2023年10月29日日曜日

ライフラインチャート

 会社の研修の一環として、ライフラインチャートを作ることになった。一般的には生まれてから現在までの幸福度合いを折れ線とか曲線で描くものだが、今回は研修の趣旨により起点は社会人になった時から。

 いざ書こうとしたのだが、これって結構難しい。難しいポイントは以下の3点。

1.そもそも幸福度合いが上下動していない
 もちろん、日単位では気分が上がることもあれば、落ち込むこともあるけど、基本的には、早めに帰宅して、好きなことをして、さっさと寝れば、大抵のことは翌日にはリセットされる性格なので、ライフラインチャートを作ろうとしても、普通に作ると一直線になってしまう。

2.過去の記憶は美化される
 そうは言っても、幸福度が低い時期もおそらくあったとは思うが、振り返ってみると、その経験があったからこそ今の自分があるので、嫌な記憶としては、何も残っていない。そのため、過去の幸福度合いは、一貫してプラスの領域になる。

3.そもそも覚えてない
 そうやって振り返ろうとしても、過去にどんな出来事があって、その時に自分の心情がどうだったかなんて、ほぼほぼ覚えてない。年齢も年齢ということもあり、そんな記憶など残ってない。

 ということで、上記3点により、ライフラインチャートを描こうとしても、社会人になって以降、プラスの領域を何となく細かい上下動を繰り返しながら、ほぼ横ばいになっているチャートしか書けないのである。

 ただ、この研修では、ただ描くだけではなくて、それをグループ内で発表することが求められる。発表するときにそんなものを見せたら、ふざけているとしか思われないので、多少、フィクションの要素が混じったとしても、それなりのものを作らないといけないのが辛いところである。

2023年10月28日土曜日

2023年10月MSVランキング

1位 : 唱 (Ado)
2位 : アイドル (YOASOBI)
3位 : SPECIALZ (King Gnu)
4位 : 勇者 (YOASOBI)
5位 : 青のすみか (キタニタツヤ)
6位 : 承認欲求 (櫻坂46)
7位 : Seven (Jung Kook)
8位 : HANA_花 (INI)
9位 : アイドルなんかじゃなかったら (AKB48)
10位 : 渚サイコー! (NMB48)

 「アイドル」の6ヶ月連続1位獲得を阻んだのはAdo。「新時代」に続き、自身2曲目の1位獲得。YOASOBIは新曲のリリースがあったので、票割れの影響もあったか。

 キタニタツヤやJung Kookのロングヒットが目につくが、それよりもやはり気になるのが、揺れるジャニーズ勢がチャートから姿を消したこと。リリースのタイミングの影響もあるので、ジャニーズ勢がTOP10に1曲も入らないこと自体は、そんなに珍しいことでもないが、やはり影響としては気になるところ。

2023年10月27日金曜日

プロ野球ファンステレオタイプ

 昨日はドラフト会議。

 ありがたいことに熱狂的な野球好きであることが職場で知れ渡っていることもあってか、今朝の話題はドラフトで持ち切り。席が近い人はもちろん、そうではなくて普段はあまり会話しない人も、わざわざ近付いてきてくれて話題を振ってくれる。

 ただ、申し訳ないけど、プロ野球とMLBはかなりのめり込んでいるけど、アマチュア野球は全く見てないんですよね。一般的には野球ファンならドラフト候補にあがっている選手についてけっこう詳しく知っていると思うし、だからこそ自分もそう見られているということなんだろうけど、自分は例外。なのでドラフト候補になっている選手も全然知らない。唯一、度会は知ってたけど、それも元ヤクルトの選手の子供ってことで話題になったから知っている程度。それぐらいの知識しかないから、巨人の指名についてどう思うかと振られても、クジを当てたから十分に合格点、といった素人でもできるようなコメントをするのが精一杯。

 もう少しアマチュア野球も勉強するかな。甲子園とかにも注目しないといけなくなるので、けっこう大変なんですよね。

2023年10月24日火曜日

日本シリーズ予想2023

 今年のプロ野球もいよいよ大詰めということで、今週末からは日本シリーズ。すっかり強豪チームに生まれ変わったオリックスに、今年は阪神が挑む。その点でも好対照の両チームだが、戦力的にも凄く似ている部分もあれば、全く異なる部分もあり、これが勝敗にどのように影響するだろうか。

 似ているのは両チームとも強固な先発ローテーションを形成していること。阪神はクライマックスシリーズで投げた村上・伊藤将・大竹に加え、才木・青柳・西勇と、必要数以上に駒が揃っており、オリックスも同様に山本・田嶋・東・宮城に山崎福が加わり、5枚揃っている。これだけ揃っていれば試合が大崩れすることは無いだろうし、シリーズ全体として接戦になりそう。

 全く異なるのが打線の構成。ほぼ固定メンバー且つ打順も固定で戦う阪神に対して、オリックスは日替わり。日本シリーズは、そもそも、セ主催試合ではDHを使わず、パ主催試合ではDH制を採るため完全固定でシリーズを戦い抜くことはできない。なので、日替わり打順に慣れているオリックスの方が優位に働くような気もする。

 一方で、ただ、阪神はそのDHをミエセスか小野寺あたりで有効的に使えそうなのに対して、オリックスは本来なら森やセデーニョ、若しくはケガからの回復状況が万全ではなくDHで使いたい頓宮・杉本・紅林あたりの出場機会が制限されそうで、この点はオリックスに不利に働きそう。

 ということで、接戦の結果、4勝3敗で阪神が、あの1985年以来の日本一に輝くと予想する。DH起用で光ったミエセスか小野寺を、ペナントレースでのこだわりを捨て、DHが使えない試合でも思い切って起用するかどうかがキーポイントになりそうな予感。

2023年10月23日月曜日

結局ブレンド

 「コーヒーメーカー購入」で紹介したとおり、コーヒーメーカーを購入したのが約半年前。せっかく購入したので、いろんなコーヒー豆を試してみた。専門店に行ってみて、聞いたことも無いような豆を買ってみたりもした。あまり誰も知らないようなコーヒーを自分のお気に入りのコーヒーとして紹介できると、ちょっとかっこいいしね。

 それで分かったのは、結局ブレンドコーヒーが一番美味しく感じるということ。ストレートコーヒーは、どれもちょっとクセがあって、たまに飲む分にはいいかも知れないけど、日常的に休日に自宅で飲むのは、普通のブレンドコーヒーがやっぱり落ち着く。

 コーヒー豆って、意外と賞味期限が短くて、たまに飲むために豆を置いておいても仕方ないので、結局、お店で購入して自宅に置いておくのはブレンドコーヒーってことになってしまいますね。

2023年10月22日日曜日

衰えが激しいけど回復も早い筋肉

 日課として簡単な柔軟体操と腕立て伏せ、腹筋をやるようにしている。

 ただ、どうしても暑い季節はサボりがちにもなってしまい、気付いたらもう何ヶ月もサボっていた。

 そのことに気付いたので、先日、3~4ヶ月ぶりに再開したところ、驚くべきことに腕立て伏せが、ほぼ全くできないくらい筋力が衰えていた。年齢も年齢なので、そういうものなのかも知れないと受け止めかけたけど、それでもいくら何でも衰え過ぎだと思って、1回でもいいからやるようにした。

 そしたら、筋肉が元に戻ったのか、ものの数日のうち、以前やっていたのと同じくらいの回数をできるようになった。人間の体って不思議ですね。

2023年10月21日土曜日

CDレビュー YOASOBI「THE BOOK Ⅲ」

 基本的には配信でリリースしまくり、ある程度曲数がたまるとアルバムとしてリリースすることを繰り返しているYOASOBI。このスタイルなので、アルバムに収録されている曲は、基本的には既にリリース済みの楽曲となり、そしてそのアルバムはベストアルバムのような派手な内容となる。

 今回の3rdもまさにそんな感じ。もちろん、2023年の音楽シーンど真ん中に居座り続ける「アイドル」も収録されていて、アルバムの中で存在感を示しているが、でも際立っているわけでもなく、アルバムの中の1曲に収まっているあたりがYOASOBIの活動の充実度合いを表している。

 今回が3rdアルバムで、活動も5年目の節目が見え始めてきているということで、一般的にあはそろそろ勢いに陰りが見えてきてもおかしくないタイミングだと思うが、全くそんな様子はなく、シーンの最前線を走り続けているYOASOBI。快進撃はまだまだ続きそうだ。

2023年10月18日水曜日

谷村新司死す

 谷村新司が亡くなった。74歳。若すぎる。

 残念で仕方ないが、一方で、その活躍ぶりをよく知っている有名人の訃報を目にすることが、本当に多くなったように感じる。

 ミュージシャンでは、今年の春に亡くなった坂本龍一。野球人では、直近でも元近鉄の平野、元中日の中が亡くなっているし、有名人ではないが、少し前に連盟時代にお世話になった先輩も亡くなっている。平野や中は、さすがに現役時代は知らないけど。

  そりゃ、齢50手前にもなれば、それが当たり前ってことなんだと思うけど、何とも言えない感情になりますね。

2023年10月17日火曜日

日米の野球が別のものになりつつある

 プロ野球は、これから最高潮の日本シリーズを迎えるという時期ではあるが、12球団中8球団は今シーズンを終えたということもあり、ストーブリーグの話題もニュースを賑わせている。その一つがバウアーの去就。まだまだほとぼりが冷めてないということでMLB復帰は難しいようで、日本に残る可能性が最も高いというのが主な論調だが、その中でDH制のあるリーグでのプレーを希望しているとの報道もある。

 その意図は分からないが、いずれMLBへの復帰を目指しているということであれば、打席に立つ必要は無いし、必要ないことに割く時間は無くしたいということなんだろう。これは、ユニバーサルDHとなったMLBと、9人制を残している日本で、ルールの違いがあることがこういう事態を招いていると言える。

 確かに、これまでは、日米において作戦面とか配球面とかの違いはあれど、ルールの違いはなかった。ところがここ数年、ピッチクロック、ユニバーサルDH、ベースのサイズと、明らかなルールの違い出てきている。これは、同じスポーツで、しかも海外移籍もそんなに珍しくないスポーツにおいて問題ではないだろうか。

 とは言え、MLBの都合で変えた野球のルールを日本が何から何まで追従するのも、ちょっと違うと思う。そろそろ中立的な立場で、野球のルールを決める機関を設立した方が良いのではないだろうか。

 今回のバウアーをめぐる報道で、そんなことを感じた。

2023年10月16日月曜日

Number_iの結成に脅かされるファイル命名ルール

 色々と揺れに揺れているジャニーズ。そんなジャニーズ関連のニュースとして、King & Princeから脱退したメンバーを中心にNumber_iという新グループが結成されることが発表された。

 個人的な話になるが、実は、大量に所有している音楽ファイルのファイル命名規則として、曲名と歌手名の間に_(アンダーバー)を入れている。これは、約20年ほど前に曲をパソコンに保存するようにした際、歌手名や曲名に使われることが無いと思われる文字として色々考えた結果、この文字が使われることはないと判断し、決めた命名ルール。これまでは大丈夫だったが、ついにこの文字が歌手名に使われることになってしまった。

 ファンが付いているメンバーなので、曲をリリースすればヒットするだろう。ヒット曲は基本的に全曲収集しているので、その曲も手に入れることになる。そうするとその曲のファイル名には_(アンダーバー)が二か所入ることになり、これは管理上、ちょっとまずい。

 さて、どうしようかな。

2023年10月15日日曜日

MLB Plays of the Week 2023

 昨年からMLB Plays of the Weekと番組名が変わったが、MLBでその週で起こったプレーをランキング形式にして50個紹介するこの番組。どれだけ検索しても、オリジナルがどこで放送されている番組なのか分からないのだが、日本ではBS1で放送されており、MLBでどの選手が注目を集めているのか、最新の情報を収集するのにかなり重宝している。

 レギュラーシーズンは26週にわたって行われ、毎週50個のプレーが紹介されるので、26×50=1,300個のプレーが取り上げられるということになり、今年もチーム別のランキングと、各チームで最も多く取り上げられた選手を紹介する。

1.タイガース(63) Javier Baez
2.オリオールズ(62) Cedric Mullins
3.エンゼルス(57) Shohei Ohtani
4.パドレス(53) Fernando Tatis Jr.
5.パイレーツ(52) Jack Suwinski
6.ロイヤルズ(51) Bobby Witt Jr.
7.アスレティックス(50) Tony Kemp
8.レッズ(49) Elly De La Cruz
8.ドジャース(49) Freddie Freeman
10.フィリーズ(47) Alec Bohm
10.ブレーブス(47) Ronald Acuna Jr.
10.カーディナルス(47) Nolan Arenado
13.アストロズ(46) Jeremy Pena
13.カブス(46) Ian Happ
15.レイズ(44) Randy Arozarena
15.ガーディアンズ(44) Myles Straw
17.ブリュワーズ(43) Sal Frelick
18.ヤンキース(40) Aaron Judge
18.ツインズ(40) Carlos Correa
20.ブルージェイズ(39) George Springer
20.マーリンズ(39) Luis Arraez
22.マリナーズ(38) Julio Rodriguez
23.メッツ(37) Brandon Nimmo
24.レッドソックス(34) Rafael Devers
24.ホワイトソックス(34) Luis Robert
24.ナショナルズ(34) Alex Call
27.ダイヤモンドバックス(32) Corbin Carroll,Jake McCarthy
28.ロッキーズ(29) Brenton Doyle
29.レンジャース(27) Adolis Garcia
29.ジャイアンツ(27) Blake Sabol

 チーム別トップは意外にもタイガース。あまり日本で取り上げられることは無いのだが、バエズがスーパープレイを連発している。

 個人別トップはオリオールズのマリンズ。攻守ともにスーパープレイが多く、22回もプレーが紹介された。今後も注目すべき選手。

 必ずしも強いチームのプレイが多く紹介されるとは限らないのが、このランキングの面白いところで、ポストシーズン進出チームはオリオールズが2位には入っているが、次に出てくるのは8位のドジャース。逆に負けまくったロイヤルズとアスレティックスがそれよりも上位にランクインしている。特にロイヤルズのウィットは、既にスーパースターになっていて、この選手を軸に何とか優勝争いできるチームに状態を取り戻したいところだろう。

 我らがレッズは、8位とかなり健闘した。けん引したのはデラクルーズ。今シーズンメジャーデビューすると、直後に大注目を浴び、プレーもたくさん取り上げられた。後半失速したので、何年か前のアキーノのように1年限りの選手で終わってしまわないか、ちょっと心配。

 その他、概ねチームを代表する選手の名前が並ぶが、ブリュワーズのフリーリック、ナショナルズのコール、ロッキーズのドイル、ジャイアンツのセイボルあたりは、あまり知られてない選手だろう。セイボル以外は守備型のセンターで、どの選手も打撃が開花すれば、5ツールプレイヤーとしてMLBを代表する選手に成長する可能性に秘めている。

 このように、新しい選手を発掘できる番組でもあると思うので、来シーズン以降も注目していきたい。

2023年10月14日土曜日

セイバーメトリクス2023 投手編

 セイバーメトリクス投手編。30イニングス以上の投手でランキング。

 投手版セイバーメトリクスの代表格はWHIP。1イニングあたりに許したランナーの数を表していて、1.20以下で及第点。1.00以下ならリーグ代表クラス。

 1.オスナ0.69 2.村上0.75 3.マルティネス0.75 4.佐々木朗0.80 5.岩崎0.86 6.松井裕0.89 7.山本(B)0.92 8.池田0.93 9.東(DB)0.96 10.藤嶋0.97 11.石川(DB)0.97 12.宮城(B)0.98 13.伊藤将0.99 14.桐敷0.99 15.河野(F)0.99 16.中崎1.00 17.内1.01 18.山崎伊1.01 19.小木田1.01 20.大貫1.03

 リーグを代表する抑え投手が上位に並ぶ中、先発投手ながら上位に入った村上・佐々木朗・山本・東あたりは抜群の安定感だったと言える。池田や藤嶋あたりはあまり注目されてなかったが、来シーズンはセットアップとしてチームのキーマンになるか。そして、再注目はDB石川。育成でプロ入りして支配下2年目だった今シーズンは、まだ目立った活躍はしていないが、確かな数字を残したので、来シーズン以降の飛躍を期待したい。

 続いて、MLB系のデータサイトではすっかりおなじみのFIP。防御率と同じ感覚で計れるように補正されるので、2.50未満ならリーグトップクラスと言えるか。

 1.佐々木朗0.56 2.マルティネス0.70 3.松山1.10 4.山本(B)1.44 5.松井裕1.57 6.田口1.83 7.山下1.92 8.桐敷1.98 9.ビーズリー2.00 10.藤嶋2.04 11.村上2.05 12.ターリー2.05 13.岩崎2.06 14.河野(F)2.12 15.カスティーヨ2.15 16.ウェンデルケン2.17 17.島内2.17 18.オスナ2.21 19.中崎2.22 20.及川2.25

 1.00を切ることは滅多にないこの指標だが、今シーズンは2選手がその領域に足を踏み入れた。特に先発でありながらこの数字を残した佐々木朗は驚異的。ケガ無くシーズンを投げ切れば山本以上の成績を残しそう。中日は次世代のリリーバーとして松山が出てきたということで盤石のリリーフ陣は更に厚みを増す。

 最後にK/BB。見たとおりの計算式で、3.50を超えると合格点と言われる。

 1.マルティネス15.50 2.カスティーヨ11.33 3.村上9.13 4.東(DB)8.87 5.佐々木朗7.94 6.清水(S)7.83 7.今永7.25 8.オスナ7.00 9.大竹6.83 10.山崎6.75 11.山本(B)6.04 12.松井裕5.54 13.加藤貴5.19 14.赤星4.92 15.平良(DB)4.69 16.東(B)4.44 17.岩崎4.43 18.祖父江4.38 19.伊藤将4.33 20.山崎伊4.24

 DB東が四球が少ないことで話題になったので、ぶっち切りでいい数字を残していると思ったのだが、ダントツ1位はマルティネス。そして、2位のカスティーヨはあまり良い印象は無いのだが、なかなかの数字を残していた。残留すれば来シーズンは見違えるような成績を残すかも。先発投手では、気になっていた東よりも上だったのが村上。巨人からは新エース戸郷の名前は無く、代わりに赤星と山崎伊が名を連ねる結果に。この3人で若き三本柱を形成すれば来シーズンの巻き返しが期待できそう。

2023年10月13日金曜日

セイバーメトリクス2023 野手編

 プロ野球はレギュラーシーズンを終え、この週末からはポストシーズン突入。その前に恒例のセイバーメトリクス企画でシーズンを総括。打者編は例年通り60打席以上の選手でランキングをまとめた。

 まずは、元祖セイバーメトリクスとも言える出塁率。4割あればトップクラスで、3割5分で合格点と言われている。

 1.近藤.431 2.大山.403 3.小野寺.402 4.宮崎.395 5.佐藤龍.390 6.藤岡.389 7.森(B).385 8.川端.385 9.石川慎.381 10.近本.379 11.頓宮.378 12.柳田.378 13.古賀(S).377 14.村上.375 15.柳町.375 16.岡本和.374 17.塩見.373 18.青木.371 19.岡.371 20.宮本.368

 両リーグトップは、この指標での常連とも言える近藤。2位の大山も納得の順位だが、以降は小野寺や佐藤龍と言った、シーズン中はあまり注目されていなかった名前が目立つ。来シーズンの飛躍が期待できるか。チームとしては成績が低迷したヤクルトの選手が多いのも気になるところ。

 続いて、セイバーメトリクスの代名詞とも言えるOPS。出塁率+長打率で計算され、.800を超えれば合格点、1.000を超えればリーグを代表するレベルと言われる。

 1.近藤.959 2.岡本和.958 3.宮崎.934 4.森(B).893 5.坂本(G).884 6.村上.875 7.塩見.873 8.牧.867 9.末包.862 10.頓宮.862 11.角中.861 12.柳田.861 13.大山.859 14.サンタナ.844 15.佐藤輝.837 16.石川慎.837 17.浅村.829 18.小野寺.829 19.中村(L).819 20.近本.809

 今年は珍しく1.000超の選手が居なくて、投高打低のシーズンだったと言われているが、データからもそれが見て取れる。そんななか、ここでも近藤が12球団1位。前半は苦しんだ坂本と村上がともに好成績で、後半は盛り返して結果的にリーグトップクラスの成績を残したということなので、さすがである。並みいる強打者の中で9位に飛び込んできた末包はこの勢いでレギュラー定着なるか。

 最後にSPD。これを取り扱っている記事はほとんど見たことないが、走力を表す指標で、盗塁成功率、盗塁企図数、三塁打、得点の4指標から計算され、7.00を超えるとトップクラスとされている。走力を表す総合指標はあまり見たことないので、もっと知名度が上がっても良さそうな指標だと思う。

 1.和田(M)12.86 2.ブライト8.89 3.並木8.31 4.周東8.11 5.五十幡8.03 6.近本7.82 7.江越7.79 8.石井7.09 9.平沼6.74 10.小深田6.54 11.大盛6.47 12.山崎(E)6.33 13.上林6.20 14.島田6.15 15.小田5.96 16.西川(E)5.89 17.小園5.76 18.矢野5.50 19.ウォーカー5.45 20.小幡5.39

 走力と言えば真っ先に思いつくのが周東の名前だと思うが、和田・ブライト・並木の3選手が周東を上回った。どの選手もまだ一軍に定着しているとは言い難いが、来シーズンは飛躍の年になるか。トップ10に3選手を送り込んでいる日本ハムも気になるところで、この機動力で来シーズンこそは、一つでも順位を上げたいところ。

2023年10月11日水曜日

プロ野球順位予想2023の振り返り

 ペナントレース最終日に1試合だけが残り、その試合で最終順位が確定するというドラマチックな展開になった今シーズン。巨人が優勝しなかったので、順位予想の全球団的中は今年も達成されなかったということになるのだが、果たして他の球団の順位は当たったのか。

 「セ・リーグ順位予想 2023年版
 「パ・リーグ順位予想 2023年版

セ・リーグ
 予想:1巨 2神 3中 4ヤ 5D 6広
 結果:1神 2広 3D 4巨 5ヤ 6中

パ・リーグ
 予想:1ソ 2オ 3日 4楽 5西 6ロ
 結果:1オ 2ロ 3ソ 4楽 5西 6日

 セ・リーグは、かなりひどい。すべて外してるし、近いのは優勝争いを予想した阪神と、Bクラス転落を予想したヤクルトくらい。中日は先発投手陣が盤石と予想したところまでは当たっていたが、打線が予想以上に低調だった。カープは打線に迫力が無いと切り捨てたが、迫力が無い中でも抜群の繋がりを見せた。

 パ・リーグはセ・リーグほどは外してないが、それでもロッテと日ハムを大外し。日ハムは清宮と野村が打ちまくってAクラス入りすると予想したが、期待外れだった。ロッテは佐々木朗しか投手が居ないと見てたが、種市が大ブレイクすると、小島やメルセデスも安定感のあるピッチングを見せ、投手陣が安定した。

 どうにもこうにも当たらない順位予想。いつの日か12球団的中する日を夢見て、また来シーズンも挑みます。

2023年10月8日日曜日

割りばしがオプション

 いつの頃からだったのかあまり覚えてないが、丼物を注文した際、箸と一緒にレンゲも出てくることが多くなった。個人的にはこれはあまり好きではなくて、日本人なら箸だろと思っているので、レンゲは使わないことにしている。そもそも丼物をレンゲで食べても美味しくなさそうだし。

 お店によっては、箸かレンゲかどちらがいいか訊かれることもあるので、迷わず箸を選択していたのだが、今日行ったお店では、レンゲしか出てこず、お店の人に頼んで箸を出してもらった。

 そう、いつの間にか逆転現象が起きていて、基本がレンゲ。箸はオプションということだ。これはとても残念。これも時代の流れということなのかも知れないけど、箸の文化が無くなっていくのを時代の流れという言葉で片付けていいのかな。

2023年10月7日土曜日

肝いり

 仕事していると、よく使う言葉の一つ。肝いり。幹部や組織のトップの強い思い入れがある時に使っている言葉だが、正確には「双方の間に立って、物事を取り持ったり、配慮しながら世話を焼いたりすること」ということのようで、この言葉の通りなら、強い思い入れにとどまらず、行動も伴って初めて肝いりと言えるのかも。

 いずれにせよ、「これは部長の肝いり案件で…」のように使ったりするのだが、漢字で書くと「肝入り」 だと思っていた。そう思っていたら、先日何気なく読んでいた雑誌に「肝煎り」という文字を見付ける。

 妙な誤植だなと思いつつも、その表現が何か所かあったので気になって調べてみたら、これが正しい漢字だった。これにはビックリ。

 思い込みで間違って覚えてしまっていること、まだまだ他にもありそうですね。

2023年10月6日金曜日

MLBセイバーメトリクス2023 投手編

 毎年、新しい投手を発見できるWHIPランキング。今年も50イニングス以上の投手でトップ30を紹介。

1.Brandon Woodruff (MIL) 0.87
2.Tyler Holton (DET) 0.88
3.Robert Stephenson (PIT/TB) 0.88
4.Evan Phillips (LAD) 0.88
5.Tarik Skubal (DET) 0.93
6.Devin Williams (MIL) 0.94
7.Felix Bautista (BAL) 0.95
8.Jeff Hoffman (PHI) 0.96
9.Emilio Pagan (MIN) 0.97
10.Hunter Harvey (WSH) 0.97
11.Shawn Armstrong (TB) 0.98
12.Hoby Milner (MIL) 0.99
13.Brusdar Graterol (LAD) 1.00
14.Kevin Ginkel (AZ) 1.01
15.Gerrit Cole (NYY) 1.01
16.Tyler Wells (BAL) 1.02
17.Chris Martin (BOS) 1.03
18.Tanner Scott (MIA) 1.04
19.Zach Eflin (TB) 1.04
20.Yennier Cano (BAL) 1.05
21.Matt Strahm (PHI) 1.05
22.Will Smith (TEX) 1.06
23.Nick Sandlin (CLE) 1.07
24.Alex Faedo (DET) 1.07
25.George Kirby (SEA) 1.07
26.Tom Cosgrove (SD) 1.07
27.Ryan Brasier (BOS/LAD) 1.07
28.Cristopher Sanchez (PHI) 1.08
29.Bryan Abreu (HOU) 1.08
30.Logan Gilbert (SEA) 1.09

 短いイニングを全力で投げるリリーフ投手の方が数字が良くなりがちのこの指標だが、MLBトップはブリュワーズの先発の柱ウッドラフとなった。6位には同じブリュワーズの守護神ウィリアムスが入る。

 2位のホルトンは、全然知らなかったが、昨シーズンのオフにダイヤモンドバックスの40人枠から外れると、タイガースがウェイバーで獲得。その後は素晴らしいピッチングを見せていたようで、来シーズンは注目して見ていきたい。

 大躍進したオリオールズはバティスタとカノーの勝利の方程式が強力だったことが数字からも分かるが、バティスタがケガで戦線離脱したので、ポストシーズンでは不安が残る。

 ホルトン以外にもタイガースの選手が目立ち、打線が上向けば、来シーズンは優勝争いに絡んでくる可能性はありそう。他には、マーティンやブレイシアといった、日本でもプレイ経験のある選手が入っているのが興味深い。

2023年10月5日木曜日

MLBセイバーメトリクス2023 野手編

 プロ野球よりも一足先にレギュラーシーズンを終えたMLB。シーズン終了ということで、恒例のセイバーメトリクス企画。まずは野手からということで、130打席以上の選手でOPSトップ30を紹介。

1.Shohei Ohtani (LAA) 1.066
2.Evan Carter (TEX) 1.058
3.Aaron Judge (NYY) 1.019
4.Corey Seager (TEX) 1.013
5.Ronald Acuna Jr. (ATL) 1.012
6.Davis Schneider (TOR) 1.008
7.Matt Olson (ATL) .993
8.Yordan Alvarez (HOU) .990
9.Mookie Betts (LAD) .987
10.Freddie Freeman (LAD) .976
11.Yandy Diaz (TB) .932
12.Nolan Jones (COL) .931
13.Juan Soto (SD) .930
14.Royce Lewis (MIN) .921
15.Jose Altuve (HOU) .915
16.Nick Martini (CIN) .912
17.Marcell Ozuna (ATL) .905
18.Bryce Harper (PHI) .900
19.J.D. Martinez (LAD) .893
20.Nelson Velazquez (CHC/KC) .888
21.Kyle Tucker (HOU) .886
22.Ernie Clement (TOR) .885
23.Cody Bellinger (CHC) .881
24.Matt Wallner (MIN) .877
25.Tom Murphy (SEA) .873
26.Mitch Garver (TEX) .870
27.Corbin Carroll (AZ) .868
28.Matt McLain (CIN) .864
29.Wilmer Flores (SF) .863
30.Will Benson (CIN) .863

 全体1位が大谷。ジャッジよりもアクーニャよりもベッツよりもフリーマンよりも大谷の方が上ということである。もう、どう表現すればいいのか分からないですね。

 そして2位が完全ニューフェイスのカーター。お恥ずかしながら全くのノーマークの選手だったのだが、9月にメジャーデビューして以降、安定したバッティングを見せているようで、来シーズン以降のレギュラー定着が期待できそう。

 シュナイダーやルイスといった、今年注目された若手も上位にランクインする一方、今年はあまり話題にならず不調に陥っているのかなと思っていたソトも、しっかりと数字は残していた。同様にトミー・ジョン明けで不調と言われていたハーパーも後半、一気に盛り返した模様。

 レッズはデラクルーズばかりが話題になっていたが、数字としてはマクレーンやベンソンの方が上で、この辺りが経験を積んだ来季は面白い存在になりそう。

2023年10月4日水曜日

ジャニーズに対して世の中はキツくあたり過ぎでは?

 ここ1ヶ月ぐらい、ジャニーズの性加害問題が毎日のようにニュース記事になっている。もちろん歴とした犯罪であり、無かったことにできる話ではないが、ただ、本件に限らずだが、近年、こういったコンプライアンス系の事案に対して、世間のバッシングは度が過ぎているようにも思える。今回の事案は被害者も内輪なので、一種のお家騒動ですよね。

 今回、ジャニーズ事務所は社名を変更するとともに、タレントマネジメント業務は事実上の廃業。グループ名にジャニーズを連想させる言葉が含まれているグループは改名するとのことだし、そこまで追い込んだ要因の一つは世論だと感じる。そこまで追い込む必要、あったんでしょうかね。

 例えば、トヨタの社長が社業に関する犯罪を犯したとして、社名を変更して、自動車産業から撤退して、販売済の車の車種名すらも変更するってことをしますかね?それを世論の力でさせますかね?

2023年10月3日火曜日

大谷がアメリカン・リーグのホームラン王に

 改めて書くまでもないが、大谷選手がアメリカン・リーグのホームラン王に輝いた。あの松井選手ですら、メジャーでは中距離砲に過ぎず、日本人がメジャーでホームラン王になるなんて夢のまた夢だと思っていた頃からすると、考えられない快挙。

 ファンはどこまでも欲張りで、2年前に圧倒的な数字を残して満票でMVPを獲得した時ですら、打率が低い点が物足りないと感じていたのだが、今年は3割をクリアし、もう打者大谷にこれ以上望むことは、これ以上ない。あとはこのレベルの打撃を、いつまで見せてくれるのかということが注目点だろう。

 大谷みたいな二刀流の選手は、もう生きているうちに二度とお目にかかることは無いと思うが、一人の打者という切り取り方でも、メジャーでホームラン王を獲る日本人選手を今後見ることは無いだろう。そんな歴史的なシーンを見させてもらっていて、この時代の野球ファンは、本当にラッキーだと思う。

2023年10月2日月曜日

三菱UFJ銀行のATMでの振込手数料が完全有料化

 何でもかんでもインターネットへ移行する動きがどんどん加速しているが、この度、三菱UFJ銀行のATMでの振込手数料が完全有料化となった。

 「振込手数料

 要するに、インターネットバンキングを使えってことですね。

 自分自身、メインの口座はインターネットバンキングを使えるように手続きを済ませているのだが、諸事情により別の口座も持っていて、そして諸事情により、一定の頻度でその口座から別口座に入金する必要がある。別に怪しいことはしてないですよ。

 その別口座もインターネットバンキングができるように手続きすればいいのだけど、以前にこの手続きをするのに、けっこうめんどくさかった記憶があるし、ログインするためのワンタイムパスワードを発行するのに、同じ端末で別口座分のパスワードを発行することができるのか、といった色んな不明点もある。

 まあ、ごちゃごちゃ言っていても仕方ないので、これら疑問点や面倒な点を一つずつ解消して、その別口座もインターネットバンキングできるようにするしかないのだが、まあとにかくめんどくさいですね。