そして、金曜日が告別式。家族葬ということもあって通夜と同じ参列者。なるほど、家族葬と言う言葉はよく聞くが、こういうことか。その後、火葬場に行き、骨上げをした時には、それまで慌ただしかったこともあり実感が無かったのだが、一気に実感としてこみあげてきた。

 斎場に戻り、初七日法要。ここまでの葬式フルコースは初体験だったのだが、なるほど、あまりにも慌ただしくて悲しんでいるヒマがないものだ。

 思えば、小学生の頃まではお爺ちゃん子だった。それが徐々に疎遠になっていき、大学生以降は、年に1回正月の親戚食事会で会う程度。そんなこともあり、1日経ったいま、やっぱりあまり現実のこととは思えないのだが、もしかしたら来年の正月に親戚で集まった時に、身をもって実感するのかな。

 新しい元号の発表と、東京オリンピックを楽しみにしていたという祖父。新しい元号の発表は、あと数週間に迫っていましたね。また、報告に行きます。

 最後にこんな話も。2歳になる従姪が、いつもは夜中に起きることなど全くないとのことだが、火曜日の早朝4時頃、突然目を覚まし、「おじいちゃんが来た」と言ったとのこと。そして祖父の死亡推定時刻は火曜日の早朝4時。子どもには分かるのですね。

2019年3月15日金曜日

MLBのルール改定 2019年版

 良くも悪くも、コミッショナー主導で改革をどんどん進めるMLBだが、今シーズン及び来シーズンからのルール改定について発表された。近年だと、コリジョンルール、リクエスト、申告敬遠など、MLBがルールを変えるとNPBも1~2年遅れで追従するため、野球ファンとしては注目しておくべき動きだと思っている。

 ニュース記事はこちら。
 「トレード期限、球宴、ロースター枠など ルール変更が決定」 (後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 主な変更点をまとめてみる。

〇今シーズンからの改定
 ・イニング間
  これまで一般の試合は2分5秒、全国放送の試合では2分25秒だったが、これを2分に統一して短縮。また、2020シーズンからは更に1分55秒に短縮。

 ・トレード期限
  7月31日が最終期限。8月1日以降もウェイバーを通過すればトレードできたが、それは廃止。

 ・オールスター
  ファン投票2ラウンド制に。最初に従来の方式で各ポジション3選手に絞り込み、最後に1日だけの決選投票にて1位を決定。
  延長戦に入ったら、無死2塁からのタイブレーク制を導入。
  ホームラン競争優勝選手へ賞金を与える。

 ・マウンドに集まれる回数
  6回から5回に、1回分削減。

〇来シーズンからの改定
 ・ロースター枠
  25選手から26選手へ1名増加。ダブルヘッダーでは同様に27選手へ1名増加。
  セプテンバーコールアップは原則廃止で、9月以降のロースター枠は28名。

 ・登録ポジションによる制約
  野手の登板は、延長回か7点差以上の時のみに限定。
  野手・投手以外にTwo-Way Player(二刀流)としての登録も可能。

 ・投球イニング制限
  投手は、その回を投げ切るか、3人以上の打者と対戦する必要あり。事実上のワンポイント禁止。

 ・故障者リストの日数
  10日から15日延長。(2016年までのルールに戻る)

 ということで、噂されていたピッチクロックの導入は無かったが、それにしても気になるのは事実上のワンポイント禁止。これは、いわゆるアグリーメントレベルではなく、野球のルールの根幹に関わるルール変更なので、簡単に見過ごすわけにもいかない。もちろん改善するべき点は改善するべきなんだろうけど、伝統ある野球と言う競技の根幹的なルールの一つであるし、これを変えると過去の記録との整合性が取れなくなるので、これだけは、NPBには追従して欲しくない。

 もう一つ気になるのは、オールスターでの延長タイブレークの導入。公式戦ではないものの、公式戦と同等の位置づけである試合にタイブレークが導入されるということは、一つの風穴が空いてしまったとも受け取れるし、嫌な動きである。

2019年3月14日木曜日

MLB展望 2019年版

 毎年プロ野球の順位予想は行っているが、最近はMLBも注目しているので、今年からMLBの予想もやっていこうと思う。ただ、まだ全球団の戦力分析できるほどの知識量が貯まってないので、今年は地区ごとの展望を発表。いずれは順位予想をやりたいし、もちろん最終目標は全球団的中。

〇アメリカン・リーグ 東地区
 BOSとNYYの2強。但しTBの存在が不気味。

 BOSはクローザーのキンブレルは抜けたがワールドシリーズを制したその他のメンバーはほぼ残留と言うことで、圧倒的な強さは健在。NYYはグレゴリアスの復帰時期が遅れるリスクはあるが、レメイヒューを獲得したので補って余りある戦力。いずれにせよ、この2チームのポストシーズン進出は間違いないだろう。

 昨シーズン、オープナーという新たな戦術を生み出して躍進したTBは、モートンを獲得しスネルとの強力な2本柱を確立したのが気になるところ。TORはゲレーロJr.が前評判通り衝撃的なデビューを飾るか注目。

〇アメリカン・リーグ 中地区
 CLE1強体制から、MINを加えた2強に。

 昨シーズンは全6地区で最大の13.0差をつけて地区優勝したCLE。ブラントリーが抜けて戦力ダウンしているものの追ってくるチームが心もとないので、依然として地区優勝候補筆頭。ただ、MINが本気の補強をしていて、クロン、ネルソン・クルーズ、スコープ、マーウィン・ゴンザレスと、スタメンの約半分が補強組になりそう。打線に厚みがあり、地区優勝争いに絡むだろう。

 CWS、DET、KCは今年も置いてけぼりか。

〇アメリカン・リーグ 西地区
 HOU1強。但しOAKの存在が不気味。

 HOUは、カイケル、モートンと先発2枚が抜け、スーパーユーティリティのマーウィン・ゴンザレスも去ったので戦力はダウンしているが、ローテーションとしてはマイリーを、打線強化としてブラントリーを獲得しているので、大きな戦力ダウンにはなっていない。OAKは昨シーズン、妙な強さを見せたこともあり、何となく不気味。

 LAAは課題の先発投手の整備が進んでおらず、今シーズンも苦戦必至。SEAは、ロースター総替えと言っても言い過ぎではないくらいメンバーを一新したので、どんなチームに仕上がっているか、全く見えない。

〇ナショナル・リーグ 東地区
 4強。と言うより、MIA1弱。

 何と言っても話題のハーパー、リアルミュートに加え、マカッチェン、SEAからのトレードでセグーラを獲得したPHI。ホスキンスが打線の軸になり、一気に優勝候補へ。

 そのハーパーを失ったWSHはロブレスが穴を埋めるべくブレイクの準備が整い、コービンとアニバル・サンチェスの移籍によりローテーションが充実。NYMは何と言っても昨シーズン57Sのディアス加入が大きい。もちろん昨シーズン地区優勝のATLは、その戦力を維持しているので怖い存在であることに変わりはない。

〇ナショナル・リーグ 中地区
 6地区の中で唯一全チームに優勝のチャンスも最下位に転落する恐れもある地区。

 昨シーズン1弱だったレッズは、唯一かつ最大の弱点だった先発投手陣にソニー・グレイ、ウッド、ロアークを加え、3本柱を一新。打線はオールスター級が揃う強力打線なので今年は地区優勝争いに絡んできそう。

 昨シーズン地区優勝したMILは、ムスターカスの残留が最大の補強。イェリッチは出来過ぎだった感はあるが、さほどチーム力は落ちないだろう。先発投手陣・打線ともにオールスター級が揃うCHCはもちろん強いと思うし、ゴールドシュミットを獲得し打線の厚みが増したSTLも確実に戦力アップ。PITは前述のOAK同様、何がいいのかよく分からないが、何故か妙に強い。

〇ナショナル・リーグ 西地区
 LAD1強。但しSDの存在が不気味。

 LADは昨シーズン、前半戦に謎の失速をしたため、ワンデープレーオフまでもつれたが、普通に戦えば地区をぶっち切る強さを持っている。ケンプとプイグがトレードで去ったが、もともと外野手は戦力余剰気味だったので問題なし。カーショウ、ビューラー、柳、ヒル、前田の先発ローテーションは他を寄せ付けないだろう。シーガーがケガから復帰するのも大きな補強の一つ。

 オフの大きな話題の一つだったマチャドを獲得したSDは注目の存在。ルケーシー、ラウアーといったメジャー2年目を迎える先発の柱たちがもう一皮むければ、マチャド効果も加わり、一気に優勝戦線に飛び出してくるか。COLはレメイヒューの穴を埋められず戦力ダウン。ARIはゴールドシュミット放出で再建モードに突入し、SFは外野が3ポジションともレギュラーが見えてこない深刻な事態。

2019年3月12日火曜日

中国と九州地方では書籍の発売日が1日遅れに

 運送会社の人手不足及び働き方改革等により、4月1日以降、中国地方と九州地方の書籍の発売日が、1日遅れになるという発表があった。ニュース記事はこちら。

 「中国・九州で本の発売日1日遅れに 運転手の労務改善で」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 事情が事情だし、時代の流れから考えても、仕方ないことだとは思うけど、これは書店にとって致命傷になる気がする。ただでさえネット通販や電子書籍が、書店を脅かしている現状で、この流れが益々加速するのではなかろうか。記事にもそんなことが触れられているけど。

 個人的には書籍を買う意味って、ある意味コレクション的な意味合いもあるので、電子書籍は好きになれず、これからも書店で本や雑誌を購入し続けるとは思うけど、書店そのものが益々少なくなり、本を買いにくい世の中になる。そんなことを予感させるニュースでもあった。

2019年3月9日土曜日

クリケット

 先日、ひょんなことから木村省吾氏の話題になり、その流れでクリケットの話題にもなった。その場はそれで終わったのだが、妙にクリケットについて気になり出して、もっとクリケットについて知りたいという思いが膨らんできた。スポーツ観戦好きの血が騒ぎ出しているのかも知れない。

クリケットと言えば、「野球の原型とも言われている」「とにかく試合時間が長くて2日以上に跨ることもある」「ルールが複雑」ぐらいのイメージしか無かったのだが、ちょっと調べてみたら色んな事が分かってきた。

 まず、世界規模で見ると競技人口はサッカーに次いで第2位とも言われていて、イギリス・オーストラリア・インドではかなりの人気があるらしい。プロリーグとしては、インドのインディアン・プレミアリーグ(IPL)が世界の最高峰とのことで、トップクラスの選手の年俸は30億円を超えるということなので、MLB選手と遜色ない感じ。

 で、複雑と言うイメージがあったルールなのだが、色んなサイトを探してみたもののやっぱりよく分からなかったので、まずは試合中継を観戦してルールを覚えたいと思ったのだが、当然、日本では中継されていない。ニッチなスポーツも幅広く放送してくれているDAZNも、カナダほか諸外国では放送しているようだが、日本での放送は無し。

 それではということで、クリケットのゲームを購入して遊びながらルールを覚えようと思って調べたところ、クリケットのゲームは、以下の3タイトルがあるようだ。
 ・Don Bradman Cricket
 ・Ashes Cricket
 ・Big Bash Boom

 上の2つはプロ野球スピリッツ風のリアルさを追求したようなビジュアルで、一番下のはファミスタのような遊びやすさを追求したようなビジュアル。ただ、どちらにしても当然のように海外版しか無く、日本での入手は困難のようだ。

 ということで、クリケットに触れ合うための手段があまりなく、やっぱり敷居の高いスポーツのようだが、今後も他の手段を模索しつつ、クリケットをもっと知りたいと思っている今日この頃である。

 ちなみに、前述の「Big Bash Boom」のプレイ映像のうち、以下の映像がクリケットのルールを解説する映像としてもなかなか秀逸だったので、紹介しておく。

 (16分10秒あたりからがルール解説)

2019年3月7日木曜日

藤浪とマレーロをトレードしてはどうだろうか

 オープン戦が本格化してきているが、そうなると各チームのウィークポイントや、逆に余剰戦力が見えてくる。そこで、こんなトレードはどうだろうかという提案を繰り広げてみようと思う。

 個人的に、今シーズンの阪神の最大の補強は、メッセンジャーが日本人枠になったことだと思う。これで、投手は移籍のガルシア、ドリス、呂、新外国人のジョンソンの4投手、野手はナバーロ、新外国人のマルテの2選手から4選手を同時に登録できることになるのだが、新外国人は未知数だし、ガルシアとドリス以外はどうにも心もとない。オープン戦は始まったばかりとは言え、今年も打てないことが話題になっていて、打線の強化が必要な状況。

 一方で投手陣、特に先発は、前述のメッセンジャーに、新加入のガルシア、西。そしてローテの柱として期待できる秋山、岩貞。更には若手有望株の小野、才木と、かなりのハイレベルでコマが揃っており、藤浪が復帰しなくても強固なローテーションを組める状況。その藤浪は相変わらずの乱調で、環境を変えてあげた方が良さそうな感じなので、トレードした方が本人のためにも良さそう。

 オリックスと言うと、こちらは外国人が投手はディクソン、アルバースに新外国人のエップラー。野手はロメロ、マレーロに新外国人のメセネスということで、新外国人は未知数ではあるが、実績のある選手が多く、飽和状態。

 逆に先発投手陣は、金子と西が抜け、前述の外国人投手以外に柱になりそうな投手がおらず、中継ぎから転向した山本が一本立ちできなければローテーションが崩壊するレベル。ローテーションで投げられる先発投手は、のどから手が出るほど欲しいチーム状態のはず。

 ということで、阪神藤浪とオリックスマレーロのトレード。結構いいアイデアだと思うが、実現しないかな。

2019年3月6日水曜日

DAZNで巨人戦が観られる!

 2日連続でDAZN関連。

 昨日の「DAZNからヤクルト戦と広島戦が消える」では、今年は前年の巨人に加え、ヤクルトと広島主催試合も放送されなくなり、今シーズンは9球団の主催試合が放送されることになったと紹介したが、行ってるそばからこんな報道があった。

 「DAZNで巨人戦のライブ配信が決定!23日のオープン戦から」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 これは嬉しい。これで今シーズンは10球団が対応することになるが、巨人ファンの自分からすると、昨シーズンと比べると巨人戦の中継は大幅に増えるのでとても嬉しい。

 果たして、日テレ制作の映像の再配信なのか、それとも、中日戦やDeNA戦のように独自実況・解説なのかという点も気になるが、とにかくこんな嬉しいことは無いし、今シーズン限りではなく、来シーズン以降もこの状態が続くことを祈りたい。

2019年3月5日火曜日

DAZNからヤクルト戦と広島戦が消える

 今シーズン、DAZNはヤクルトと広島の主催試合は放送されないこととなった。ニュース記事はこちら。

 「DAZN、ヤクルトと広島カープのホーム戦は「放映権が取れなかった」 サイトからロゴが消えファン困惑」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 2016年8月のサービス開始時は、広島とDeNAの主催試合のみの放送だったが、2018年シーズンより巨人主催試合を除くすべての試合を放送。いよいよ巨人戦も対応して、プロ野球全試合放送の日がやってくるのではないかと勝手に期待していたのだが、逆に今シーズンは対象試合数が減少することになる。

 サービスが後退した感じが否めないが、まだ本格的にサービス開始してから3シーズン目。プロ野球全試合が放送される日を目指して、頑張ってもらいたいし、期待したい。

 あと、少し脱線するが、アメリカ4大スポーツのうち、NBAとNHLは全く放送されてないが、これも観てみたいし、木村省吾が転向したことで少し話題になったクリケットも、世界の競技人口はとても多いスポーツということなので、一度観てみたい。こういうニッチなスポーツに焦点を当てることができるのもDAZNの強みだと思う。

2019年3月4日月曜日

シネマレビュー 「グリーンブック」

 毎年恒例のアカデミー受賞作鑑賞。最近は年に1本、これしか映画観てない気もするな。

 今年度受賞作品の「グリーンブック」はノンフィクション。舞台は1962年のアメリカ。黒人の天才ピアニスト、シャーリーが2ヶ月間アメリカ南部を回るコンサートツアーを行うということで、その運転手として雇われたのが主人公のトニー・バレロンガ。

 60年代のアメリカという時代背景もあり、最初は心の距離がある二人だが、ツアーが南下するにつれ、黒人であるがゆえにトラブルに巻き込まれていくシャーリーと、そのトラブルを下町育ちが故の方法で解決していくトニー。次第に心の距離は縮まり、そしてツアー最終の地アラバマへ。ここでもトラブルが発生するが、シャーリーはトニーのことを信頼しているからこそ言える言葉を発する。そして、それに対してその真意を読み取り、心で返すトニー。心が揺さぶられるシーンだった。

 一応、人並み以上に、この頃のアメリカ文化は理解しているつもりだし、南下するにつれ出てくる都市名はもちろん、その都市の空気感も何となく分かるし、そもそもこの時代から約20年後の80年代アメリカ南部を肌で感じていることもあって、物語の背景が理解しやすく、話がすっと入ってきたということもあるが、それを差し引いても、とても見応えのあるヒューマンドラマだった。

 あ、そうそう。途中のシーンで出てきたケンタッキーフライドチキンだが、あれは場所的に、おそらく第一号店をモチーフにしていると思う。

2019年3月2日土曜日

プロ野球観戦記 ~ロッテの若手が目立った試合~

 2019.3.2 中日ドラゴンズ×千葉ロッテマリーンズ@ナゴヤドーム(オープン戦)

M 000 003 000│3
D 100 000 000│1

 今シーズンのオープン戦日程が発表された時から行くと決めていたこの試合。まさか岩瀬の引退試合になるとは思わなかったが、それよりもロッテの若手が目立った試合だった。

 先発は岩瀬とボルシンガー。岩瀬は一人投げただけで出番は終了。最後のスピーチでは、慣れない解説業にも触れて、「噛んでも許してください」と笑いを誘う場面もあった。

 試合だが、まず、気になったのがロッテのスタメン。

1(一)井上
2(指)バルガス
3(三)鈴木
4(捕)田村
5(遊)平沢
6(左)加藤
7(中)藤原
8(右)岡
9(二)中村

 いくらオープン戦とは言え、めちゃくちゃな打線。どんな意図があったんだろうか。

 試合は、ボルシンガーの立ち上がりをドラゴンズ打線がとらえ、ビシエドの犠牲フライであっさり先制。昨シーズンから引き続いての強力打線の一端が見えたが、見せ場はここぐらいしかなく、逆に不安を覚える結果となった。

 それよりも光っていたのが、ロッテの若手三人衆。スタメンの平沢、藤原に加え、途中出場の安田もスイングが鋭く、平沢は6回に試合の流れを引き寄せる同点のタイムリーツーベースを放った。藤原はヒットは1本だったが、他にヒット性の当たり(結果はセンターライナー)があったし、安田は2打数ノーヒットだったが、同じくヒット性の当たり(結果はレフトライナー)があり、近い将来、この3選手でとっても魅力的な打線を築き上げることを予感させた。ただ、それは今シーズンでは無いような気もした。まだ線が細く、フルシーズンを戦う体力は無さそう。

 あと気になったのが、ロッテの4番手で投げた東條。横から投げてたが、元々サイドスローだったっけ?そんな印象を持ってなかったので、違和感があった。