2024年5月14日火曜日

スキーンズのデビュー戦に思う

 昨年のMLBドラフト全体1位指名で、ストラスバーグ以来の逸材との触れ込みのスキーンズがデビューした。そのデビュー戦が、たまたま週末で、たまたまMLB.TVの無料放送対象試合だったので、観戦することができた。

 前評判通りの凄いボールで、特に初回の奪三振ショーは見事だった。ケガさえなければ、毎年のようにサイ・ヤング賞を争うぐらいの存在になりそう。ただ、そのデビュー戦において、事前に球数が決められていたんだと思うが、5回の勝ち投手の権利を得る間際で降板してしまったのは、残念だった。しっかり投げれば、初登板初勝利に輝くのは間違いなさそうな状況だったのに、5回を投げ切れない、いや、投げ切らせてもらえないのであれば、記憶には残るかも知れないが、全く記録には残らない初登板になってしまう。

 この日のスキーンズに限らず、最近のMLBでは、特に若手に対しての過剰な球数制限が気になる。ちゃんと先発投手として投げられる状態で無いのであれば、その状態に仕上がるまで、マイナーで調整してから上げるべきではないのだろうか。そうじゃないと、他の投手陣にもシワ寄せがいき、チームにとってあまりいいことでは無いように思える。

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