2019年3月20日水曜日

パ・リーグ順位予想 2019年版

 続いて、パ・リーグの順位予想。

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:北海道日本ハムファイターズ
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:東北楽天ゴールデンイーグルス

5位:オリックスバファローズ
6位:千葉ロッテマリーンズ

 1位はホークス。余程の奇をてらった予想をしない限り、今シーズンのパ・リーグ優勝予想はホークスだろう。サファテの復帰は難しそうだが、森がストッパーとして一本立ちしたので問題なし。昨シーズンは誰も規定投球回に到達せず、ローテーションを守った投手が居なかったが、千賀・東浜・ミランダ・バンデンハーク・武田・大竹・石川・中田と、層が分厚過ぎて、調子の悪い投手をファーム再調整送りにできるからこそのこと。他のチームが戦力ダウンしていることもあって、ぶちっぎって、オールスター前にもマジック点灯しているかも知れない。

 2位はファイターズ。レアードが抜け、戦力ダウンしているが、機が熟したという印象。何より、上沢と言うローテーションの軸が確立したことが大きい。オープン戦で大爆発している大田には、いよいよ大ブレイクの雰囲気が漂っているし、王も期待通りの数字を残しそう。優勝争いするのは難しいかもしれないが、Aクラスは固い。

 3位はライオンズ。さすがに菊池と浅村の穴は大きすぎる。特にローテーションの大黒柱を失ったことにより、昨シーズン、防御率は決して良くないのに、謎の勝ち運だけで数字を残した多和田が柱にならないといけない状況というのは、いかにも厳しい。長くチームを支えてきた中村と栗山も、さすがに衰えを隠せず、Aクラス入りするのがやっとというチーム状況だろう。

 4位はイーグルス。ここまでが4強だと思っていたのだが、則本が前半戦絶望ということで、イーグルスの予想順位は変えないが、3強3弱という構図になったと思う。浅村の加入で強力な打線になったが、則本の穴は大きい。辛島・美馬・藤平に、トレードで加入の福井と、それなりに名前は出てくるが、貯金を作れる投手ではないので、5割キープがやっと。松井に先発再転向させるのも面白いかも。

 5位はバファローズ。ここも、金子と西の穴が大きすぎる。ただ、山本の先発転向であったり、昨シーズン、目立たなかったがぶっちぎりのセイバーメトリクス指標を残した東明の存在など、希望が無いわけでもないので、最悪の事態は免れそう。吉田正がタイトルを取るぐらいの活躍を見せれば、あわよくばAクラスも。

 6位はマリーンズ。平沢・安田にルーキー藤原と、楽しみな素材は居るが、本格的に戦力になるのは、数年後の話。涌井・石川・ボルシンガーと、三本柱は確立しているものの、伸び盛りの若手が多いチーム構成なのに、メジャー流にキャンプを早々に切り上げて、実戦中心での調整だったのは、日本には馴染まず、成長の速度を低下させるだけでなく、シーズン終盤のスタミナにも影響すると思う。もしかしたら前半戦は良い位置につけるかもしれないが、後半戦は失速して最下位に沈むだろう。

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