2023年7月14日金曜日

MLBセイバーメトリクス2023前半戦

 ロッキーズのディアスという伏兵の一発で決した今年のMLBオールスター。オールスターがあったということは前半戦が終わったということなので、恒例のMLBセイバーメトリクス企画である。今年も野手はOPSを60打席以上の選手でランキング。投手のWHIPは30イニング水上で。

1.Aaron Judge (NYY) 1.078
2.Shohei Ohtani (LAA) 1.050
3.Corey Seager (TEX) 1.026
4.Joey Votto (CIN) 1.007
5.Sean Murphy (ATL) .999
6.Ronald Acuna Jr. (ATL) .990
7.Mickey Moniak (LAA) .984
8.Yordan Alvarez (HOU) .978
9.Mookie Betts (LAD) .964
10.Freddie Freeman (LAD) .952
11.Mike Ford (SEA) .944
12.Matt Olson (ATL) .926
13.Luke Raley (TB) .925
14.Yandy Diaz (TB) .923
15.Corbin Carroll (AZ) .915
16.Luis Arraez (MIA) .905
17.Austin Slater (SF) .903
18.Luis Robert Jr. (CWS) .899
19.Juan Soto (SD) .898
20.Christopher Morel (CHC) .892
 

 ジャッジはさすがだが、ケガで欠場も多い。そう考えると大谷は、全体2位と言う凄まじい成績を残しているうえに、投手としてもエース級のピッチングを見せているのだから、もうこの人を表現する言葉なんて見つかるはずもない。

 以下、ケガからの復帰組のシーガー、ボットーと続くが、キャッチャーで1.000に迫る数字をたたき出しているマーフィーはこれまた凄い。エンゼルス所属なので、テレビで見る機会も多いモニアックってこんなに打ってる印象はない?

 これから注目したいのは、今シーズン突如ブレイクして、名前を聴くことが多くなってきているレイズのレイリー。レイズの試合を観る機会は少ないが、どんな選手なのか一度しっかり観てみたい。ジャイアンツのスレイターって誰だっけ?

1.Jacob deGrom (TEX) 0.76
2.Ryan Pressly (HOU) 0.84
3.Nick Sandlin (CLE) 0.85
4.Will Smith (TEX) 0.87
5.Evan Phillips (LAD) 0.91
6.Michael Tonkin (ATL) 0.93
7.Tyler Wells (BAL) 0.94
8.Yennier Cano (BAL) 0.94
9.Steven Okert (MIA) 0.94
10.Felix Bautista (BAL) 0.95
11.David Bednar (PIT) 0.96
12.Adbert Alzolay (CHC) 0.97
13.Dustin May (LAD) 0.98
14.Bryce Miller (SEA) 0.98
15.Erik Swanson (TOR) 0.98
16.Carlos Hernandez (KC) 0.99
17.Reese Olson (DET) 0.99
18.Scott McGough (AZ) 0.99
19.Logan Gilbert (SEA) 1.00
20.James Paxton (BOS) 1.00

 今シーズン、投げている印象が全く無いデグロムだが、わずかな登板機会では圧倒的なピッチングをしている模様。ただ、もう、この人がローテーションをしっかり守る姿を想像することは難しい。

 各チームのセットアッパーやクローザーが名を連ねる中、やはり注目はオールスターにも出場したオリオールズのカノーとバティースタのコンビ。これぞ勝利の方程式っていう存在感だ。

 6位のトンキンは、かつて日ハムに所属していたあのトンキン。こんなに活躍しているなんて全然知らなかった。ちなみに、18位にも元プロ野球経験者のマクガフが。

 注目したいのは先発投手としては、デグロムに次ぐ2番目の成績を残しているオリオールズのウェルズ。前述のレイズと同様、オリオールズの試合を観ることができる機会は少ないが、一度観てみたいものである。

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