2019年3月17日日曜日

久松史奈 BIRTH TOUR 2019@MUJICA

 久松史奈の今回のツアータイトルはBIRTH TOUR。そう、1993年のBIRTHツアーのセットリストをそのまま完全に再現して行うツアーである。当然のことだが、1993年以前の曲しかやらないってことだし、まさにタイムスリップである。

 1曲目はアルバムBIRTHのリードトラック「BRAND NEW DAY」で始まる。その後もとにかく懐かしい曲が続く。

 思えばこのアルバム「BIRTH」や、そのひとつ前の「AUCTION」は、それこそ擦り切れるほど(CDなので擦り切れないが)聴いたものである。多分、これほどまでアルバムを聴き込んだのはこの2枚ぐらいではないだろうか。当時は高校生だったし、今ほど色んなアルバムを買いあされるほどの経済力ももちろん無かったので、1枚のアルバムを大切にし、それこそ毎日のように聴いたものだ。

  ライブは、MCも当時のツアーのものを再現する形式で、このMCパートでは、当時こういったことをしゃべっていたといった内容で展開。「昼が夜にうつる頃」は、当時はあまりライブでやらなかったが、ファンからのリクエストが多かったからBIRTHツアーでやったということ。「微笑みながら」はCMのダブルタイアップを獲得したこともあり、当時あまりテレビを観なかった史奈が、CM観たさにこの時期はテレビを点けていたこと。そして「17のまま」に隠された金城ふ頭でのエピソード。印象的なMCが多かった。

  その後も「BIRTH」収録曲中心にライブは進む。アンコールでは、唯一、当時のBIRTHツアーでは披露されなかった、現在の最新曲「Sunset Glow」をやり、そして当時の最新曲「微笑みながら」と続いた。

 冒頭にも書いたが、とにかくこれぞタイムスリップで、曲を聴くたびに、その時の情景が甦ってきたし、個人的にはこの頃までが久松史奈の絶頂期だと思っているので、そういう意味では、ベスト・オブ・ベストのパーフェクトなセットリストだった。

 15年ぐらい前まで、ライブに行くと、そのセットリスト順に並べたCTを作成し、ドライブのお供にしていたが、ライブに行く機会が増えめんどくさくなったことと、ライブで未発表曲をやるケースが増えたこと、そして何よりCTが衰退しドライブのお供がCDになると、80分しか収録できないため、ライブのセットリストを再現するには分数が足りないということで、この作業をやらなくなっていたが、今回は久松史奈の絶頂期ベストと言えるセットリストだったので、久しぶりにライブ再現CDを作成してみたくなった。

 セットリスト

M01.BRAND NEW DAY
M02.あの時のままでいたい
M03.GROWING UP
M04.FOR MY FRIENDS
M05.ALIVE
M06.ゼロから
M07.PRECIOUS DREAMIN'
M08.17のまま
M09.DON'T LEAVE ME NOW
M10.瞬きもせずに
M11.昼が夜にうつる頃
M12.おはようの前に
M13.LADY BLUE
M14.ステキガール
M15.すてきなMY LIFE
M16.天使の休息
M17.BRAND NEW DAY

 ~アンコール~

EN1.Sunset Glow
EN2.微笑みながら
EN3.Wonderland

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