2006年3月31日金曜日

CDレビュー 倖田來未「BEST ~second session~」

 爆発的な売り上げを見せている倖田來未2枚目のベストアルバム。その内容については今更語ることもないが、昨年12月から12週連続でリリースされたシングルが全て収録された超豪華版だ。

 その中で僕が注目したのは初回版に付いてくる2枚のDVDである。

 1枚は12曲のPVが収録された豪華PV集。PVと言えば、曲の世界観を広げ、曲の持つ魅力を最大限に広げるとともに、ミュージシャンのこだわりも詰め込んだ一大映像作品であり、家庭のテレビで見ることを想定されて作られた作品だ。当然見ごたえがある内容となっている。

 もう1枚は昨年秋のライブの模様を収録したライブビデオ。ライブビデオと言えば、ライブの模様を余すことなく収録した臨場感溢れる作品であるが、家庭のテレビではライブ会場で味わうことのできる興奮を100%感じることは難しく、映像作品としての完成度はどうしても高くなくなってしまう。・・・とこれまでは思っていた。

 ところが、今回、この2枚のDVDをじっくり観たのだが、受けた印象はむしろ逆だ。PV集は決められた映像が淡々と流れているだけのように感じてしまい、観ていて眠くなってしまった。一方で、ライブビデオはライブの興奮がストレートに伝わってきて、時間を忘れて一気に観ることができた。

 PVはいろんなシーンが出てきて映像に変化が多い一方で、ライブビデオは数回の衣装チェンジはあるものの、映像に大きな変化は無い。それだけ考えるとPV集の方が絶対に観ていて飽きないはずなのに、全く逆の印象を受けるのは何故だろう?そんなことを感じることのできる2枚のDVD・・・いや、ベストアルバムだった。

2006年3月29日水曜日

ベースボールエキスパート1級合格!

 Yahoo! JAPANが、ベースボールエキスパートというインターネット検定を始めた。どこまでが本気で、どこまでがネタなのか、よく分からない検定ではあるが、日本プロ野球名球界が監修であり、認定証も発行されるということなので、それなりに真面目に取り組んでいるものだろう。ちなみにレベルに合わせて3級から1級までが用意されていて、正答率80%で合格だ。

 受験は有料ということで、少々ためらったが、そこはやはりプロ野球ファンの僕としてはこんな面白いネタに乗っからないわけにはいかないと思い、早速受験してみた。もちろん、中途半端な級を取得しても面白くないので、果敢に1級に挑戦だ。

 結果見事合格。88点というまずまずの成績だ。これがそのオンライン認定証。(Yahoo! IDが名前のところに記載されているので、そこは削除してあります。)


 問題は意外に難しく、特にルールに関する問題は、けっこう細かいルールまで熟知していないと回答できないものも多かった。(詳細はネタバレになってしまうので、書きません。)

 以下は、僕のセクション別正答数である。

・野球の歴史を知る 9/9
・ルールと用語を知る 13/16
・野球の動作と戦略を知る 14/17
・野球の記録を知る 8/8


 野球経験はほとんどなく、単なる野球観戦好きの僕としては、歴史と記録で満点を取れたという点で充分満足である。逆に経験が無いと、ルールや動作面の設問に答えるのは難しいだろう。ちなみに、ネット受験なので、回答が分からなければネットや記録集などで調べながら回答することも可能であろうが、そんなことをして合格しても嬉しくも何ともないので、そんなズルはしない。

 受験には、前述の通り受験料が必要なほか、Yahoo! IDの登録やYahoo! ウォレットの登録など、煩雑な点もあるが、野球好きなら受験してみて損はないだろう。受験期間は今年の6月30日までなので、受けたいと思った方はお早めに。

 ○ベースボールエキスパート
  http://cert.yahoo.co.jp/beginner/baseball.html(サービス終了に伴いサイト閉鎖)

 追伸:MSV-Radio関係者の皆さま
 ルールに関するものは本当に細かくて難しいです。もしも1級を受けるのならば、ちょっとは勉強してから受験した方がいいと思いますよ!

2006年3月28日火曜日

CDレビュー KiKi「Let Go」

 昨年末頃にFMでかかりまくっていたKiKiのLet Go。遅ればせながら、彼女のアルバムをじっくり聴いてみた。

 アルバム聴くまでは、彼女の曲はLet Goしか聴いたことがなかったので、彼女のことをアップチューンが得意なシンガーだと思い込んでいた。ところがアルバムの内容はR&Bテイストが色濃いサウンドで、むしろ落ち着いたバラードが多い。また、Let Goと違って、あまり一般受けしない感じの曲とも言える。

 このようにリードトラックとその他の曲で、全然違う印象を与えるアルバムって洋楽に多いような気がする。それだと、どうも裏切られた感が残り、期待外れになってしまうことが多いため、僕自身はあまり好きではない。

 もともとそのミュージシャンのファンだったとしたら、そのような構成のアルバムとなっていることは、いろんな音楽性を知ることができるということで嬉しいのだろう。しかし洋楽の新しいミュージシャンはたまたまラジオなどで知ることも多く、そこで知り、気に入ってアルバムを買ってみたところ、期待外れになってしまうというのは、そのミュージシャンのファンとして定着しない結果になってしまう可能性があるため、あまりいい効果を与えているとは思えない。

 断っておくが、KiKiのアルバム「Let Go」がイマイチだと言っているのではない。このアルバム自体は素晴らしい一枚だし、彼女のボーカル力には圧倒される。しかし、FMでパワープレイされていた「Let Go」を聴いて、あのイメージだけで、このアルバムを聴くと、人によっては期待外れに感じてしまうかも知れない。そう感じた一枚だった。

2006年3月27日月曜日

セ・リーグ順位予想 2006年版

 一足先に開幕したパ・リーグでは、西武の炭谷が高校生ルーキーにも関わらず開幕戦に捕手としてスタメンで起用され、早くもニューヒーローの誕生を予感させている。その中、いよいよ今週末にはセ・リーグも開幕する。そこで、今回はセ・リーグの順位予想だ。

1位:読売ジャイアンツ
2位:中日ドラゴンズ
3位:阪神タイガース
4位:東京ヤクルトスワローズ
5位:広島東洋カープ
6位:横浜ベイスターズ

 優勝はもちろんジャイアンツ。ファンの贔屓目を抜きにしても、上原・パウエル・高橋尚の3本柱を中心に、ベテランの工藤・桑田、若手の野間口、内海、西村で形成される先発投手陣は質量とともにバランスも申し分ない。課題だった阿部の控えも、実松を獲得したことにより解決された。心配なのは、仁志・二岡・小坂の3選手をどのように起用していくかという点で、このうち小坂を控えに回すような采配をするとコケる危険性があると思うが、それさえなければ、間違いなく優勝できるはずだ。もちろん、豊田の加入も大きい。

 2位は中日ドラゴンズ。このチームは何と言っても守備力が12球団の中でダントツでピカイチなのが強みだ。荒木・井端の二遊間。アレックス・福留・藤井の外野陣。そして扇の要は谷繁。こんな贅沢が許されていいのだろうか。ただでさえ安定感ある投手陣を持っているのに、さらにこの守備力を誇るということで、本当に点が取りにくいチームになっていると言えよう。ここまでが今シーズンの2強と読む。

 3位は阪神タイガース。レギュラーの能力は高いが、決して若くないため昨シーズン以上の成績は期待できない選手が多い。加えて、昨シーズン優勝に大きく貢献したJFKだが、ウィリアムスは開幕に間に合わず復帰時期が交流戦明けぐらいにずれ込みそうな状況であり、藤川はWBCで打ち込まれるなど昨シーズンの酷使の影響が心配される状態。また、久保田もWBCの練習試合で打ち込まれたため、本戦では登板機会が無く、調整遅れが心配される状態と、まさに総崩れの様相だ。よって、今シーズンはAクラスを守るのが精一杯と読む。

 4位はチーム名称を変更した東京ヤクルトスワローズ。何と言っても石井一・藤井・石川と続くサウスポー王国は圧巻。ただ、技巧派が多いため捕手のリードがキーとなるが、そこでポイントなのが古田がどれほどマスクを被るかということだ。とはいいつつ、古田がマスクを被ると言うことは、ランナーが走りたい放題になるということでもある。いかんせん、No.2捕手の小野も肩が強い方ではないので、そのあたりが弱点になってきそうだ。ただ、打線はラロッカの加入により厚みを増したので、予想は4位だが、Aクラスに入る力は充分にあると読む。阪神とヤクルトによるAクラス争いは熾烈を極めそうだ。

 5位は広島東洋カープ。ブラウン監督の采配に期待したいところではあるが、相変わらず守備力の向上はなされていないままであり、1点を争う展開では、常に不安がつきまとう。期待の尾形の復帰はオールスター明けということで、それまでは苦しい戦いを強いられることであろう。先発完投型の大竹や、長打力が魅力の栗原といった魅力的な選手がブレイクの兆しを見せているため、もう少し守備が安定してくれば、充分にAクラスが狙える位置に来ると思う。

 最下位は横浜ベイスターズ。投球フォーム変更の三浦が未知数なうえ、昨シーズン安定したピッチングを見せローテ入りが期待されている土肥は、その昨シーズンも巨人以外のチームにはほとんど通用していないので、今年も安定したピッチングが期待できるかというと、疑問符が付く。打線は多村・金城の日本代表コンビが引っ張っていくのであろうが、多村にはどうしてもケガが付きまとうので、1年を通した活躍は期待できないのが実情。村田・古木あたりがもう一皮むけてくれないと、かなり苦しいシーズンになることになりそうだ。

2006年3月26日日曜日

2006年3月MSVランキング

1位 : Around The World (MONKEY MAJIK)
2位 : 太陽の下 (レミオロメン)
3位 : Startin' (浜崎あゆみ)
4位 : Keep Tryin' (宇多田ヒカル)
5位 : 純恋歌 (湘南乃風)
6位 : サヤエンドウ (NewS)
7位 : SEASON'S CALL (hyde)
8位 : ボクノート (スキマスイッチ)
9位 : YES! (EXILE)
10位 : 音速パンチ (Cocco)

 仙台出身で日本人とカナダ人の混合バンドMONKEY MAJIKの2ndシングルが、ドラマ主題歌効果もあり見事1位を獲得した。2位のレミオロメンは昨年10月に「蒼の世界」で初のチャートインして以来、6ヶ月連続でランクイン。一躍、日本の音楽シーンに欠かせないバンドとなったと言えよう。

2006年3月22日水曜日

パ・リーグ順位予想 2006年版

 見事世界一に輝いたWBC。しかし、その余韻に浸っているヒマは無い。そう。今週末にはパ・リーグが開幕するからだ。そこで恒例の順位予想。自慢だが、昨シーズンは1位~3位と5位を的中させているので、今シーズンこそ全球団的中を本気で狙う。(昨シーズンの予想結果はそれぞれのリンク先をご覧下さい。)

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:西武ライオンズ
3位:千葉ロッテマリーンズ
4位:北海道日本ハムファイターズ
5位:東北楽天ゴールデンイーグルス
6位:オリックスバファローズ

 1位は今年もホークスで固い。城島とバティスタが抜け攻撃力は落ちたが、守りの面では的場が城島のアナを充分埋めてくれるし、何よりも斉藤・和
田・杉内・新垣の4本柱に隙が無い。松中・川崎のWBC組と松田・城所などの若手がうまく噛み合い、これまで以上に安定感のある強さを見せ付けてくれそう
だ。

 2位は西武ライオンズ。中軸が和田・カブレラ・中村・江藤と右打者ばかりなのがちょっと気になるが、世界のMVP松坂を筆頭に、パ・リーグ現役最
多勝の西口、そして安定感抜群サウスポー帆足の3本柱に死角が無い。細川・野田・ルーキー炭谷で争う捕手と、森・豊田が抜けたリリーフ陣に不安は残るが、
試合巧者ぶりを発揮し2位に食い込むと読む。

 3位は昨年アジアチャンピオンに輝いた千葉ロッテマリーンズ。李承燁・小坂・セラフィニといった優勝の立役者が次々とチームを離れたのが痛い。ま
た、実質2年目の西岡・今江はWBCでの大活躍はあったものの、各チームに警戒され丸裸にされるだろう。さらには31年ぶりの優勝を達成したということ
で、ある意味燃え尽き症候群的になっている心配もある。

 ここまでがプレーオフ圏内。今年も、3位にさえ入れれば優勝の可能性があるという意味不明なプレーオフ制度が継続されるということで、非常に残念ではあるが、この中では一戦必勝の戦い方を熟知した里崎を擁する千葉ロッテが優勝に一番近い位置にいると思う。

 4位は北海道日本ハムファイターズ。良くも悪くも昨シーズンと比較して戦力の変動があまりないが、2年目を迎えるダルビッシュにさらなる飛躍が見られれば面白い存在になるだろう。2,000本安打まであと33本と迫った田中幸にも注目だ。

 5位は名将野村監督を迎えた東北楽天ゴールデンイーグルス。岩隈の調子が上がってきていないのが気になるが、調子を取り戻せば一場と形成する2本
柱が冴えわたるだろう。フェルナンデスとリックの元ロッテコンビの加入で打線に厚みが出てきたので、昨シーズンのような惨敗は無いはずだ。

 最下位はオリックスバファローズ。デイビーとセラフィニの加入はあったものの、投手陣を引っ張るべく日本人の先発投手は川越が目立つ程度。清原と
中村の加入により打線に破壊力が加わったが、二人ともケガがつきまとう選手のため、フルシーズン働けるかというと疑問符が付く。

2006年3月21日火曜日

世界一!

 国際舞台の大一番で弱いとされながら、メキシコ戦そして決勝のキューバ戦で見事なピッチングを見せたMVP松坂

 挑発的な発言でチームを鼓舞し、アメリカのエースピービーから先制ホームランを放ちプレーでもチームに勇気付けたイチロー

 攻撃的なリードと積極的なバッティングでラッキーボーイ的な存在となった里崎

 準決勝韓国戦で完璧なピッチングをし、国際舞台での強さを見せ付けた上原

 絶対に打たれてはいけない場面で登場し、見事に試合をしめた大塚

 韓国戦における起死回生の劇的先制ホームランの福留

 チームバッティングと全力疾走でチームを引っ張った松中

 世界に誇るサブマリン渡辺俊

 足と守備はもちろん、意外性のあるパンチ力、そしてキューバ戦の絶妙なセフティーバントでグランドを暴れまわった西岡

 台湾戦の先制3ランをはじめとした長打力はもちろん、スーパーキャッチで勝利に大貢献したハマの大砲多村

 試合終盤の大事な場面で、見事に火消し役を演じた薮田藤田

 決勝では固さが目立ったが、要所で好守備を見せた川崎

 まさかの落球から一転、決勝では貴重なタイムリーを放った今江

 準決勝韓国戦で好返球を見せた金城

 ダブル先発の2番手ということで目立ちはしなかったが、しっかりと仕事をした清水和田毅杉内

 タイムリーに犠牲フライと、チャンスでの強さを発揮した小笠原

 不振の福留に代わって大舞台でのセンタースタメンという役割を見事果たした青木

 A・ロッドに打たれはしたが、ケン・グリフィーから見事なストレートで三振を奪った藤川

 準決勝韓国戦で執念のタイムリーを放った宮本

 途中でケガをしてしまったが、世界レベルのバッティングを見せた岩村

 アメリカ戦でマスクをかぶった谷繁

 登板機会は少なかったが、いつでも登板準備ができていたであろう小林

 一発の魅力を見せることはできなかったが、代打でフルスイングを見せてくれた新井

 貴重な第3の捕手としてスタンバイしていた相川

 ベテランとして精神的にチームを支えた和田一

 急遽呼ばれ、チームを支えた久保田馬原

 途中でチームを去ってしまった石井黒田

 そして、福岡ソフトバンクホークスの監督という立場がありながらチームを指揮し、日本を世界一に導いた王貞治監督

 本当にありがとう。この33名は第1回世界王者として歴史に永遠に名が残り、決してその名を忘れることはないでしょう。

 ボブ・デービッドソンの名は忘れましょうか。(笑)

2006年3月20日月曜日

CDレビュー 大塚愛「LOVE COOK」

 2000年代以降、女性ボーカリストの中で、シングルセールスにおいて頭一つ飛び抜けた存在であった浜崎あゆみと宇多田ヒカルに、かつてほどの勢いがなくなってきたここ最近。その座を奪うかのような勢いがあるのが大塚愛だ。そんな彼女の3rdアルバムが昨年末にリリースされた。それが表題の「LOVE COOK」である。

 大塚愛の魅力といえば、「さくらんぼ」や「Happy Days」に代表されるノリノリのアップチューンと、「金魚花火」や「黒毛和牛上塩タン焼680円」のようなしっとりとしたバラードを、どちらも彼女の世界感で表現できるところだと思う。

 このアルバムでもシングル曲以外にも、M5「U-ボート」のようなアップチューンがあれば、M2「羽ありたまご」のような聴き応えのあるバラードが収録されており、今の彼女の勢いを感じることができる。

 また、M9「東京ミッドナイト」は、「これって東京スカパラダイスオーケストラとのコラボレーションか?」と思わせるサウンドに仕上がっており、彼女の新たな一面を伺うことができる。

 そして、極めつけはM8「ラーメン3分クッキング」。ま、どんな曲なのかはアルバムを聴いて確かめてもらいたいが、こういう遊び心いっぱいの曲が必ず入っているのも彼女のアルバムの特徴であり、ある意味彼女の幅広さと言えるだろう。というのも、こんな曲を堂々とアルバムに入れることができるミュージシャンって他になかなか居ないと思うからだ。

 いま、最も勢いのあるミュージシャンの一人である大塚愛の最新アルバム。必聴だ。

2006年3月19日日曜日

決勝進出!

 見事な勝利である。

 打線を組み替えて臨んだ準決勝。しかし、序盤は今日も韓国の好守により、どうも打線が繋がらない。その中、上原が我慢の好投。球威、コントロール共に完璧だった。

 そして、迎えた7回。不振によりスタメンを外れていた福留が起死回生の代打ホームラン。感動で涙が出そうになった。その後も新打線が見事に機能し、一方的な展開に。特に宮本のタイムリーには強い執念を感じ、観ていてすごく心を動かされた。

 途中、雨による中断があり、高まった気持ちが一旦落ち着いたが、最後の大塚の連続奪三振で再び大興奮。これまで2試合の敗戦で悔しい思いをしたが、その悔しさを見事晴らしてくれた。

 さて、火曜日はいよいよ決勝戦。相手はアマチュア野球最高峰のキューバ。休日だし、またまたテレビの前で大興奮することになりそうだ。

2006年3月18日土曜日

ソフトバンクがボーダフォンを買収

 ソフトバンク社がボーダフォンを買収することを発表した。これにより、ブランド名の変更を検討しているとのこと。

 何だか、ここはよくブランド名が変わるなぁというのが第一印象だ。その度にメールアドレスが変わるので、ユーザは大変だろうと思う。(ちなみに、本件とはあまり関係ないが、番号ポータビリティが始まっても、メールアドレスはそのまま移行できないらしい。)

 で、この現ボーダフォンだが、この会社といえば、鈴木杏樹の「ホン ホン」を思い出すのは僕だけだろうか。(分かる人、居るかな。。。)

2006年3月17日金曜日

まさかの準決勝進出

 本当に野球は何があるかわからない。まさか、アメリカがメキシコに負けるとは誰も思わなかったはずだ。しかも、アメリカには際どいプレーを全てアメリカ有利に判定してくれる超強力な「10人目の選手」が居るのだから、そのチーム相手に接戦を制したというのは、本当にビックリだ。

 明後日は、三度目の日韓決戦。日本は一度死んだ身。あまり気負わずにリラックスして試合に臨んでもらいたいものだ。それに、韓国の選手は兵役免除が既に決定したため、モチベーションはこれまでほど上がっては無いはずだ。(笑)

 それよりも、今回のボブ・デービッドソン審判はヒドイ。今日の判定は、さすがにあまりにもヒドすぎて思わず笑ってしまった。でも、どうせなら、その誤審ぶりを徹底して、最後のゲッツーのシーンでも堂々と「セーフ」をコールするぐらいの徹底さが欲しかったなぁ。(笑)

2006年3月16日木曜日

向こう30年はかなわないな(笑)

 勝てばほぼ準決勝進出が決まる大一番。結果は、ご存知の通り2-1で韓国が競り勝ち、準決勝進出は絶望的となった。まだアメリカ-メキシコ戦の結果次第では日本の準決勝進出の可能性が僅かに残されているが、それは他力本願というもの。素直に惨敗は認めなければならない。

 1次予選と合わせて、日本は3敗。その全てが1点差だ。まさに紙一重。しかし、随分と分厚い紙一重にも感じる。

 言い訳を探せばいくらでもある。アメリカ戦における「疑惑の判定」。韓国戦でも観客との接触による落球があった。しかし、そういうことを言っている場合ではない。

 今回の敗戦を活かし、どうすれば世界に勝てるかということを、野球界がもっと真剣に考え、できることはすぐにでも取り組んでいくことが重要だと思う。例えば使用球の統一は、すぐにでもできるはずだ。

 また、王監督が会見でも言っていたが、ここ一番での執念みたいなものをいかに搾り出すかといった点で、日本は劣っていると感じざるを得ない。そういったメンタル的な面を鍛えるような仕組などを作ることも必要となってくるだろう。

 WBC自体にも審判問題などいろいろと課題山積ではあるが、日本野球界も課題山積。そんなことを感じた2週間だった。

2006年3月15日水曜日

話題の「誤審」

 今更、僕が語るまでもないが、WBCにてとんでもない誤審があった。

 誤審自体は、野球では珍しいことではない。人間がやることだから仕方がない。ただ、今回は一度下された判定が覆されたから話がちょっと違う。しかし、それもある程度は仕方ない。何故なら、敵地開催だからだ。敵地開催というのは、こういうことが起こる。なので、韓国のように圧倒的な力でねじ伏せる必要があるのだ。

 それよりも、今回の誤審騒ぎでWBCの様々な問題点が一気に浮き上がってきた。

 プレイヤーは最高レベルの選手が集まっているのに、アンパイヤは3Aクラスであること。国際試合にもかかわらず、当事国出身者がその試合のアンパイヤをやっているということ。このあたりからも、アメリカに真剣さが無いこと、フェアプレーの精神が無いことが受け取れる。

 今回の誤審は起こってしまったことであり、仕方の無いことだ。しかし、それにより浮き彫りになった課題については、次回開催に向けて真剣に取り組んでもらいたいし、上記2点は、解決することがそれほど大変なことという話ではないはずである。

2006年3月14日火曜日

CDレビュー 浜崎あゆみ「(miss)understood」

 昨年最後にリリースした「Bold & Delicious」では、かなりの違和感を与えてくれた浜崎あゆみ。音楽性を変な方向に変えてしまったのかと思い、今年元旦に発売されたニューアルバムを聴いてみた。

 聴いてみたところ、どうやら要らぬ心配だったようだ。リードトラックのM3「Ladies Night」のようなロックテイストを感じさせつつもダンサブルなナンバーから、しっとりと聴かせるミディアムバラードまで、これまでと同様に彼女の魅力がしっかり詰まっており、実に満足できる一枚に仕上がっている。

 よく考えてみれば、「Bold & Delicious」では、サビ部分をコーラス隊が歌っていたりしているし、あまりにも実験的な曲すぎた。どんなミュージシャンでもたまには実験的な曲をリリースして、音楽性を広げようとする反面、ファンが期待外れ感を受け、ファン離れに繋がってしまうこともあるだろう。

 しかし、彼女はそのタイミングでこのアルバムをリリースし、立て続けにニューシングル「Startin'」をリリースした。これも、「(miss)understood」に収録されている曲と同様にロックテイスト溢れるかっこいいナンバーであり、彼女のパワーを感じることができる曲に仕上がっている。これらを聴いたことにより、彼女はまだまだ音楽シーンの第一線を走り続けていってくれるのではないかと感じさせられた。

2006年3月13日月曜日

F1開幕!

 さあ、いよいよ2006年のF1が開幕。昨年不評だったタイヤ交換禁止の悪法が撤廃され、今シーズンから復活。一昨年までにように、各チームの戦略でレースが動くスリリングな展開が楽しめそうだ。

 そして何と言っても注目は初のオールジャパンチームとなるスーパーアグリF1チームだ。おそらくシーズン序盤は準備不足もあり苦戦が強いられるだろうが、是非とも応援したい。

 全然関係なく個人的なことだが、この週末、ついに帰省先の愛知から東京までのノンストップドライブに成功した。総行程約360キロ。どうしても疲れるためこれまでは途中で休憩をとっていたのだが、今回ノンストップに成功したということで、まだまだ僕の体力も捨てたものではないと言うことか。ま、強引に車つながりということで。

2006年3月12日日曜日

CDレビュー SOUL'd OUT「ALIVE」

 SOUL'd OUTの3rdアルバム「ALIVE」がリリースされた。

 過去コンスタントにシングルヒットを飛ばしてきた彼らだが、ここ最近はシングルヒットに恵まれず、このアルバムには週間ランキングで10位以内にランクインされた曲が一曲も無い。それだけに、アルバム全体の仕上がりが問われる形になっていると言えよう。

 で、通して聴いてみたのだが、どの曲もかっこよく、彼らの魅力である軽快なグルーヴがしっかりと感じられるアルバムになっている。M3「TOKYO通信」は最新シングルでもあるのだが、この曲はまさに彼らの真髄ではないだろうか。

 それにしても彼らのラップは天才的だと思う。J-POPシーンに数々のHip-Hop・ラップユニットが登場してきているが、彼らは頭一枚抜け出ているのではないか。そうな風に感じられた一枚だった。

2006年3月8日水曜日

酔っ払いの戯言

 まず、断っておくが、現在、かなり酔っ払っている。(笑)

 で、

 職場やサークル等、身近なところに、「こいつは頭の回転が早いな。」と思える人間が居ることは幸せなことだと思う。少しでもその人の良いところを吸収したいと思うし、考え方などがすごく勉強になる。

 しかしながら、その人間が、「え?キミ、こんなことも分かんないの?これはこうすればいいんだよ。僕ですらこんなこと分かるのに、何でキミは分かんないの?」みたいな態度に出られると、それは途端に不幸になる。そうなると、「ああ。あなたの言うことはもっともだよ。確かにその通りだ。でも、そこまでさっと考えられないから、こっちは苦しんでいるんだよ!」と、こちらの思考も逆ギレ状態だ。但し、逆ギレしても、相手は頭がいいため、ちゃ~んと切り替えされるだけなので、こちらはその逆ギレ状態を押さえ込む羽目となり、結果的にはストレスが溜まっていくだけである。

 まあ、そうは言っても、自分がそういう環境下に居て、そういう人間が周りに居るのは仕方の無いことである。ぐっと我慢しつつ、自分がもしも逆の立場になったときは、そのような態度に出ることはしないよう心に誓うことぐらいしかできないと思う。

 以上、酔っ払いの愚痴である(笑)。

2006年3月6日月曜日

CDレビュー 倖田來未「Someday」

 倖田來未の12週連続シングルリリースが「Someday」で完結した。

 さて、この12週連続リリース。正直言って、当初この企画が発表されたときに思ったのは、話題性のみが先行するものであって、中には手を抜いた楽曲や実験的な楽曲が含まれるのだろうということだった。ところが「Someday」まで出揃ったところで全部聴いてみたのだが、どれも聴きごたえのある楽曲であり、シングル曲として立派に成り立つものばかりである。これだけクオリティの高い曲を立て続けにリリースできるというのは、本当に凄いと思う。

 さらに驚かされたのは、これら12曲を収録したアルバムをベストアルバム第2弾としてリリースするということだ。これについても、正直言って、この12週連続リリースという企画が発表されたときから、これらをまとめてアルバムをリリースするんだろうなと思っていた。しかし、それをベストアルバム第2弾と銘打って出してくるとは、完全に僕の考えの上を行っていて、まさに恐れ入ったというところだ。

 話は飛ぶが、元day after tomorrowのボーカルmisonoがソロデビューすることになった。そこで気になったのがmisonoのことを「倖田來未の妹」と紹介されているところだ。これって、day after tomorrowがデビューしたときは立場が逆だったような…。day after tomorrowのデビューは2002年8月。僅か3年半でこうも変わるものなのか。

2006年3月5日日曜日

日韓戦観戦記

 WBCの日本vs韓国を観戦してきた。両国とも2次リーグへの進出を決めており、トーナメントという意味では今日の試合結果が影響するものでは無いが、2次リーグでも必ず対戦する相手であり、かつ、2次リーグでは絶対に負けられない相手であるため、できれば勝って勢いをつけたいところだ。

 結果は、ご存知の通り韓国の逆転勝ち。日本は1次リーグを2位通過ということになった。

 もちろん、日本を応援しに行ってきたわけであり、悔しいことは悔しいのだが、一方でこの結果を喜んでいる僕も居る。というのも逆転ホームランを放ったのが、今シーズンから我がジャイアンツでプレーする李承燁であり、打った相手がレギュラーシーズンにおいても何度も試合を決めるような場面で対戦することが予想される東京ヤクルトの石井弘だからだ。というよりも、1位通過であっても2位通過であっても2次リーグでは何のアドバンテージも無いのだから、今日の負けはいいだろう。それよりも、レギュラーシーズンを見据えると、李承燁が石井弘に対して打てる意識を持ったことの方が嬉しい。

 と、ここまでジャイアンツファンの目線で書いてきてしまったが、3月13日から始まる2次リーグのことを見据えると、何と言っても、開幕前より異常な張り切りを見せているイチローに、あまり結果が出ていないことが気になる。今のところ西岡が絶好調でイチローの分か、それ以上の活躍をしているので打線として機能しているが、これはちょっと心配な点だ。

 もう一点心配なのが、一発病だ。今日の石井弘もそうだが、中国戦でも上原が一時は同点に追いつかれる一発を打たれた。球数制限による投げ急ぎなのか、それとも単なる油断なのか。原因はよく分からないが、2次リーグになると1球の失投も許されないような厳しい場面が続くはずだ。場合によっては捕手を経験豊富な谷繁に任せた方がいいのかも知れないと感じた。

 写真は、試合終了時のスコアボード。(一緒に行った友人による撮影)

2006年3月4日土曜日

駒大苫小牧の不祥事に思う

 最近、未成年の飲酒・喫煙に関する不祥事がテレビを賑わせている。芸能界では、NewS、Wが事実上活動停止に追い込まれ、野球界ではこの春の選抜高校野球での優勝候補にあげられていた駒大苫小牧が出場辞退することとなった。

 もちろん、未成年の飲酒喫煙はそれぞれ未成年者飲酒禁止法・未成年者喫煙禁止法にて禁止されており、許されるものではない。今回不祥事が発覚した人たちには猛省が必要だ。

 しかしだ。そもそもこの法律って今の日本の実態に合っていないというのも事実だろう。一般的には18歳と言えば、高校を卒業し大学等に進学するか就職する年齢であり、どちらも未成年と成人が入り混じる世界であるため、お酒の席に付き合わなければならないことも多くなる環境だ。

 諸外国は、18歳から大人扱いされる国が多いと聞く。日本も法律を見直す必要があるのかも知れない。

2006年3月3日金曜日

WBC開幕!

 いよいよ開幕したWBC。向こう30年は日本には手を出せないなと各国に思わせるような勝ち方を期待したいものだ。

 全然関係ないが、僕自身、普段は家ではお酒を飲まないが、年に数回は飲むこともある。それは、決まって野球のビッグイベントの時。日本シリーズ、オールスター、開幕戦など気合を入れてテレビ観戦する時だけはビール片手だ。そしてもちろん今回のWBCもビール片手の観戦。ガンバレ!王JAPAN!

2006年3月1日水曜日

CDレビュー kazami「G線上のマリア」

 かつて、MSV-RadioでComing Numberとして取り上げたkazamiが、約1年半ぶりの10thシングル「G線上のマリア」をリリースした。シャープの「AQUOS」のCMで流れているあの曲だ。また、タイトルからも分かるように、原曲はバッハの同タイトル曲である。

 この曲自体は最近の彼女の曲調を踏襲していて、ちょっと落ち着いた、感じの良いミディアムバラードに仕上がっている。

 ところが、残念なのは、せっかくの久しぶりのシングルなのにカップリングが同曲の別バージョンしか収録されていないことだ。特にここのところは初期の頃のような力強いボーカルを前面に押し出すような曲を出していないだけに、できればそのような曲をカップリングで収録してもらいたかった。

 そうは言っても、今回は彼女にとっても久しぶりの大型タイアップ曲。デビュー当時にkissmarkとのタイアップによりチャートを賑わせたが、その時をしのぐようなチャートアクションを期待したい。