2007年8月1日水曜日

富士登山2007 ~登山編~

 7月27日、28日と富士登山へ行ってきた。今回が5回目の挑戦となり、頂上でご来光を拝むのを挑戦するのは今回で4回目。また、今回は須走口から登ることとしたが、これは初めてのことで、途中に山小屋で1泊するプランとしたのも初めて。

 ということで、まずは五合目まで車で向かうのだが、ここでいきなりの大ハプニング。五合目までの道で坂が急な所があり、僕の車の非力さも手伝って、何とギアをローにしても登れないポイントに遭遇!何とかエアコンを切ることにより登ることができたが、エアコンがエンジンに負担をかけているなんてことは全然知らなかったため、同乗者がこのことに気付かなければ立ち往生するところだった。

 とまあ、いきなり、ここ数年に無い焦りを感じたハプニングがあったことや、それまでの道の渋滞もあって、予定より1時間半ほど遅れて15時半に須走口新五合目を出発。遅れは気になるところではあるが、天気はモヤっているおかげであまり暑くなく絶好のコンディションだ。

・16:40
 新六合目(2,450m)に到着。富士宮口ならこの標高が新五合目なので、富士宮口なら車でこの標高まで来れるんだなと、ちょっと意気消沈する。ちなみにこの山小屋にはかわいい犬がいた。

・17:35
 六合目(2,700m)に到着。山小屋の瀬戸館はこんな感じ。

・18:45
 七合目(2,920m)に到着。そろそろ雲の高さに到達。この辺りから空気の薄さを実感しはじめ、指先の感覚が無くなりはじめる。

・19:40
 本七合目(3,250m)に到着。七合目出発から約1時間。ようやく到着した山小屋の看板を見ると、無常にも「本七合目」の文字が。この山小屋が八合目だと信じて疑わずに頑張ってきただけに、ショックが極めて大きかった。ちなみに、日没でスッカリ暗くなったため、写真は撮れず。

・20:15
 八合目江戸屋(3,350m)に到着。本来、更に上の本八合目胸突江戸屋に宿泊する予定だったのだが、夜も遅くなってきたし、同行者の体力が限界に近い感じだったので、山小屋の人にお願いして予約を変更してもらう。山小屋スタッフの柔軟な対応に感謝。

 さて、この山小屋、ある程度予想はしていたものの、それをはるかに上回るようなスシ詰め状態。おそらく1畳ぐらいのスペースに2~3人は寝ている状態ではなかっただろうか。もちろん手足を伸ばして眠れるような広さはないし、天井裏のようなスペースに何十人と寝ているので、イビキやトイレに行く音などで常にどこかで物音がしているような状態。このため、全然落ち着くことができず、ほとんど眠れなかった。もちろん、標高3,000mを超えるような過酷な環境で雨風をしのいで休むことができる環境を与えてもらえるのは大変ありがたいことだが、せめて手足を伸ばして眠れるぐらいのスペースは欲しかった。ちなみに、男女関係なく押し込められるので、女性の方で気にする方は山小屋宿泊は難しいかも。

 とまあ、こんな感じで初日は終了。いよいよ二日目は山頂でのご来光に挑む。

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