2009年11月12日木曜日

日韓クラブチャンピオンシップ展望

 今週末、いよいよアジアナンバー1を決める日韓クラブチャンピオンシップが開催される。今年最後の頂上決戦。負けられない!

 と書いているほど力が入っていないのが正直なところ。2005年にアジアシリーズが始まった時は、文字通りアジアの頂点を決める戦いという位置付けで、それなりの盛り上がりを見せたが、何故か年々盛り上がらなくなり、昨年はついにテレビ中継が中止に。そして、今年は大会そのものが中止となり、今回の日韓クラブチャンピオンシップを無理やり代替として開催している始末だ。

 特に昨年テレビ中継がなくなってからは、どちらかというとバツゲームみたいな様相さえ伺わせた。大して注目されないし、かといって、負けるのは許させないような雰囲気。スタートした時の理念はどこにいってしまったのだろう。こんな風になるぐらいなら、以前のように親善試合をやった方が、まだマシのような気すらする。

 そうは言っても、やるからにはやっぱり勝って欲しい。巨人はゴンザレス・内海・オビスポのリレーでいくという報道もあり、それはそれで楽しみだ。

 でも、何となく、負けるような気がする。というのも、今年3連覇を達成した巨人だが、1年目はCSで敗退。2年目は日本シリーズを敗退しており、この流れだと、今年はアジアの頂点を決する試合で負けるパターン。そしてその屈辱を胸に、来シーズン、ついにアジアのトップに登りつめるという風の方が、来シーズンに向けたモチベーションが保たれるのではないだろうか。

 とは言いつつ、対戦相手の起亜タイガースはガトームソンがエースを張っているようなチーム。そんなチームに負けるようなことは、あって欲しくないな。

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