2010年5月31日月曜日

サ行

 会社の話。

 毎朝、朝礼があるのだが、そこで、日々の行動指針を示したようなスローガンを唱和するのが日課となっている。

 このスローガンは、数ヶ月に1回募集があって、区切りのいい時期に新しいスローガンに切り替わるのだが、今回の切り替えのタイミングが明日の6月1日。

 経営幹部による厳正な審査の結果、スローガンが決定されたのだが、このスローガン、途中でサ行の音が連続する箇所がある。

 アナ研的立場でモノを言わせてもらうと、サ行が続くのってとてもしゃべりにくいんですよね。スローガンは数ヶ月は改訂されないし、しばらくは毎朝、社員みんなが滑舌に苦しむことになりそうである。

2010年5月29日土曜日

CDレビュー LADY GAGA「THE FAME MONSTER」

 久し振りに洋楽のニューフェイスがビッグヒットを飛ばしている。それがLADY GAGA。あのビヨンセとのコラボ曲が収録されているのも話題だ。

 しかし、これだけ話題になっているわりには、僕が聴いた感じではそれほど響くものがなかった。ポップスでもロックでもなければ、どこかテクノっぽさもあるようなないようなサウンドで、どのジャンルとしても中途半端。かといってミクスチャー的な魅力があるわけでもなく、どっちつかずの印象。

 アヴリル・ラヴィーンのように、長く日本でヒットするミュージシャンになるのは、ちょっと難しそうな気がする。

2010年5月28日金曜日

2万タイトル

 今日、仕事で、平均的なレンタルビデオ店にどれぐらいのタイトル数が揃っているのか調べることになった。

 早速ネットを駆使し始めたところ、「レンタルビデオ店実態調査」なる報告書がヒット。なるほど、世の中には色んな調査報告書があるものだ。

 それによると、平均で約2万タイトルとのこと。

 いやいやいやいや、そんなにあるわけないでしょ。

 直感的にそう思ったが、ちょっと待てよ。

 一つのラックに100タイトルは収まるとして、1店舗に200個のラックがあれば2万タイトルか。200個。やっぱあるわけないな。いや待てよ。所狭しと並べてあるから、意外とそれぐらいあるんかな。

 週末、どうせヒマだし現地調査にでも行ってみるとするか。

2010年5月27日木曜日

ピエロ

 サークル時代の大先輩でもあり友人(と表現するのは恐れ多いけど)の人が、以前に、職場の飲み会はいつも同じネタしか話題に出てこなくて、しかもそれは自身がいじられるネタなので、返しトークもワンパターンになり飽きるし、飲む場としても楽しくないといったような内容のことを言っていた。

 それを聞いた時は、先輩も多少は大袈裟に話しているだろうし、お酒を飲める環境があること事態は、それだけでも充分に恵まれた環境であり、楽しくないと言いつつも、まんざらではないのだろうなと思っていた。

 しかし、現在、自分自身が、それと全く同じ境遇にある。確かに、それなりに気の知れた仲間とお酒を気軽に飲むことができる環境下にあることは、悪くはないが、毎回毎回同じようなネタでおちょくられるのは、正直、気分のいいものではない。

 一方で、それで、飲むメンバーが楽しい気分になって、それにより今後もスムーズに仕事が回るのであれば、とことんいじられるピエロになりきるのも、総合的に考えると悪くはないような気もする。

 どう立ち回るのがベストなのか、難しい。

2010年5月26日水曜日

マヌーサ

 いよいよ1ヶ月を切った屋久島旅行。事前の準備として少しトレッキングをしてみようと思い、出掛けてきた。行き先は「中の滝」。過去、2回挑戦しているのだが、1回目は前日の悪天候によりドライブウェイが通行止めになっており、2回目は水不足により滝が消失と、2度とも拝むことができず、僕の中では幻の滝となりつつある滝である。

 しかし、今回は抜かりない。前日にビジターセンターに電話し、ドライブウェイが通行可能であることと、滝が流れていることを確認。さすが人間は学習する動物である。同じミスは繰り返さない。

 早速出発。2年ほど前の富士登山以来、一度も履いていないトレッキングシューズだが、履き心地に問題なし。ここは起伏のある遊歩道だが、体力的にも大丈夫そうだ。しかも途中に鹿に遭遇。

 前回来た時はこんなことはなかった。何とも運が良い。

 興奮気味にもう一枚。

 てな感じで順調に遊歩道を歩くこと約50分。いよいよ絶景ポイントの大蛇嵓に到着。豪快な水音が聞こえてくる。

 あれ?

 あれれ?

 撮影に失敗したのではない。そう。信じられないほどガスっていたのである。

 誰だ?マヌーサかけたのは?

 呆然と立ち尽くすこと事態が好転するのを待つこと約20分。もちろん霧は一向に晴れる気配を見せない。仕方なくトボトボと帰路に着くことに。

 もう、完全に幻の滝だな。中の滝は。あ、足慣らしという本来(?)の目的は達成しましたよ。念のため。

2010年5月25日火曜日

有給休暇

 一般的な大企業は、昨今はどこでもそうだと思うが、僕が勤めている会社も有給休暇をシッカリ取得するよう、かなりうるさく言われる。しかしながら業務量は休みを全く考慮してくれず、結局、休んだ分の仕事は、出社した日にまとめてやらないといけない。

 しかして、明日はお休みの予定。そのせいで、今日は明日の分の仕事を幾つかこなす必要があり、22時過ぎまで残業だった。

 明後日も、明日の残り分の仕事がたまってて、たっぷりと残業なんだろうなぁ。

 なんか変だな。

2010年5月24日月曜日

大掃除

 どうなるか分からないが、6月末で転勤となり、三重を離れることになる可能性が高い。いつも転勤時にはバタバタ状態で引越し作業をこなし、結果、要るものと要らないものを取捨選択することもなく、全部まとめて引越し荷物をして梱包することになり、無駄に荷物が多くなる。

 この反省を活かして、大掃除をやってみた。狭い部屋なので1時間強で全体の半分ぐらいが終了。でかいゴミ袋一袋分ぐらいのゴミしか出なかったが、箱状のものをつぶしたりしているので、段ボールにすれば2箱分ぐらいにはなるだろうか。

 転勤にならないかも知れないが、それはそれで、部屋が片付いたのだからヨシ。残る半分も近いうちに手を付けてみようと思う。

2010年5月23日日曜日

独立リーグ観戦記 ~まるで昨日のVTR~

2010.05.22 三重スリーアローズ×大阪ゴールドビリケーンズ@津球場
大阪 040 032 000│9
三重 000 000 001│1

 まるで昨日のVTRを見ているかのような大敗。先発のサブマリン大島が2回につかまるも、立ち直りの兆しを見せ始めたかなと思った時に、何故かリリーフにエースの洪成溶を投入。このタイミングで投入するのなら、最初から先発させればいいのに、不可解な継投策。

 洪成溶はリズム良く大阪打線を抑え、反撃の機会を伺っていたところ、5回には内野の守備で乱れ。ファンブルと悪送球が重なり、3失点。これで勝負あった。

 打線も奮わず散発7安打。完封を免れるのがやっとという状態で、盛り上がる場面なし。せっかくのホーム3連戦で、お客さんもたくさん入っていたのに、こんな無様な試合とはね。

 スタメンはこちら。

 切込隊長桑島が3安打。振ればヒットといった感じで、絶好調である。ただ、この桑島を活かせないのが今のスリーアローズ打線。桑島以外で唯一鋭い打球を放っていたのが宮田だが、この二人が分断されているので、打線が全く繋がらない。打線の組み替えは必至ですぞ、松岡監督!

 なお、この日は4月の月間MVPの表彰があった。打者部門は大阪の永峰選手で、投手部門は三重の洪成溶投手が選ばれた。

2010年5月22日土曜日

独立リーグ観戦記 ~迷走する選手起用~

2010.05.21 三重スリーアローズ×徳島インディゴソックス@津球場
徳島 000 230 004│9
三重 000 000 000│0

 完敗。野球なので、こういう試合があるのは仕方ないが、それにしてもヒドイ試合だった。

 4回に二口が簡単なレフトフライの打球を見失い、ツーベースにしたのがケチの付き始め。これで先発倉崎のリズムか完全に狂った。とどめは5回に食らったスリーラン。何もできずに負けたという表現がピッタリ来る試合だった。

 スタメンはこちら。

 悩める主砲美濃が初のスタメン落ち。それはそれで仕方ないと思うのだが、納得できないのは、機能し始めている桑島・宮田の1,2番コンビの分離。これはアライバを分離し、どうにも調子に乗り切れていない今年のドラゴンズと重なる。

 現在、チーム唯一の3割バッターである宮田をポイントゲッターにしたい気持ちも分かるが、宮田は明らかにチャンスメーカータイプ。一方で、この日2番に起用された前田は意外性と勝負強さを発揮するタイプに見えるので、逆に5番に起用しても面白そう。

 ビジター試合の文字速報を見ても、最近は打順をコロコロ変えているようだし、結果を気にするあまり、選手起用に少々の迷いが見えるように思える。もっと、開幕当初に見出した選手の適正を信じてもいいのではないだろうか?

 また、この日は新入団の河田投手が、入団二日目でいきなりのリリーフ登板。小林雅のような独特な体を開いたセットが印象的だった。

 それと、気になったのは9回に投げた徳島の弦本投手。恐らくストッパーなのだろうが、140km/hを軽く超す速球に、スリーアローズ打線は全く手が出ない。3人の打者に対して、1球を除き全てストレートだったと思うが、とにかくビックリするほどかすりもしない現状。これが独立リーグの打者の実情か。でも、これぐらいの速球が打てないと、いざNPBに行った時に、手も足も出ないことになると思うが、大丈夫なのだろうか。

2010年5月18日火曜日

とことん野球キャラ

 本日、隣の部屋に住んでいる人と飲む機会があった。隣の人と言っても、会社の寮なので、もちろん同じ会社の人。仕事でも、多少は絡みがあって、全く知らない間柄ではない。

 寮は壁がそんなに分厚いわけではないので、隣の部屋の物音はダイレクトに響く。さすがに会話の内容が分かるほど鮮明ではないが、話をしていれば、しゃべっていることは認識できるレベルだ。

 飲み会での会話は、お互い、隣の部屋の物音が気になるか気にならないかという話に。

 僕「僕はどうですか?うるさいですか?」
 隣人「あまり気にならないよ。でも、巨人戦をテレビでやっているときは、たまにエキサイトしてるよね。」

 ああ、そうですか。やはりそうですか。とことん野球キャラなんですね、僕。

2010年5月16日日曜日

ラジオ体操

 昨日(15日)、会社で、家族も参加する、大規模なレクリエーションイベントがあった。

 イベント開始にあたり、全員でラジオ体操をしたのだが、不思議なことに、連れて来られている小学生と思しき子供たちは、全くラジオ体操をしない。

 無理やり連れて来られているため、つまんなくてテンションが上がらないせいか、それとも照れているせいなのかと思って聞いてみると、ラジオ体操そのものを知らないとのこと。どうやらイマドキの小学校ではラジオ体操をやらないらしい。

 このイベントでは、色々とネタになるような面白いこともあったが、これが最もショッキングで印象的な出来事だった。

2010年5月13日木曜日

野球観戦記 ~結局のところ先発投手がモノを言う~

2010.05.12 中日ドラゴンズ×福岡ソフトバンクホークス@ナゴヤドーム
H 000 001 000│1
D 001 200 02X│5

 先発は吉見とホールトン。立ち上がりはホールトンの方が良かった。往年のブロスを思い起こさせるような長身から投げ下ろす剛速球。これが打てない。一方で吉見は安定感に欠ける立ち上がりで、初回、2回と簡単にランナーを許す。

 試合が動いたのは3回ウラ。簡単にツーアウトを取るも、伏兵岩崎達に左中間に運ばれるツーベースを打たれる。ここで打率4割を超える森野が鮮やかなタイムリー。この電光石火の攻撃で先制した。

 この後の吉見が圧巻。続く4回表はホークスは3番から始まる強力打線だったのだが、オーティズ、小久保、多村をあっという間に三者凡退に切って落とす。これでこの試合の勝負の行方が決まった。

 その後は吉見は別人のようなピッチング。6回に川崎のホームランを打たれた直後に、森野のエラーが出た時に、ちょっとだけドームの雰囲気が悪くなったが、そこ以外は全く危なげなかった。以前(独立リーグ観戦記~足で撹乱~)にスリーアローズ戦でも、エースの洪成溶がチーム勝ち越し直後にガラっとピッチングが良くなって、逃げ勝った試合があったが、これが勝てる投手ということなのだろう。これがすなわち試合を作るということだと思うし、こういう試合を見ていると、野球において先発投手が果たしている役割の大きさが、改めて感じられる。

 ドラゴンズは8回以降に継投に入り快勝。8回ウラに追加点が入ったため岩瀬を見ることができなかったが、仕方なし。

 ただ残念だったのは、この継投策。4回以降の吉見のピッチングは完璧だったし、交替した時点では、まだ89球しか投げてなかったので、問題なく完投できるペースだったはず。むやみやたら完投にこだわり過ぎるもの良くないのかも知れないが、それでも仮にもエースなんだから、今日みたいな試合では完投してもらいたかった。そうでないと、いつまでたっても「ドラゴンズのエース」から「球界のエース」にランクアップできませんぜ。

2010年5月10日月曜日

シネマレビュー 「TRICK 霊能力者バトルロイヤル」

 TRICKがまたまた映画化された。今回は笑いあり涙ありの作品に仕上がっている。いや、笑いあり笑いあり笑いあり涙あり笑いありかな。

 とにかく小ネタが多い。書き出すとキリがないし、映画を観るときの楽しみがなくなってしまうので、ここでは紹介しないが、それでも松平健扮する敵役の鈴木が白馬に乗って去っていくシーンは、作品の枠を越えたシーンであり、TRICKの懐の大きさを感じさせてくれた。天晴れである。

 一方で今回は泣けるシーンもある。メインキャストの翔平の幼なじみである美代子が行った脱出トリックのタネアカシシーンはかなりの涙モノである。それがどんなシーンだったのかはタネアカシしません。是非劇場で。

 シリーズ1作目から10年が経っても、変わらぬエンターテイメントを提供し続けてくれるTRICKシリーズ。5月15日にはテレビドラマの新作も放送されるということで、こちらも注目だ。

2010年5月9日日曜日

野球観戦記 ~これぞ投手戦~

2010.05.08 中日ドラゴンズ×東京ヤクルトスワローズ@ナゴヤドーム
S 000 000 000│0
D 000 000 001X│1

 先発は山内と中澤。この時点で荒れる乱打戦の4時間ゲームを覚悟したのだが、結果はビックリするぐらいの投手戦。投手戦と貧打戦は紙一重と言うが、この試合は間違いなく投手戦だったと思う。

 ともに驚くほどのスピードがあるわけではないが、山内はテンポ良く打たせて取るピッチング、一方の中澤はフォアボールでランナーは出すものの要所を確実に締める味のあるピッチングで、共に8回まで得点を許さなかったし、特に中盤は得点が入りそうな気配すら感じさせなかった。

 最後は和田のサヨナラホームランという劇的な形で決着。サヨナラホームランなんて滅多に観れるものではないし、思わず隣の席の見知らぬ人ともハイタッチをするぐらいの大興奮状態になったが、何よりも山内と中澤という、近い将来に両チームの投手陣を支えることになりそうな新戦力の台頭を感じることができたのが、とても良かった野球観戦だった。

 なお、この試合の観衆は29,780人とのことだが、数字以上に空席が目立つ状態。ちょっぴり心配だ。

2010年5月8日土曜日

CHEMISTRY 2010 TOUR "regeneration"@三重県文化会館

 CHEMISTRYが三重県にやってくるということで、是非とも聴いてみたいと思い、ライブに参加してきたのだが、結果的には先日のいきものがかりとは対象的に、近頃勢いを失いつつあるミュージシャンの苦悩ぶりを実感させられるライブとなってしまった。詳しくは後述。

 まず驚いたのはファン層の偏り。ほとんどが女性。しかも年齢層も高め。おそらくほとんどが30代以上。事前にツアーのサイトを確認した時に、ツアーグッズとして、リップクリームケースとか、キャミソールとか、髪飾りとか、どう解釈しても男性向けではなさそうなものが並んでいたため、嫌な予感はあったのだが、現実を見せ付けられ、少しテンションが下がる。

 ところが、席に着いてみると、これがPA席の真後ろ。ミキサーとかが丸見え。これにはテンションが上がった。隣の席の人は、PA席のせいでステージが見難く、スタッフにクレームをつけていたが、PA席の真後ろってことは、音が最も良い場所ってことですよ。こんな特等席は普通は来れないのに、文句をつける理由が分からん。

 PA席は3人で構成。1人が音響で2人が照明だった。

 音響で驚いたのは、意外と頻繁にフェーダー操作をしているってこと。曲の途中でも微調整をしていた。一方でEQをいじっている様子は全くなし。このあたりはリハーサルの段階で、しっかりと調整しているのだろう。

 照明でも驚きがあった。どうやら全ての照明パターンがプログラムされていて、ボタンを押すことによって、次のパターンに移るようにセットされている模様。このため、本番中は細かい操作はなく、タイミングを見計らってボタンを押しているだけだった。こんなに自動化されているとは想像もしていなかったので、大変驚かされた。

 あれ?なんだっけ?あ、そうそう。CHEMISTRYのライブでした。

 では、この辺でセットリストを。

M01.Go Alone
M02.夜明け
M03.Life goes on~side K~
M04.Our Story
M05.Crossing
M06.Once Again
M07.キスからはじめよう
M08.Trico…
M09.Grind For Me
M10.Heaven Can Wait
M11.ALL MY LOVE / 堂珍嘉邦ソロ
M12.Whenever,Wherever,Whatever / Maxwellのカバー (堂珍嘉邦ソロ)
M13.I'll steal your heart / 川畑要ソロ
M14.O / Omarionのカバー (川畑要ソロ)
M15.Period
M16.Here I am
M17.FLOATIN'
M18.SUPERSTAR
~アンコール~
EN1.あの日…
EN2.Brandnew Season

 アルバムを引っ提げてのツアーということで、新しい曲ばかりのセットリスト。ヒットシングルを連発していた時代の曲はほぼ皆無。「regeneration」=「再建」を掲げてのツアーと言うことで、新しいCHEMISTRYの姿を打ち出そうという意図ははっきりと見えたが、反面、コアなファン以外を完全に置き去りにしている感じだった。

 バラードこそ彼らの真骨頂だと思うのだが、ヒップホップダンスを取り入れたアップテンポの曲が多く、果たしてこれが本来の彼らの姿なのだろうか。デビュー10年目にして、音楽の方向性に迷っているのではないかと、ちょっと心配になるほど。

 それでも、もちろん彼らのボーカリストとしての力が落ちているということではない。それぞれが洋楽ミュージシャンのカバーをソロで披露したのだが、この2曲は他のどの曲よりも印象に残ったし、歌の世界に引き込まれていった。

2010年5月6日木曜日

いきものがかりの みなさん、こんにつあー!!2010 全国あんぎゃー!!~ハジマリノウタ~@三重県文化会館

 いま一番勢いのあるグループと言ってもいい過ぎではないだろう「いきものがかり」のライブに行ってきた。

 この日は、三重県にワンマンライブで来るのは初めてということで、MCも自己紹介的なノリ。人となりから家族紹介まで入念に話していたのだが、そのおかげで3人のキャラがあまりにもバラバラなことが垣間見え、とても面白かった。

 リーダーでギターの水野良樹はまさにリーダー。しっかりしてて常識人。男の僕からみても、こんな人間になりたいなと思えるほどの魅力的な人物だ。ボーカル吉岡聖恵は天真爛漫で、とにかく楽しそうに歌う。こんなに楽しそうに歌うボーカリストは他にあまり見たことがない。一方で、もう一人のギターの山下穂尊は自由人。ライブ中も2人が観客をあおっているときも、彼だけは淡々と演奏していたように見えた。

 今日のライブのMCで受けた印象はこんな感じ。そして、このバラバラだけど絶妙なバランスはあるからこそ、いきものがかりの音楽がこれほどまでに魅力的なものになっているし、一つにまとまったときのパワーは、これほどまでに大きなものになっているのだと思う。

 また、いきものがかりの音楽に世代の壁はない。というのも、「東京猿物語」のような70年代歌謡曲も歌うし、「真夏の月」のような80年代ニューミュージックも歌う。もちろん90年代、2000年代J-POPも歌う。この幅広い年代の楽曲を自分のものにしてしまうボーカル力こそが吉岡聖恵の魅力であり、いきものがかりを世代を超えたミュージシャンに押し上げている要因だろう。

 これからも大注目のいきものがかり。最後にセットリストをご紹介。
M01.SAKURA
M02.ハジマリノウタ
M03.KIRA★KIRA★TRAIN
M04.ノスタルジア
M05.真昼の月
M06.秋桜
M07.YELL
M08.未来惑星
M09.帰りたくなったよ
M10.てのひらの音
M11.ホットミルク
M12.ブルーバード
M13.じょいふる
M14.気まぐれロマンティック
M15.茜色の約束
~アンコール~
EN1.東京猿物語
EN2.ありがとう
EN3.うるわしきひと
EN4.明日へ向かう帰り道

 「ホットミルク」は、シングル曲ではないものの、ライブ定番曲って感じだったので、いきものがかりのライブに行く人は、抑えておいたほうがいいかも。

2010年5月5日水曜日

GW分散化

 ゴールデンウィークを地域ごとに分散化するアイデアが政府より提示されてから、初めての連休を迎えた。

 最初、この案を聞いたときは、何と言う愚策だろうと思った。

 離れて住む家族・友人・知人と休みが合わない。本社と支店で休みが合わず業務に支障を来たす。取引先が動いているのに休めるわけがない。

 色んな反対意見が出たし、僕もその通りだと思った。

 で、実際にGWになったわけだが、ここ数日の街の大混雑ぶりを見ていると、分散化もいいんじゃないかと思い始めてきた。

 離れている友人・知人とスケジュールが合わない?そもそも単独行動が基本の僕としては、そんなの関係ない。社内や取引先とのスケジュールが合わない?予め休みがあることが分かっていれば、それを見越してスケジューリングしておけばいい。それだけのことだ。

 ということで、僕としては、GWの分散化に賛成。早ければ2012年にも始まるということらしく、ちょっと楽しみである。

2010年5月4日火曜日

携帯電話が分かりません

 「D905iに機種変更」にして以来、約2年間この機種を使い続けている。当時、三菱電機のDシリーズにこだわっていたため、同社の携帯電話端末事業からの撤退のニュースを受け、慌ててこの機種を購入した。

 今までは2年ぐらい使い続けると電池の持ちが悪くなり、そうなった時点で機種変更していたのだが、幸いにも今の端末は2年経った今でも調子が良くて、まだ買い替えの必要性は感じていない。と言いつつも、いずれは買い替えの時期を迎えるわけで、先日家電量販店に行った際に、ついでに携帯電話のコーナーも覗いてきた。

 あれれ?ドコモの機種名って、「アルファベット-3桁数字-i」っていう形式じゃなかったっけ?知らないうちに機種名の形式が変わってる。スマートフォン?Xperia?何が何だか全く分からんぞ。これは、立場上というか業務上マズイ。知識レベルをキャッチアップさせるため買い替えようかな。いや、こんな具合に衝動買いチックに買い替えるのもよろしくない。とりあえず、勉強してみよう。いきなり最先端の技術に追い付くのは無理だから、手始めにおサイフケータイでも始めてみようかな。

2010年5月3日月曜日

平湯大滝ドライブ

 ゴールデンウィークの暇つぶしと、来たるべく屋久島縄文杉トレッキングに向けたトレッキングシューズの足慣らしを兼ねて、久しぶりの滝ドライブに行ってきた。行き先は岐阜県の平湯大滝。

 津を出発し、久しぶりに大渋滞につかまりつつも、5時間かけて駐車場に到着。ここは完全に観光地化されていて、駐車場もお金を取る。ちなみに500円。

 ここは滝があるだけでなく、足湯の設備がある。

 ここから歩いて5分もしないうちに滝到着。このため、トレッキングシューズの足慣らしという目的は全く達成されなかった。ま、いっか。

 いきなり視界に飛び込んでくる大瀑布。この日は暖かくてTシャツでも充分なほどだったのだが、さすが雪深い地方だけあって、まだ雪は残っていた。

 滝が視界に飛び込んできてから更にこんな雪道を歩くこと数分。そこがこの滝に最も接近できるポイントだ。

 雪解けのこの季節でないと見ることができない、豊富な水量と雪景色の不思議なコンビネーション。何ともまぶしい風景である。高さ64mの大迫力。これ以上近付くことはできなかったが、時折風にあおられた水しぶきが飛んできて、気持ちよかった。

 いつもなら、ここで滝の爆音を聴きながら少々物思いにふけってから立ち去るのだが、今日は、さっさと退散。良い意味でも悪い意味でも、特に悩み事はないようである。

2010年5月2日日曜日

独立リーグ観戦記 ~悩める主砲~

2010.05.02 三重スリーアローズ×愛媛マンダリンパイレーツ@伊勢倉田山球場
愛媛 000 110 000│2
三重 000 001 000│1

 三重の先発は中3日の倉崎。次の試合まで1週間あくこともあって、倉崎を引っ張ることなく、早めの継投で攻撃をしのぎつつ、最後はエース洪成溶まで投入したが、またしてもチャンスであと1本が出ず、1点差負けを喫した。先頭の桑島が2回出塁し、しかも2回とも盗塁でチャンスを拡大したが、いずれも4番美濃が三振に倒れチャンスを活かすことができなかった。

 スタメンはこちら。

 倉田山球場では、打順と守備位置しか表示されないため、これだけだと出場選手が分からないですね。

・愛媛マンダリンパイレーツ
1遊 金城
2二 秋山
3指 西村
4右 末次
5三 武田
6一 古卿
7中 小野
8左 増田
9捕 松原
先発 能登原

・三重スリーアローズ
1二 桑島
2遊 宮田
3三 川咲
4一 美濃
5右 奥脇
6中 二口
7指 前田
8捕 北園
9左 奥本
先発 倉崎

 内野の守備要員ながらシャープなバッティングで結果を残す奥本を外野手で起用。その奥本に、2回にいきなりチャンスで回ってきたが、力のないピッチャーライナーに倒れ、期待に応えることができなかったのは残念。そのチャンスは、愛媛の先発能登原の危険球退場が発端になったもの。独立リーグでも危険球退場はあるようだ。

 前述の通り上位打線が好調なだけに、やはり気になるのが悩める主砲。この日も4タコで、しかも3三振。悩みは深い。愛媛の4番も3三振だったが、第2打席では先制のホームランをかっ飛ばした。結局、この日も4番の差が、そのまま試合結果に直結した感じだ。

 なお、ホームゲームは観戦に行けるし、交流戦のビジター試合はアイランドリーグの公式サイトに詳細のスコアが掲載されるので、これまでは個人成績を追うことができていたが、大阪とのビジター試合が出てきて、それができなくなってきた。残念だが、JFBL公式サイトの充実を期待するしかない。

2010年5月1日土曜日

SPEED LIVE TOUR 2010 ~GLOWING SUN FLOWER~@中京大学文化市民会館

 1998年のRISEツアー以来、実に12年ぶりに参加したSPEEDのツアー。そこには12年前と変わらない力強い歌声と、華麗なダンスがあった。特に圧倒的なパワーを持つ4人のユニゾンには、鳥肌が立つほどだった。これほどのスーパーグループは、他にはいない。この4人は1×4=4ではなく、その答えは無限大だ。

 ということで、セットリスト。

M01.Bridge to Heaven
M02.Still Blowing
M03.S.P.D.
M04.Body & Soul
M05.Breakin' out to the morning
M06.I'll Be All Right~蒼いリグレット~熱帯夜~Need Your Hands, Tonight
M07.my graduation
M08.ALIVE
M09.華
M10.White Love
M11.Confusion
M12.ALL MY TRUE LOVE
M13.STEADY
M14.季節がいく時
M15.ヒマワリ
M16.Wake Me Up!
~アンコール~
EN1.Go!Go!Heaven
EN2.I Remember
EN3.One More Dream

 意外に多かったBRIDGEからの曲。それでも新旧のバランスが良くて、大満足のセットリストだった。

 特に「季節がいく時」は今回一番期待していた曲だったので、イントロが聴こえてきた時には盛り上がりが最高潮になった。特効もあったし。

 凄かったのはWhite Love。近くに居た3才ぐらいの子どもから60才ぐらいの老人までが、みんな一糸乱れずに同じフリしていた。もはや国民的楽曲と言っても言い過ぎではないだろう。

 歌ももちろんしっかりと聴いていたいところだが、ダンスもこの4人の魅力。本当に楽しそうに踊るから、観ている方も自然と笑顔になる。この4人のダンスは、人を幸せにするダンスだ。だからこそ、一部の曲でダンサーが出てきたが、これは要らなかったかな。4人だけで充分にステージを構成できている。

 そしてツアータイトルでもあり最新シングルの「ヒマワリ」。ナマで聴いて、改めていい曲だと実感。SPEEDの新たな代表曲に育っていきそうだ。

 番外的なネタだが、一般的にはライブの開演前は洋楽ミュージシャンの曲がかかっていることが多いが、前回のスキマスイッチの時も今日も、マイケル・ジャクソンの曲がかかっていた。皆さんTHIS IS ITに影響受けすぎ。

 あと、アンコール前、clapとjumpはみんなやってたけど、turnはさすがにやってなかったね。後ろの人と目が合うと、どこか気まずいですからね。あれはちょっと無茶振りが過ぎたかも。(行った人だけ共感してください。)