2023年11月11日土曜日

シネマレビュー 「フィリピンパブ嬢の社会学」

 何と、地元春日井が舞台。しかもノンフィクションということで、春日井で起こった実話。ロケも春日井の各所で行われたということで、邦画は基本的には観ない自分だが、これは観ないわけにいかない。

 内容的には、少々ニッチな領域を狙ったヒューマンドラマで、これがフィクションなら、けっこうな隙間を狙った映画だという印象になるのだが、ノンフィクションなので実際に存在している社会問題とかも考えさせられ、心動かされる作品になっていると思う。

 あと、何といっても、春日井駅やイーアス春日井、そして落合公園と言った、春日井市民なら一目でそこと分かる風景がどんどん出てくるし、普段自分がよく使う地下通路も一瞬だけど映り込み、場面場面でにやけてしまうのは、地元でロケをしたからこそ。ただ、これがノンフィクションだとして、2016年頃の出来事とのことだが、この頃は春日井駅は今の駅舎でなかったはずだし、映画の中でも重要なシーンで出てくるイーアス春日井は当時はもちろん無かったので、あの出来事は実際はどこで行われたのかが、ちょっと気になりますね。

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