TRICKがまたまた映画化された。今回は笑いあり涙ありの作品に仕上がっている。いや、笑いあり笑いあり笑いあり涙あり笑いありかな。
とにかく小ネタが多い。書き出すとキリがないし、映画を観るときの楽しみがなくなってしまうので、ここでは紹介しないが、それでも松平健扮する敵役の鈴木が白馬に乗って去っていくシーンは、作品の枠を越えたシーンであり、TRICKの懐の大きさを感じさせてくれた。天晴れである。
一方で今回は泣けるシーンもある。メインキャストの翔平の幼なじみである美代子が行った脱出トリックのタネアカシシーンはかなりの涙モノである。それがどんなシーンだったのかはタネアカシしません。是非劇場で。
シリーズ1作目から10年が経っても、変わらぬエンターテイメントを提供し続けてくれるTRICKシリーズ。5月15日にはテレビドラマの新作も放送されるということで、こちらも注目だ。
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