2024年5月11日土曜日

打撃妨害が増えているMLB

 最近、MLB中継を観ていると気になるのが、打撃妨害。プロ野球の試合では滅多にお目にかかることは無いのだが、MLBでは多いように思える。

 調べてみたところ、どうやらMLBでも5年ほど前までは、1シーズンを通じてMLB全体で約30回程度とのことで、全30球団ということを考えると、平均して1チーム当たり1シーズンに1回程度だったとのこと。それが今シーズンは、既に30回を超えているということで、現時点で、シーズン全体の20~25%程度の日程が消化されているので、4~5倍も増えていることになる。

 これは、どうやら、最近注目されているフレーミングが強く影響しているということで、際どい投球をストライクにするためには、投手に近いところでボールを受けることが有効らしく、キャッチャーのポジションやグラブの位置が、徐々に投手寄りになってきているとのこと。当然、そうなると打者にも近づくので、打撃妨害にもなりやすくなるということのようだ。

 先日はカーディナルスのコントレラスが、グラブでは無く腕に直接バットが当たり、大けがをしたというアクシデントも発生していて、これは何らかのルールが必要になってきているのかも知れない。

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