2016年に一年だけ家計簿をつけたのだが、それ以降はやってなかった家計簿。それを「7年ぶりの家計簿」でも紹介したとおり、昨年1年限定で復活。7年前から生活環境が大きく変わったので、今の状況を把握することが目的だった。
この度、集計が完了し、7年前からの変化が分かったので、ここに書き記しておきたいと思う。ちなみに、感覚としては、全体的には横ばいか、衣食住で言うと住に対して少し支出が増えているのではと思っていたのだが、果たして結果は。
まずは総合計。
支出の総合計は、対2016年で+0.5%と、ビックリするほどほぼ同額。ただ、昨年は一昨年に亡くした父に関する特別な支出があったので、それを差っ引くと▲16.7%とかなり支出が減っていて、これにまず驚いた。こんなに減っている理由を詳しく見ていきたい。
まずは食費。+31.2%と、かなり増えている。そんなに贅沢な食事をしているとは思ってないので、とても驚いたが、後述するとおり、他の支出項目を見ると原因は一目瞭然。
日用雑貨は▲50.2%と激減。これも原因は明確で、一昨年に空き家になっていた実家に移り住んだのだが、両親が買い溜めしていた様々な日用品がまだまだ残っているので購入する必要が無いから。この傾向はまだ2~3年は続きそう。
交通費も▲37.2%と激減。7年前は前半が大阪勤務だったこともあり、大阪と名古屋の移動も多かった。今は東海エリアから出ることはほとんど無いので、これも納得の結果。
そして、これが食費が増えている原因だと思うが、交際費が▲56.7%と激減。交際費としているが要するに飲み会。7年前は事あるごとに飲み会だったが、今はコロナ禍はあけたと言えどもその余波もあってまだまだ飲み会は少ないし、7年前とは会社での立場も変わったので、それでなくても飲む機会が減る。この分が食費に上乗せされているということで、食費+交際費の合計額では、もちろん減っている。
一方で、エンタメは+87.8%とほぼ倍増。当時と比べると定期購読する雑誌が増えているのも一因だが、それよりも何よりも、圧倒的にライブへの参加数が増えている。
医療・保険は+494.8%とほぼ5倍。7年前はせいぜい歯医者に行くぐらいだったが、今は高血圧の関係で定期的に通院しているので、その影響。
通信費は+26.0%と増えているのは気になるところ。原因はスマホでのパケット使用量が増えているから。何とか減らしたいけど、どうにも減らなくて悩ましいところ。
光熱費が+92.9%とほぼ倍増になっているのが気になるところ。7年前は賃貸暮らしで、その時は水道代が家賃に含まれていたので、その分はもちろん増えているが、今の光熱費から水道代を引いても、かなり増えている計算になるのだが、一軒家に住んでいるから、仕方なしか。
逆に住まいに関する支出は▲28.5%と減っている。家賃は不要になったが、固定資産税やら、その他もろもろの手入れにかかる費用もあって、実際は増えているのではないかと思っていたのだが、けっこう削減できていた。
クルマにかかる費用も▲69.0%と激減。これは前述のとおり今は東海圏から出ることはほぼ無いので、ガソリンにかかる費用が激減している。ただ、クルマの走行距離を稼げてないので、クルマの状態としては実はちょっと心配。
ということで、金額までは敢えて書かなかったが、影響額も考慮して全体をまとめると
・大阪勤務から名古屋勤務に変わったので移動に関する支出が激減。
・コロナ禍の影響に加え、立場も変わったので、飲み会が激減。
・ライブに行く回数がかなり増えている。
・スマホ利用料は、何とかもうちょっと抑制したい。
というのが、昨年1年間家計簿をつけてきた総括かな。また何年かして、生活環境が大きく変わるようなことがあれば、家計簿をつけたいと思う。
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