2009年11月21日土曜日

シネマレビュー 「2012」

 今日は名古屋に用事があったので、少し早めに行って、以前より気になっていた109シネマズ名古屋で映画を観ることにした。映画の内容に触れる前に、109シネマズ名古屋に関してだが、とりあえず二度とここでは映画を観たくない。混みすぎです。地元のワーナー・マイカル・シネマズ津で観たほうが広々として快適である。それはそれで問題なのかも知れないが。

 で、この2012。これは、これまで何度も撮られてきたようなディザスター映画。今回の映画は、2012年に地球の大規模な地殻変動により、壊滅的なダメージを負うというものだが、迫り来る危機、間一髪で命拾いをするスリル、ギリギリのところで繰り広げられるヒューマンドラマ。そのどれもが、ワンパターンであり偉大なるマンネリ。それでもこの手の映画に惹きつけられるのは、そこには誰も見たことのない壮大なる映像と、手に汗握る緊迫感があるからだろう。

 とにかくこの映画での、地球が壊れていく映像は圧巻。現実にはこんなこと起こりっこないだろうし、起こることが分かっていても避難のしようがないぐらいの大災害なのだが、だからこそ、そんな映像を創り出してしまう映像技術には、ただ驚かされる。

 上映時間は驚異の158分。でも、その長さを感じさせないスリルが、この映画には詰まっている。

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