毎年プロ野球の順位予想は行っているが、最近はMLBも注目しているので、今年からMLBの予想もやっていこうと思う。ただ、まだ全球団の戦力分析できるほどの知識量が貯まってないので、今年は地区ごとの展望を発表。いずれは順位予想をやりたいし、もちろん最終目標は全球団的中。
〇アメリカン・リーグ 東地区
BOSとNYYの2強。但しTBの存在が不気味。
BOSはクローザーのキンブレルは抜けたがワールドシリーズを制したその他のメンバーはほぼ残留と言うことで、圧倒的な強さは健在。NYYはグレゴリアスの復帰時期が遅れるリスクはあるが、レメイヒューを獲得したので補って余りある戦力。いずれにせよ、この2チームのポストシーズン進出は間違いないだろう。
昨シーズン、オープナーという新たな戦術を生み出して躍進したTBは、モートンを獲得しスネルとの強力な2本柱を確立したのが気になるところ。TORはゲレーロJr.が前評判通り衝撃的なデビューを飾るか注目。
〇アメリカン・リーグ 中地区
CLE1強体制から、MINを加えた2強に。
昨シーズンは全6地区で最大の13.0差をつけて地区優勝したCLE。ブラントリーが抜けて戦力ダウンしているものの追ってくるチームが心もとないので、依然として地区優勝候補筆頭。ただ、MINが本気の補強をしていて、クロン、ネルソン・クルーズ、スコープ、マーウィン・ゴンザレスと、スタメンの約半分が補強組になりそう。打線に厚みがあり、地区優勝争いに絡むだろう。
CWS、DET、KCは今年も置いてけぼりか。
〇アメリカン・リーグ 西地区
HOU1強。但しOAKの存在が不気味。
HOUは、カイケル、モートンと先発2枚が抜け、スーパーユーティリティのマーウィン・ゴンザレスも去ったので戦力はダウンしているが、ローテーションとしてはマイリーを、打線強化としてブラントリーを獲得しているので、大きな戦力ダウンにはなっていない。OAKは昨シーズン、妙な強さを見せたこともあり、何となく不気味。
LAAは課題の先発投手の整備が進んでおらず、今シーズンも苦戦必至。SEAは、ロースター総替えと言っても言い過ぎではないくらいメンバーを一新したので、どんなチームに仕上がっているか、全く見えない。
〇ナショナル・リーグ 東地区
4強。と言うより、MIA1弱。
何と言っても話題のハーパー、リアルミュートに加え、マカッチェン、SEAからのトレードでセグーラを獲得したPHI。ホスキンスが打線の軸になり、一気に優勝候補へ。
そのハーパーを失ったWSHはロブレスが穴を埋めるべくブレイクの準備が整い、コービンとアニバル・サンチェスの移籍によりローテーションが充実。NYMは何と言っても昨シーズン57Sのディアス加入が大きい。もちろん昨シーズン地区優勝のATLは、その戦力を維持しているので怖い存在であることに変わりはない。
〇ナショナル・リーグ 中地区
6地区の中で唯一全チームに優勝のチャンスも最下位に転落する恐れもある地区。
昨シーズン1弱だったレッズは、唯一かつ最大の弱点だった先発投手陣にソニー・グレイ、ウッド、ロアークを加え、3本柱を一新。打線はオールスター級が揃う強力打線なので今年は地区優勝争いに絡んできそう。
昨シーズン地区優勝したMILは、ムスターカスの残留が最大の補強。イェリッチは出来過ぎだった感はあるが、さほどチーム力は落ちないだろう。先発投手陣・打線ともにオールスター級が揃うCHCはもちろん強いと思うし、ゴールドシュミットを獲得し打線の厚みが増したSTLも確実に戦力アップ。PITは前述のOAK同様、何がいいのかよく分からないが、何故か妙に強い。
〇ナショナル・リーグ 西地区
LAD1強。但しSDの存在が不気味。
LADは昨シーズン、前半戦に謎の失速をしたため、ワンデープレーオフまでもつれたが、普通に戦えば地区をぶっち切る強さを持っている。ケンプとプイグがトレードで去ったが、もともと外野手は戦力余剰気味だったので問題なし。カーショウ、ビューラー、柳、ヒル、前田の先発ローテーションは他を寄せ付けないだろう。シーガーがケガから復帰するのも大きな補強の一つ。
オフの大きな話題の一つだったマチャドを獲得したSDは注目の存在。ルケーシー、ラウアーといったメジャー2年目を迎える先発の柱たちがもう一皮むければ、マチャド効果も加わり、一気に優勝戦線に飛び出してくるか。COLはレメイヒューの穴を埋められず戦力ダウン。ARIはゴールドシュミット放出で再建モードに突入し、SFは外野が3ポジションともレギュラーが見えてこない深刻な事態。
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