2019年3月19日火曜日

セ・リーグ順位予想 2019年版

 いよいよ開幕まで1週間あまり。今年も恒例の順位予想。まずはセ・リーグから。

1位:読売ジャイアンツ
2位:東京ヤクルトスワローズ

3位:広島東洋カープ
4位:阪神タイガース
5位:中日ドラゴンズ
6位:横浜DeNAベイスターズ


 1位予想は今年ももちろんジャイアンツ。昨シーズンは3位だったがチーム防御率は1位と投手陣は強力。特に先発投手に関しては菅野と山口俊が支えたが、今シーズンはここにヤングマンとメルセデスを開幕から使えるのが最大の補強。打線も丸の加入で厚みが増し、向かうところ敵なしと言ったところか。唯一のウィークポイントだったリリーフ陣は、マシソンの出遅れや澤村の先発転向で不安要素が増しては居るが、それを補って余りある戦力がある。

 2位はスワローズ。坂口・青木・山田哲・バレンティン・雄平と続く上位打線は、かなりの高いレベルで安定かつ固定されていて、大崩れがない。好投するけど勝てない投手だった原が、昨シーズンに勝ち方を覚えたし、リーグNo.1の安定感を誇るストッパー石山の存在も大きい。軸がしっかりしているので、間違っても負け越すことは無いだろう。

 3位はカープ。昨シーズンはぶっちぎりの優勝だったが、防御率は4点台と、勢いに陰りが。野村や薮田といった大活躍した投手が、翌年にガタっと成績を落とす近年の傾向が、今シーズン大瀬良に襲いかかる懸念もある。もちろん、昨シーズンと同様、それを補って余りある打力で勝ち進むことも考えられるが、野球は投手力がモノを言うので、打ち勝つ野球は長続きしないと思う。

 4位はタイガース。カープとは逆に、ここは先発投手のみが充実。メッセンジャー・秋山・岩貞に、補強の西とガルシア。昨シーズンから台頭してきている小野・才木も居れば、ファームから浜地というイキの良い若手もブレイクの時を迎えている。これだけの先発投手が揃っていれば、連敗は無いだろう。メッセンジャーが日本人枠になったことにより、他に4人の外国人選手を使えることも大きな補強。ちなみに、ここまでが4強だと読んでいるので、CS争いは最後の最後までもつれると思う。

 5位はドラゴンズ。いつの間にか打撃がウリのチームになっていて、更に今シーズンは堂上が調子が良いとのことで、福田ですらスタメンが危ういほどの打線の充実ぶり。ただ如何せん投手陣が弱く、昨シーズン、チーム防御率がリーグワーストだった状況から改善されていない。何とか笠原が先発の柱におさまりそうだが、柳・小笠原・鈴木翔・藤嶋・小熊といった、期待の若手組から少なくとも2人は抜け出してきてくれないと苦しい。

  6位はベイスターズ。前評判は決して低くないが、気になるのは、ここ数シーズンにおけるラミレス監督のリリーフ酷使。三上・砂田・パットン・エスコバーと、連投に次ぐ連投で、そろそろまとめて壊れるのではないかという心配が。カープと同様、ブレイクした投手が2年続かないのも、ここ数年の傾向で、今永・濱口と続き、今年は東がダメそうなのも不安材料。ソト・ロペス・筒香・宮崎の打線は超が付くほど強力だが、小技を使える選手が少ないので、大量点は取れるが1点が取れない。

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