ハリー・ポッターシリーズの第5弾となる「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」が公開中である。
新たな局面を迎えるという触れ込みの今作だが、印象としてはいまひとつ。原作を読んでいれば違った感想になったのかも知れないが、とにかくシーン展開がドタバタしていて話の筋が分かりにくいまま終わってしまった感じだ。
もちろん、魔法を表現する映像力はなかなかのものだし、エンタテインメントとしてはそれなりのクオリティを保っているとは思うが、前作以前のストーリーが分かってないと話の内容が分かりにくい部分も多く、当初からのハリー・ポッターファンじゃないとイマイチ楽しめない映画になっている印象を受けた。
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