MLBは、現地時間17日にノンテンダーデッドラインを迎えた。日本プロ野球で言うところの契約保留選手名簿の提出期限みたいなもので、この日までに次年度の契約意思を示さなければ、自由契約となる。
毎年、意外な大物がノンテンダーになることから注目される日の一つで、今年もブリュワーズの先発投手の柱であるウッドラフ投手がノンテンダーになったことが大きなニュースになったが、今回注目したのは、ブレーブスからノンテンダーとなったペン・マーフィー投手と、フィリーズからノンテンダーとなったジョシュ・フレミング投手。
この両選手だが、実は、ともに11月に入ってから今シーズン所属したチームからウェイバー公示され、移籍したばかりの選手。獲得したからには、翌シーズンの戦力として考えていたはずなのに、1ヶ月もしないうちに自由契約になるのは、いくら移籍が多いMLBにおいても、どう理解していいのか分からない動き。どうせ契約する意思が無いのなら、最初から獲得しなければ良かったのに。
念のために獲得しておいて、その後に別の選手を獲得することができた場合に、すぐに戦力外にすることはメジャーではよくあることだし、実際、ブレーブスはマーフィーを獲得した後に、有力な投手を2人獲得しているので、この事情が当てはまるのかも知れないが、フィリーズはフレミング投手を獲得して以降、誰も選手を獲得していないのに、この動き。本当に分からない。自由契約にした理由を報じている記事も見当たらないし、どういうことなんだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿