2023.5.5 中日ドラゴンズ×読売ジャイアンツ@バンテリンドームナゴヤ
G 100 020 000│3
D 000 020 06X│8
GWど真ん中の巨人戦観戦。球場は満員ということで、応援にも熱が入る絶好の観戦日となったが、結果はとても残念なものになった。先発は横川と小笠原。
プレイボール直後、いきなりヨーイドンで廣岡の先頭打者ホームランが炸裂。ファンとしてはたまらない幕開け。以降は、両投手ともピリッとしないものの、何とか無得点で抑える展開で試合は進む。
5回に巨人は1死1,3塁のチャンスを迎え、バッターは売り出し中の秋広。期待が高まったのだが、ここで、前の打席に小笠原に全くタイミングがあってなかった秋広を諦め、代打坂本。勝負をかけるにはイニングが早すぎるのではないかと思ったのだが、ここで策が的中し、坂本がタイムリーを放つ。
ところが、直後にドラゴンズも反撃。チャンスで代打加藤翔がしぶとく三遊間を破り、1点差に詰め寄る。
7回から巨人は不安が残る勝利の方程式を投入。直江は何とか7回を抑えたが、8回の田中千は先頭の代打大島にクリーンヒットを打たれると、続く岡林には四球。迎えた伊藤には送りバントを決められ、1死2,3塁の大ピンチとなる。
打席にはこの日2安打の細川。次の石川昂は併殺を含む3打数ノーヒットに抑えていたので、ここはどう考えても満塁策の場面。しかし、原監督の選択は勝負。これが裏目に出て細川に逆転のタイムリーを浴びた。結果的には次の石川昂に一発が飛び出すので、満塁策を取っていても、劇的な逆転満塁弾を浴びたかも知れないが、勝つための最善策を取ったようには思えず、自分には采配ミスによる敗戦に映った。
策を尽くしての敗戦なら仕方ないが、そうでは無いように思えたし、だからこそ、少し後味の悪い敗戦だった。