2007年1月31日水曜日

キャンプの注目点

 2月1日といえば、もちろんキャンプイン!野球人にとっては、いよいよ本格的に年明けを感じる日だ。今シーズンは各チームとも選手の移籍が激しい。そこでキャンプインを明日に控えた直前企画ということで、各球団の見所をあげてみたい。

日本ハム:小笠原と新庄が抜けた日本ハム。特に3番が抜けた穴は大きい。この穴を埋めるべく木元の大ブレイクに期待したい。そしてもう一つの注目点は予想通り中村獲得の検討を始めることになった点。これについても、今後どうなるか目が離せない。

西武:松坂が抜け、次代のエースとして涌井がどれほど成長するかという点がポイントなのは言うまでもないが、ベテラン石井貴と実質2年目小野寺のダブルストッパーが今年も機能するのか見極めたい。

ソフトバンク:圧倒的な戦力を誇るソフトバンクだが、多村がどこまで怪我せずにもつのか、ある意味注目である。

ロッテ:長打力不足解消のため獲得したズレータ。しかし、ソフトバンク時代は松中などの長距離砲に囲まれていたためマークが分散していた。ロッテでは数少ない長距離砲ということで警戒度が圧倒的に増す。その状況の中でも打ちまくれるほどの仕上がりを見せられるのかがポイントになりそうだ。

オリックス;中村問題、前川問題に揺れ、圧倒的に戦力不足のオリックス。昨シーズン終盤に台頭してきた中山相川が一年間戦える戦力にまで鍛え上げられるのかチェックしたい。

楽天:順調にキャンプを過ごせば当然先発ローテに入ってくる田中。しかしそれ以上に注目なのは、昨シーズンを怪我で棒に振ったエース岩隈の仕上がり具合だ。

中日:心配なのは平井が先発に転向することにより手薄になる中継ぎ陣。中里にその穴を埋めさせようとしているが、それなら素直に中里に先発やらせた方がいいと思うが、このコンバートがどう出るか。

阪神:エースの座を誰が射止めるか。順当なら福原だが、安藤杉山の飛躍も期待したい。そして久保田の先発転向もささやかれている中、JFKをどのように配置していくのかも注目の的だ。

ヤクルト:サードを狙うコンバート宮出と選手会長城石。ポスト岩村の座はもちろん注目だが、心配なのは、外国人で固められることになりそうなクリーンアップトリオ。本来なら武内がここに割って入るべきだが、どこまでブレイクできるか。

巨人:相変わらず節操無い補強を繰り返すチームの中にあって、矢野亀井脇谷鈴木らがどれだけレギュラーを勝ち取ることができるか。本来なら二遊間の守備を固めるために小坂がポジションを取るのが理想系だと思うが、それだけの存在感を見せることができるか。そして、懸案事項のストッパーは誰になるのか。見所満載だ。

広島:ほぼレギュラー陣が固定されているように思えるが、忘れていけないのは2005年に1番ショートでブレイクするも怪我でその後約1年半ほど試合出場の無い尾形。万全の体調ならポジションを奪う力がある。

横浜:工藤効果による投手陣全体の底上げに注目。吉見牛田那須野そして移籍組の寺原と、伸びしろの大きい投手はたくさん居る。川村加藤の先発転向により「クアトロK」は解散したが、「ハマの小魔神」こと横山がチームに復帰したので、その穴はきっと埋まる。

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