2024年1月5日金曜日

佐々木朗のメジャー志望について

 繰り返し報道される佐々木朗のメジャー志望について、今シーズンの成績次第では今オフでのポスティングを認める準備がある旨の報道があった。佐々木朗と言えば、完全試合を達成したり、昨年のWBCでも活躍したりと、実力は日本球界でもトップクラスであることを証明しているが、一方でまだ一度も規定投球回数に到達したことが無く、シーズン通した実績を残していないこともあって、今回の報道に対してもファンからは否定的な意見が多い印象。

 これについて個人的には、特に賛成でもなければ反対でもなくて、反対派の意見は分からなくもないが、別にルール違反をしているわけではないので、ロッテ球団が容認するということであれば、別にいいんじゃないかと思う。行く時は反対の声が大きくても、MLBに行ってそれで活躍すれば、日本人はあっさりと手のひら返しをして賞賛の声の方が大きくなることは間違いないと思うし。

 それよりも思ったのは、こんなことで賛否が巻き起こらないよう、もっとルールを明確にすべきなのではないかということ。「所属球団の許可」なんていう曖昧なものでは無くて、FAと同様、ポスティング移籍を要求できる何かしらの線引きが明確になっていれば、選手はそれをクリアすることによって要求できるのだから、賛否も巻き起こらない。今回の一件を機に、ルールの見直しが進むことを期待したいものである。あまり複雑にならないよう、FA期間の短縮か、若しくは、今の制度とは逆行するけど、海外限定FAのような制度の導入が良いかも知れませんね。

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