2011年3月31日木曜日

JR大正駅に快速が停まるようになった!

 大阪のJR環状線の大正駅。JRとしては京セラドーム大阪の最寄り駅にも関わらず、この駅は快速が停まらなかった。これはちょっぴり不便。

 以前の大阪勤務時代も、今も、京セラドームに行こうと思ったら新今宮方面から行くことになるのだが、必ず新今宮で普通電車であることを確認のうえ乗車する必要があったし、帰宅時には大正駅のホームで快速が通り過ぎていくのを見送ることもしばしば。仕方ないと言えば仕方ないのだが、これだけ大きな集客施設があるのだから、せめてイベントがある休日だけでも停まってくれてもいいのではないかと思っていた。

 そして先日。休日を利用して京セラドームに野球観戦に行くために快速に乗っていると、新今宮到着直前に「次は大正に停まります」というアナウンスが流れてきた。あれ?聞き間違いか?それともこの日は臨時で停まるのか?あるいは、車掌さんの言い間違い?

 半信半疑のまま新今宮で降車せず、そのまま乗っていたら、アナウンスどおり大正駅に停車。無事に京セラドームに行くことができた。

 帰宅後調べてみたら、3月12日のダイヤ改正で大正駅にも快速が停まるようになったとのこと。

 「平成23年春ダイヤ改正について」 (後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 これは小さいことだけれど、けっこうありがたい。京セラドームに行きやすくなった。

2011年3月30日水曜日

MSV Oldies 1984

 80年代邦楽サウンドを振り返るMSV Oldiesシリーズ。ロサンゼルスオリンピック開会式でのロケットマンが印象深い1984年のヒット曲をご紹介。

・THE ALFEE 「星空のディスタンス」
・安全地帯 「ワインレッドの心」
・杏里 「悲しみがとまらない」
・石川優子とチャゲ 「ふたりの愛ランド」
・一世風靡セピア 「前略、道の上より」
・欧陽菲菲 「ラヴ・イズ・オーヴァー」
・オフコース 「君が、嘘を、ついた」
・吉川晃司 「モニカ」
・小泉今日子 「迷宮のアンドローラ」
・小林麻美 「雨音はショパンの調べ」
・小柳ルミ子 「お久しぶりね」
・近藤真彦 「ケジメなさい」
・高橋真梨子 「桃色吐息」
・田原俊彦 「チャールストンにはまだ早い」
・THE CHECKERS 「涙のリクエスト」
・中森明菜 「十戒」
・原田知世 「愛情物語」
・松田聖子 「Rock'n Rouge」
・薬師丸ひろ子 「メイン・テーマ」
・わらべ 「もしも明日が…。」

 さすがにリアルタイムで知っている曲は激減した感があるが、アイドル、シンガーソングライター、バンド、企画モノとバラエティに富んだラインナップとなっている。近年、コラボレーションが新しいムーヴメントのように捉えられることがあるが、この年もコラボによる大ヒットがあったし、決して新しい形ではないと言えよう。

2011年3月29日火曜日

GWと映画とfacebookと

 今の職場は、ちゃんと休みを頂ける。しかし、自由度は非常に低い。どういうことかと言うと、土日だろうが何だろうが、前日の帰り際に急に出勤を命じられることがある一方で、「代わりにこの日に休めばいいじゃないか」といった具合に、強引に休みの日も決められる。大型連休も同じような感じだ。もちろん不満はあるが、休みを頂けるだけまだマシと思わないといけないのかも知れない。

 果たして、GWの休みも、僕の意志に全く関係のないところで、5/3~9の7連休を頂けることになった。会社自体は暦どおりの営業なので、5/6と5/9に休みを頂く格好だ。

 休みを頂くのはいいが、基本的に特にプライベートの予定は無い。どうやって過ごそうかと考え出したら、最近、映画を観に行ってないことに気付いた。早速上映予定の映画を調べたが、あまり面白そうな映画が無い。しかし、映画のことを考えてたら、今回、アカデミー賞で「ソーシャル・ネットワーク」と「英国王のスピーチ」の競り合いが話題になったことを思い出す。そう言えばどっちも観てない。無性に観たくなってきた。

 残念ながら「ソーシャル・ネットワーク」は、ほぼ上映終了。「英国王のスピーチ」はまだやっているので、こちらは観に行くことができそうだ。

 「ソーシャル・ネットワーク」と言えば、facebookの創設者を描いた映画。考えてみたら、これだけネット社会に浸透しているのに、まだfacebookのアカウントを持ってないなと思って、早速登録。使い道がよく分からないが、時間のある時に少しずつ触ってみようかなと思う。

 そんなこんなで、週の初めにしては、珍しく思考が前向きだった昨晩。いいことだ。

2011年3月28日月曜日

MSV Oldies 1985

 80年代邦楽サウンドを振り返るMSV Oldiesシリーズ。阪神21年ぶりの優勝に沸いた1985年を紹介。

・THE ALFEE 「シンデレラは眠れない」
・安全地帯 「悲しみにさよなら」
・井上陽水 「いっそ セレナーデ」
・大沢誉志幸 「そして僕は途方に暮れる」
・おニャン子クラブ 「セーラー服を脱がさないで」
・菊池桃子 「卒業」
・吉川晃司 「You Gotta Chance」
・小泉今日子 「The Stardust Memory」
・小林明子 「恋におちて」
・斉藤由貴 「卒業」
・サザンオールスターズ 「Bye Bye My Love」
・C-C-B 「Romanticが止まらない」
・杉山清貴&オメガトライブ 「ふたりの夏物語」
・THE CHECKERS 「ジュリアに傷心」
・TOM☆CAT 「ふられ気分でRock'n'Roll」
・中村あゆみ 「翼の折れたエンジェル」
・中森明菜 「ミ・アモーレ」
・松田聖子 「天使のウィンク」
・松任谷由実・小田和正・財津和夫 「今だから」
・薬師丸ひろ子 「あなたを・もっと・知りたくて」

 26年前のヒット曲の数々。さすがにリアルタイムでの記憶は無い曲が多くなってきた。

 ちなみにこの年はシングルTOP10のうち、3曲がチェッカーズで、3曲が中森明菜。今のミュージックシーン同様、この頃も2強の時代だった。

 なお、これまでは、全曲入手してから発表していたMSV Oldiesシリーズだが、レアコレクションで紹介したように、「今だから」はCD音源では絶対入手不可能。今後も同様のケースが出てくるだろうし、今後は入手してなくても発表していくことにします。

2011年3月27日日曜日

2011年3月MSVランキング

1位 : Lotus (嵐)
2位 : 桜の木になろう (AKB48)
3位 : Eternal (赤西仁)
4位 : 何かひとつ (JAMOSA)
5位 : バンザイVenus (SKE48)
6位 : 友達の唄 (BUMP OF CHICKEN)
7位 : ユメタマゴ (NYC)
8位 : 週末Not yet (Not yet)
9位 : Distance (西野カナ)
10位 : ランウェイ☆ビート (FUNKY MONKEY BABYS)

 1位は2作ぶりの嵐。

 全体的には、初のTOP10入りが4組とフレッシュな顔ぶれと言いたいところだが、そのうち3組がジャニーズ勢またはAKB勢。全体でも6組がこの両陣営となっており、前年以上に2強化が進んでいる印象。

2011年3月26日土曜日

1980sレアコレクション Vol.4<最終回> 松任谷由実・小田和正・財津和夫「今だから」

 80年代ヒット曲で、現在入手困難な曲を紹介するレアコレクションシリーズ。今後も、隠れた名曲を発掘しては紹介していこうと思っていたが、ここに来てその極みが出てきてしまった。

 松任谷由実・小田和正・財津和夫という、夢のようなこのコラボ。1985年6月1日リリースのこの曲は、当時のウィークリーチャート1位を獲得。年間でも16位を記録したビッグヒットなのだが、大変残念なことに、この曲は未CD化。そう。CD化されていないのである。よって、当たり前のことだが、CD音源としての入手は絶対不可能。

 1980年以降、週間1位を獲得した曲で、未CD化なのはこの曲だけ。重ね重ね残念だが、仕方ない。何とかCD化されないものか。

 ちなみに、財津和夫のソロバージョンはCD化されている。とりあえず、それで我慢するしかないか。

 ということで、入手「困難」な曲を紹介し続けようかと思っていたが、入手「不可能」な曲が出てきてしまったので、このシリーズを続ける意味がなくなってしまった。レアコレクションシリーズは、これにて終了。

2011年3月25日金曜日

4月12日両リーグ同時開幕へ

 二転三転していたセ・リーグの開幕だが、本日(24日)の理事会にて4月12日開幕でほぼ決まった。26日のオーナー会議にて正式決定となる運びだ。本日発表された内容の骨子はこちら。

1)開幕日を4月12日とする
2)4月中、東京電力・東北電力管内でナイターを開催しない
3)延長戦は3時間30分を超えて新たなイニングに入らない
4)4月中、東京ドームではデーゲームも行わない

 結果的に、パ・リーグが発表した案を、マスコミ中心に是として取り上げ、それに世間全体が流されてしまい、そのまま落ち着いてしまったという印象だ。

 そもそも、何故開幕を延期しなければならないのか?娯楽産業だから?電力を大量に消費するから?それならば他の娯楽産業はどうか。映画館・ゲームセンター・パチンコ屋。東京ドームはナイターを開催すると、一般家庭の5,000戸分の電力を消費するとのことだが、例えばパチンコ屋だって、あれだけの照明と機械なのだから10戸分ぐらいは消費するだろう。都内に500件ぐらいはあるだろうから、それだけでも、東京ドーム分は消費している。野球だけが業界全体で営業停止状態に追い込まれて、他の産業がそうならないのはどう考えても不公平だ。いや、もしかしたら、他の娯楽産業も営業停止状態に追い込まれているのかも知れないけど。そうだとしたらスイマセン。(別に映画館・ゲームセンター・パチンコ屋に恨みはありません。たまたま思いついた娯楽施設がこの3つだっただけのことです。)

 まあ、そうは言いつつも、電力事情に最大限配慮するとして、それならば、夏以降、再び計画停電の可能性が高いということなので、上記2,4の措置は夏も実施するべきだろう。何故、それを発表しないのか。更に、何故、4月12日開幕ならOKなのか?計画停電は4月いっぱいは続くと見込まれている。それならば、開幕は5月ではないのか?3月25日がダメで4月12日ならOKという理由は全く見付からない。大きくは報道されてないけど、徐々に火力発電所とかが復活しているようなので、4月12日には電力が何とかなるメドがたっているのかも知れないけど。

 更に、選手会の言い分も気に入らない。12月にずれ込んでも、144試合・CS・日本シリーズをやり切ると言っているが、昨年の日本シリーズを思い出して欲しい。11月の初旬に千葉マリンのナイターで行われたシリーズでは、観客は凍える思いをしながら観戦していた。それが12月?まさかナイターでやるつもりではないよね?それこそ、ファンのためにはなりませんよ。まあ、僕のペナント予想が当たるようなことがあれば、ジャイアンツvsホークスの日本シリーズになるはずなので、大丈夫だけど。ともかく、その場しのぎの発言をしているようにしか聞こえてこない。

 残念なのは、主に巨人の清武代表の発言について、一部のみを切り取られて、うまい具合に悪者扱いして報じられていること。清武氏の言い方もちょっとどうかと思うところもあるが、それにしてももうちょっとメディアの伝え方も他にあるだろう。完全に悪者扱いで報じるから、それに影響され、世論全体がセ・リーグを敵視しているかのような雰囲気になってしまう。実際、僕の周りには3/25開幕賛成と言っている人も居るが、残念ながらそういう声はファンの声として上がっていかない。

 念のため書いておくが、別に何があっても3月25日若しくは29日に強行して開幕すべきだと思っているのでは、決して無い。これまでセ・リーグ側が主張していたことが完全NGで、逆にパ・リーグの主張が全面的に受け入れられていることについて、それは違うんじゃないかと言いたいだけである。

 最後に、これだけはどうしても紹介したい。3月25日発売の週刊ベースボール4月4日号に清武氏のコラムが掲載されている。(隔週で連載しているものである。)

 (ベースボールマガジン社 週刊ベースボール4月4日号より)
 一部分のみ切り取られて報じられている清武氏の発言だが、そこに込められている真意が伝わってくるコラムだ。

2011年3月24日木曜日

パ・リーグ順位予想 2011年版

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:東北楽天ゴールデンイーグルス
3位:埼玉西武ライオンズ
4位:北海道日本ハムファイターズ
5位:千葉ロッテマリーンズ
6位:オリックスバファローズ

 今年も予想が難しいパ・リーグ。全体的には4強2弱だと思っているが、特に上位4チームは難しすぎる。それでも敢えて付けたのがこの順位。

 優勝はホークス。前年度優勝チームに内川・カブレラ・細川が加入したのだから、これは凄い。課題だった右の先発は攝津がはまりそう。杉内・和田の両エースに死角はないし、攝津が抜けたリリーフ陣もファルケンボーグ・馬原が健在な上、甲藤の台頭により不安無し。オーティズ・松中クラスでもスタメン入りが難しいほどの巨大戦力で、他の5球団を圧倒する。

 2位はイーグルス。震災による社会全体の後押しもあるが、それを差し引いても岩隈・田中・永井の3本柱は安定感バツグン。松井稼・岩村は未知数なところもあるが、過去のメジャー復帰組の活躍を見る限り、充分にチームの主力として打線を牽引してくれそうだ。課題は抑え。美馬かキムが務めることになるのだろうが、どちらにしても実績がないため、多少の不安はある。

 3位はライオンズ。片岡・中島・中村という日本一の内野手陣に今年は浅村が加わる。これは魅力的だ。このままWBCの日本代表にしてもいいぐらいの顔ぶれ。先発も涌井・岸・帆足・石井一と安定しており、ここに大石が入れるか。課題は細川のアナと抑え。それでも安定したチーム力を持っているので、Bクラスに落ちることはなさそうだ。

 4位はファイターズ。斎藤フィーバーに加え中田の本格的覚醒と、話題性はバツグンのこのチーム。明るい話題が多いということはそれだけチーム力が上がっているということだが、ダルビッシュ・武田勝に続く先発投手の名前が出てこないことも事実。ケッペル・ウルフ・八木あたりがどれほど働けるか。打線としては稲葉に少し衰えが見え始めてきたところが心配なところ。

 5位はマリーンズ。昨シーズン、下克上フィーバーに沸いたが、所詮は3位チーム。その3位のチームから不動の1番ショート西岡と、これまた不動のストッパー小林宏が抜けたのだから、痛いなんてものではない。少し前までは圧倒的な先発投手陣を誇っていたこのチームだが、清水・久保は移籍し、小林宏もストッパー転向後、前述の通りチームを去った。唐川・大嶺あたりが一本立ちしてくれないと、本当に厳しい。荻野貴がショートのアナを埋めることになるが、1年間フルに出た経験は無い選手なので、不安感は拭えない。

 6位はバファローズ。とにかく先発が居ない。痛すぎる金子千の長期離脱。近藤もケガで出遅れている。開幕投手からしてローテの谷間。木佐貫か朴賛浩ということだが、果たして。打線はT-岡田が2年目のジンクスにはまらないでいけるのか。李承燁頼みの感もある主軸だが、復活するのか。心配材料が多すぎる。駿太という楽しみな存在もいるが、岡田監督の手腕をもってしても、大苦戦必至なシーズンになりそうだ。

2011年3月23日水曜日

セ・リーグ順位予想 2011年版

1位:読売ジャイアンツ
2位:東京ヤクルトスワローズ
3位:中日ドラゴンズ
4位:阪神タイガース
5位:横浜ベイスターズ
6位:広島東洋カープ

 何年やってもちっとも当たらない順位予想。懲りずに今年も挑戦だ。震災で開幕日が流動的だが、やはり野球人としては、当初の開幕予定日までには発表しておかないとね。

 優勝はジャイアンツ。内海・東野の2本柱に加え、グライシンガーが完全復活の予感。澤村も良さそうだ。打線は、大技小技のバランスがよく、安定した得点力が期待できる。唯一サードが心配だが、12球団でもトップクラスの外野守備を誇る亀井を無理やりコンバートさせるよりは、中井か大田あたりに台頭してきてもらいたいものだ。

 2位はスワローズ。石川・館山・村中・由規の4本柱は強力。12球団見渡して見ても、これほどしっかりと4本揃っているチームは他にないと思う。主軸は相変わらず外国人頼みだが、畠山や武内といった、魅力的な長距離砲もいる。状況次第では、優勝も充分にあり得るだろう。

 3位はドラゴンズ。何と言っても痛いのは吉見とチェンの離脱。チーム方針により情報が明かされてないが、昨シーズンの井端のように長期化する恐れもあるだろう。それを見越してのこの順位予想。逆に両エースが早期に復帰すれば、もちろん優勝争いに食い込む力はある。井端の完全復帰により堂上直の行き場がなくなってしまったのは、個人的には残念。

 4位はタイガース。昨シーズン、チーム打率.290という圧倒的な打撃力で2位になった阪神だが、打ち勝つ野球が長続きしないことは歴史が証明している。今年は簡単には勝てないだろう。ただ、このチームも中日と同様、能見・岩田のダブルエースの復帰具合によって大きく状況が変わってくる。この両投手がまともに働けば、充分Aクラス入りできる戦力だ。ルーキー榎田は楽しみな存在。

 5位はベイスターズ。このチーム、打線は悪くない。いや、悪くないどころか、リーグ屈指の顔ぶれが揃っている。森本・渡辺・石川は、ヒットを打つ能力に長けている上、俊足。この3人が塁上を賑わして、村田・スレッジ・ハーパーが返すのだから、文句のつけようが無い。投手陣も、清水・山本・大家・加賀と、バランスよくコマが揃っている。あとは、3年連続90敗している沈滞ムードを払拭できる雰囲気作りさえできれば、浮上できる戦力は整っている。

 6位はカープ。打線に凄みがなく、圧倒的に迫力不足。投手陣は前田健が孤軍奮闘で、ジオ・篠田・斎藤とそれなりに名前は出てくるが、他の5球団と比べると一回りスケールが小さい。リリーフ陣も永川勝が出遅れており、不安感は否めない。天谷が輝きを取り戻し、岩本がブレイクし、トレーシーが大当たりすれば、何とか勝負になるとは思うが、果たしてそうなるか。

2011年3月22日火曜日

1980sレアコレクション Vol.3 早見優「ハートは戻らない」

 80年代ヒット曲で、現在入手困難な曲を紹介するレアコレクションシリーズ。今回は早見優の1987年のヒット曲「ハートは戻らない」。

 1982年にデビューした早見優は、翌1983年に「夏色のナンシー」が大ヒット。以降、帰国子女アイドルの先駆けとして大活躍するが、1985年あたりからヒット曲に恵まれなくなっていく。

 そんな中、1987年に突如スマッシュヒットしたのがこの曲。このタイミングが良くなくて、のちにリリースされた彼女のベスト盤は、ヒット曲を連発していた時期の曲のみを収録しているものが多い。そのため「ハートは戻らない」は収録曲から漏れてしまうのである。

 音源は一応CD化されているが、入手が超困難なアルバムばかり。音源入手は不可能に近い。

2011年3月21日月曜日

オープン戦観戦記 ~梵が良かった~

 2011.03.20 Bs×C @京セラドーム大阪
C 020 000 010│3
Bs 000 220 30X│7

 先発は新外国人選手フィガロと、いまひとつブレイクしきれない元祖「さいとうゆうき」。ともに結果を残してローテ入りを確実なものにしたい立場の選手だ。

 フィガロはいきなり2回に崩れる。ボールが高めに浮き、カウントを悪くしたところ、置きにいって打たれるという典型的なダメなパターン。先制打を投手斎藤に打たれるなど、散々な内容。でも3回以降は立ち直った。安定してこの力を出せれば、計算できる先発投手になりそう。

 斎藤は3回まではパーフェクト。実際、ひとりのランナーも出してないが、内容も素晴らしく、まさに緩急を自在に操ったピッチング。持ち味の80キロ台のスローカーブもズバッと決まり、3回までで4三振を奪う見事なピッチングだった。しかし、二回り目になると人が代わったかのようにボールが先行してこの回だけで4四球。一軍に出始めた頃から言われていることだが、この選手の課題はスタミナ。ローテに定着してもらわないと困る立場の投手なだけに、もうワンランク上へのレベルアップが求められる。

 この試合で僕が最も目を奪われたのが梵。遊ゴ・右犠飛・遊ゴ・右飛と、結果は平凡だが、この4打席で相手投手に投げさせたのが31球。実に1打席平均7.75球。この粘りは凄い。どちらかと言うと淡白なバッティングをする選手だというイメージを持っていたが、全然そんなことは無い。1番打者だからと言って必ずしも粘ることが求められるわけではないが、でも欲しい資質の一つであることは間違いない。このバッティングを1年続けられるようならば、広島は手ごわい。

 統一球の影響を感じたのは石原の第3打席。打った瞬間入ったと思ったが、フェンス直撃のツーベースになった。この試合、後藤がホームランを放ったが、こちらは、不覚にも打った直後に打球を見失い、統一球の影響による打球の伸びの違いを感じることができなかった。

 試合は後藤が6打点の大活躍で、オリックスの勝利。後藤はやって当たり前の選手なので、むしろ他の選手に元気がないのが気になった。特に李承燁と栗原はスイングに力がなく感じた。両選手とも、やってもらわないと絶対に困る選手なので、復調を期待したい。長距離砲は一本出ると一気に変わることが多いので、いかにそのキッカケを掴むかと言ったところか。

 ピンボケで恐縮だが、新外国人投手のサファテ。シュルツもでかいが、サファテもでかかった。下位打線が相手だったとはいえ、1イニングを3者連続三振で締めた。期待できそう。

 話題の駿太。公称180cmとなっているが、妙に小さく見えた。代走での出場だったが、是非とも開幕スタメンを勝ち取って欲しい選手だ。

 京セラドームもBSO表示に。球場の表示がBSOなのは津球場の影響もあって、だいぶ慣れてきた。まだ、言葉でツーボールワンストライクと言われると違和感ありまくりだけど。

2011年3月20日日曜日

勝敗を決めずして何が野球か

 セ・リーグが節電対策の一環で、今季は試合を9回で打ち切り延長戦は行わない案を提示した。

 まだ案の段階なので、決定ではないが、それにしてもこれはないでしょ。勝敗を決めるからこそのスポーツ。本来なら決着を付けるところまで試合をやるべきところ、野球だとキリがなくなるので仕方なく引き分けの規定を決めていると考えるべき。それなのに、延長を行わないとは何たること。節電の必要性は分かるが、野球を野球でないものにしてまで、無理やり強行すべきではないと思う。こんな策よりは、電力事情が戻るまでは東京ドームの使用は中止して、その分は富士川以西の球場で行うことにすればいいことだと思うのだが。

 ちなみに、昨シーズンのセ・リーグの最終結果はこちら。
1 中日 79勝62敗3分 .560
2 阪神 78勝63敗3分 .553
3 巨人 79勝64敗1分 .552
4 ヤクルト 72勝68敗4分 .514
5 広島 58勝84敗2分 .408
6 横浜 48勝95敗1分 .336

 これが、延長戦が全部引き分け扱いだったとすると、こうなる。
1 中日 72勝58敗14分 .554
2 巨人 73勝61敗10分 .545
3 阪神 73勝61敗10分 .545
4 ヤクルト 70勝63敗11分 .526
5 広島 54勝75敗15分 .419
6 横浜 47勝89敗8分 .346

 違和感ありまくりの引き分け数。加えて、順位決定方式は1)勝率、2)直接対決、3)前年度順位の順番で決定されるので、直接対決も12勝12敗と五分だった巨人と阪神の順位は、前年度順位に従い、入れ替わることになる。

 順位入れ替わりはともかくとして、こんな引き分けだらけの真剣勝負なんて、果たして楽しめるものなのだろうか。野球は野球であること維持した上で、今の電力事情にどう対応していけるのか考えていくべきだ。

2011年3月19日土曜日

名古屋はええよ!やっとかめ

 東京電力の今後の電力供給能力に関して、ほとんど情報が流れていないため、今の計画停電がいつまで続くのか、全く読めない。4月下旬まで続くという報道もあったが、その裏づけになる情報が無いので、何をもって電力不足解消となるのか、分からない。この電力不足のために、諸々が開催自粛に追い込まれ、とにかく社会が閉塞しきっている。このままじゃいけない。

 そもそも電力不足の一番の原因は福島原発の事故だろう。ここで、東京電力全体の15~20%の電力を発電しているようだ。しかし、今の状態では半永久的に福島原発の復活は無いだろう。では、15~20%分はどう補うのか。

 既存の発電所でも、部分的に休眠している発電所もあるようなので、これをフル稼働させれば多少の発電力はあるだろうが、これらはほとんどが火力発電所らしい。火力発電所は、発電効率があまりよくなくて、原発の分を補いきるほどではないらしい。

 となると、新しく原発を造らないと今後も慢性的な電力不足になる計算になるが、それこそ年単位の事業になるし、そもそも今回の事故があったこともあり、地元住民の反発はこれまで以上に大きいものになるだろう。あまり現実的な解とは言えなさそうだ。

 だとすると、関東地方の発電力を、今の東京の機能に見合った量まで戻すのは、もう不可能なのでは無いだろうか?経済なり政治の中心を富士川以西に持ってこないと、もたないのでは?

 これはいよいよ首都機能の移転じゃないですか?名古屋に首都を持ってきて、瑞穂を国立競技場に、小牧を国際空港に、名古屋市役所を国会議事堂にしましょう。そうすれば、河村さんも首相です。どうですか?河村さん。

2011年3月18日金曜日

NPBの決断

 色んな報道が飛び交っていたが、プロ野球はセ・リーグが予定通り3月25日に開幕し、パ・リーグは4月12日まで開幕を延期させることを発表した。公式発表はこちら。

 「セは3月25日開幕に向け準備、パは4月12日開幕へ」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 一部には、選手会はストを計画しているという報道もあるので、まだ予断は許さないが、一応の決着は見たと言えよう。

 基本的には、セ・リーグの方針に賛成。経済活動をいつまでも停滞させるわけにはいかないし、何でもかんでも自粛すればいいってものではない。それこそ、日本全体が沈没してしまう。多少無理してでも、強引にでも社会は動かしていくべきだ。

 しかし、100%その思いなのかというとそうでもなく、今回は都内の電力問題がある。計画停電で、多くの人に多大な負担を強いられている現状で、多くの電力を消費する(?)ドームでのナイターをやっていいものなのか。(?マークを付けたのは、ドームでのナイターがどれほどの電力を消費するのか、情報を持ち合わせてないため。一般常識的に考えれば、かなりの電力を消費してそうな感じだが、もしも、大勢に全く影響を与えない程度の電力しか消費しないということであれば、前提が崩れる。)

 更に言うと、報道されているとおり計画停電が4月下旬まで続く見込みなのだとすれば、3月25日に開幕できなくて、4月12日に開幕できる理由なんて、それこそ、どこにも見当たらない。それならば開幕は4月下旬にすべきなのではないか?若しくは、関東での開催は屋根無し球場のデーゲーム限定にして、本拠地とかは関係なく、富士川以西の球場で試合を消化していくとか。(これを機に、屋根無し球場への回顧が進むと、個人的には嬉しいが。)

 いずれにせよ、決定事項として発表されたのだから、余程のことが無い限り、この日程で進んでいくのだろう。パ・リーグは4月11日までに予定されていた試合については、中止ではなく延期するとしている。つまり、144試合は行うということだ。当然、過密日程になってくることは容易に想像できるし、場合によってはCSの開催は中止されるだろう。個人的には、それがそのままなし崩し的に、来年度以降のCS自然消滅に繋がってくれると、嬉しいのだが。

2011年3月15日火曜日

相次ぐ発売延期にクエスチョンマーク

 東北地方太平洋沖地震の影響は音楽界にも及んでいる。

 ライブの中止は、電力事情を鑑みるとやむを得ないと思うが、CDリリースの延期については、過敏に反応しすぎなのではないかというのが正直な感想。できるところから、正常に社会を動かしていくことも必要なのではないか?

 簡単に調べた範囲だけでも、avexとSMEは、23日と30日にリリースを予定していたCDの発売延期を発表。おそらくこの動きは広がるのだろう。生産ラインが正常に動いていないのだとしたら仕方ないけど、どうやらそうでもなさそうだし。

 ちなみに、未曾有の被害に見舞われた阪神・淡路大震災だが、震災直後の1月23日には歴史に残る名曲「奇跡の地球」がリリースされている。社会を停滞させずに動かしていくとは、そういうことなんだと思う。

2011年3月14日月曜日

MSV Oldies 1986

 80年代邦楽サウンドを振り返るMSV Oldiesシリーズ。今回は1986年。

・石井明美 「CHA-CHA-CHA」
・うしろゆびさされ組 「バナナの涙」
・荻野目洋子 「ダンシング・ヒーロー」
・おニャン子クラブ 「じゃあね」
・河合その子 「青いスタスィオン」
・Kuwata Band 「BAN BAN BAN」
・小泉今日子 「なんてったってアイドル」
・国生さゆり with おニャン子クラブ 「バレンタイン・キッス」
・小林明子 「恋におちて」
・斉藤由貴 「悲しみよこんにちは」
・C-C-B 「空想Kiss」
・椎名恵 「今夜はANGEL」
・少年隊 「仮面舞踏会」
・THE CHECKERS 「OH! POPSTAR」
・TUBE 「シーズン・イン・ザ・サン」
・1986 OMEGA TRIBE 「君は1000%」
・中森明菜 「DESIRE」
・新田恵利 「冬のオペラグラス」
・吉沢秋絵 「季節はずれの恋」
・渡辺美里 「My Revolution」

 とにかく目に付くおニャン子勢。実に20組中6組がおニャン子関係。近年、AKB48関係がチャートを席巻しているが、25年前の秋元氏の勢いはタダモノではない。

2011年3月13日日曜日

プチドキュメント 2011.3.11

 3月11日。地震発生で職場内は騒然とした。場合によっては直接的に業務に影響があるからだ。幸いなことに、直接的な影響は無いということで、予定通り定時で業務終了。職場メンバーは飲みに行ったようだが、僕は翌日朝一番で歯医者の予約が入っていたため、帰ることにした。そもそも一緒に飲むことは気が進まないメンバーな上に、金曜日に飲むということは、かなりの深酒になるので、二日酔い状態で歯医者に行く可能性があり、それは歯医者に対しても失礼だからだ。そして、この帰宅が、功を奏することになる。

 この日は、僕と同じく大阪在住の友人が、珍しく東京出張に行っていたことを知っていた。情報を的確に収集し、冷静に分析し、行動を取ることができる人間なので、そんなに心配していなかったが、帰宅後、テレビを観ながら、同時に立ち上げていたツイッターにて、その友人が東京で宿を取れずに困っていることを知る。

 過去、東京勤務時代に同じようなことがあった。その時は、大阪出張時に台風が直撃し、新幹線が東京~博多まで全ストップし、完全に足止めを食らった。当然、ホテルはどこに行ってもオール満室。ところが、そもそも予約の概念が無いカプセルホテルには空きがあり、そこにうまい具合に転がり込んだ。そのことを友人にメールする。

 程なくすると、新幹線が下りのみ運転再開した情報が、テレビから流れる。情報収集力に長けている友人のことだから、既に知っているだろうと思いつつも、念のためメールで連絡する。

 しばらくすると、新幹線に乗れた旨、メールが届く。しかし、乗り継ぎの関係で、京都駅到着後、自宅に戻れるか不安とのこと。迎えに行こうかと提案するが、京都駅周辺のホテルかネットカフェで一晩明かすと連絡があり、それもそれだ思って、安心して眠ろうとしたが。

 24時過ぎになって、ヘルプのメールが。どうやら京都駅周辺の諸々の施設は、すべて一杯とのこと。なるほど、考えてみれば、新幹線上りは止まったままなので、東京方面に帰ろうにも帰れない人たちが、溢れているのだろう。早速迎えに行くことに。

 おっと。ここで飲みに行かなかったことが効いてくる。飲みに行ってたら、飲酒運転になるので、迎えに行けないところだったのだ。

 深夜ということもあり、道はガラガラだったので、1時間もかからずに京都駅到着。無事に友人を送り届け、帰宅したのは3時半過ぎ。なお、翌日の歯医者は、先生の都合により、急遽、日をずらすことになったので、早く起きる必要はなくなっていた。

2011年3月12日土曜日

爪爪爪

 爪はいつも夜切っている。風呂あがりのほうが、爪が軟らかくなっていて切りやすいからだ。

 ところが、古来より、夜に爪を切ると親の死に目に会えないと言われているし、所詮は迷信だと思いつつも、こんな風に言われるからには、何か理由があるんだろう。ゆえに、いつもどこか心に引っかかりを持ちつつも、夜、爪を切っていた。

 しかし、いつまでもこのままじゃ、どうにも気持ちが悪いので、調べてみたところ、どうやら、昔は今のような照明もないので、夜爪を切ると、手元がよく見えずに深爪になったりして危ないし、そこから細菌などが入って、病気になることもあったとか。だから、夜、爪を切らないようこのような言い伝えとして残っているらしい。(その他、諸説あるようですが。)

 更に、衛生的には入浴後に切るのが、最適という説も今ではあるようで、もしかしたら、これまで数十年間、心のどこかで引っかかりを持ちつつも取っていた行動は、実は最適なタイミングで取っていた行動だったのかも知れないことが判明。

 よし。安心して、今晩、爪切ります。

2011年3月11日金曜日

まさかのマーボー豆腐

 不可抗力により、昼飯と晩飯のメニューがかぶることは、そうそう頻繁にあるわけでもないが、めちゃくちゃ珍しいわけでもない。特にカレーやラーメンといった、生活に身近なメニューにおいては、しばしば起こる。

 ところが、今日はこの事象が、マーボー豆腐という珍しいメニューで発生した。

 もちろん、マーボー豆腐が好きか嫌いかと訊かれたら、好きな方ではあるが、さすがに二食連続はクドイなぁ。

2011年3月10日木曜日

飲んだら帰ってくれ

 今日は、職場フロア全体の飲み会。あまり楽しいメンバーではないので、気が進まなかったが、サラリーマンなので無下に断ることもできないし、仕方なく参加する予定だった。

 しかし、業務終了間際にトラブル発生。結果的に大事にはならなかったが、発生時点では影響範囲が把握しきれなかったこともあり、急遽、飲み会はキャンセルし、上司以下、僕を含めた担当者数名はトラブルの対応にあたることになった。

 時間が進むごとに、状況が整理され、対応も終盤に差し掛かったころ、フロアのメンバーの一部が酔っ払った状態で職場に戻ってくる。そう。フロア全体の飲み会ということは、かなりの大人数であり、そんなキャパのお店はなかなか無いので、今日は会社の社員食堂を貸切にしての飲み会だったのだ。

 ま、戻ってくるだけならいいのだが、かなり酔っ払ったお偉いさんが、変な義務感なのか、心配してなのか、とにかく色々と絡んでくる。状況を把握しようと色々質問してくるし、でも酔っ払っているので、同じ質問を繰り返してきたり、全然意味の無い質問をしてきたり。気持ちは嬉しくないこともないが、それ以上に、鬱陶しいことこの上ない。報告すべきことは明日ちゃんと報告するから、酔っ払いオヤジは帰ってくれ、マジで。

2011年3月9日水曜日

平日のルーチン

 今日は、22時過ぎまで残業。それはそれで仕方ないのだが、職場メンバーのうち何名かは、その時間から飲みに行ったらしい。信じ難い。そもそも、平日と言えども人生全てを仕事に捧げているわけではないし、帰ってからやりたいことだってある。彼らは、そういうのはないのだろうか?

 メシ・風呂と言った超基本的な行動以外は当たり前として、数行のメモ程度の日記を書くこと、軽い柔軟体操をすること、友人のブログをチェックすること、ベストプレー1試合をやることは、欠かしたくない僕の毎日のルーチン。これにブログを書くことが加わる日もあるな、今日みたいに。

 しかし、飲んで帰ると、酔っ払ってて冷静な行動が取れないため、これらをすっ飛ばさざるを得なくなる。なので、基本的には平日は飲みたくない。酔っ払った勢いで、ブログを殴り書きすることはあるが。あ、でも、三重時代は、そういうルーチンを守ることよりも、仲間と飲んで交流を深めることの方が大切だし楽しいと感じていたっけな。

 ともかく、このルーチンと基本行動を消化するには、頑張っても1時間半はかかるので、それ相当の時間には帰りたいし、変な飲み会には巻き込まれたくないと思っている、今日この頃である。

 ちなみに、ベストプレーは今日は阪神戦。先発内海を引っ張り過ぎて、新井に同点打、マートンに勝ち越し打を食らったが、同点で迎えた9回ウラに阿部が藤川球からさよならタイムリーを放ち、見事勝利。ゲームの世界とは言え、見事な快勝に、今日は気持ち良く眠れそうである。

2011年3月7日月曜日

CDレビュー Avril Lavigne「Goodbye Lullaby」

 アヴリル・ラヴィーン4年ぶり4枚目のアルバムがリリースされた。日本の洋楽シーンにおいて圧倒的な人気を誇るアヴリル。今回も、先行シングル「What The Hell」が配信チャートでヒットを記録するなど、その勢いは留まることを知らない。

 その「What The Hell」では、相変わらずのポップシンガーぶりを見せ付けているが、このアルバムの特徴は、むしろ、彼女のロックシンガーぶり。「What The Hell」がアルバムの中では異質な曲に感じられてしまうほど、とにかくロックなアルバムに仕上がっていて、挑戦的な姿勢が感じられる。

2011年3月6日日曜日

Vリーグ観戦記 ~ド迫力のアタック~

 せっかく大阪に住んでいるので、地方都市ではなかなか観れないスポーツを観てみようということで、いつぞやのバスケットボールに続き、今回はバレーボールのプロリーグである「Vリーグ」女子の試合を観に行ってきた。

 2011.3.6 デンソーエアリービーズ×NECレッドロケッツ@大阪市中央体育館
デンソー 23 19 25 15│1
NEC 25 25 22 25│3

 8チームで構成されるリーグは、各チームとも一応本拠地は持っているものの、一般的なプロスポーツのような、ホーム・ビジターでの試合開催の方式を採用していないのがVリーグ。このため、この試合も、どちらかのホームというような会場の雰囲気ではなく、中立的な状態。それはそれでちょっと新鮮だった。

 試合は、スコア以上にNECの一方的な展開。特に、ひとり外国人選手が所属していたのだが、その選手が放つアタックはとんでもなく速かった。レシーブする選手はまともに反応できてなかったし、観てる方としても、ライン際に飛んだときなんかは、あまりに速くて線の内側なのか外側なのか見えなかったし。もちろん、タイミングがずれて威力が弱まることもあったが、クリーンヒットしたアタックは、おそらく一度も止められてなかったように思う。

 ちなみに、バレーボールのアタックの速度は、女子でも速いと130Km/hぐらいは出るらしい。おそらくこのNECの選手は、それに近いスピードが出ていただろう。

 残念なのは、結構大きい体育館で試合が行われたため、客席とコートの距離がけっこうあったこと。近ければ、更にもの凄い迫力を感じられたのではないかと思う。

 ちなみに、Vリーグは、ほとんどの試合において、同じ会場で1日に2試合開催され、チケットは通しで使える。この日も、このあと、JT-久光製薬戦があったが、1試合で充分堪能したため、2試合目は観ずに帰ってきた。コートとの距離がもう少し近かったら、2試合目も観たかも。

2011年3月5日土曜日

CDレビュー 桑田佳祐「MUSICMAN」

 桑田佳祐のニューアルバムがついにリリースされた。制作途中で病に倒れ、復帰後完成させた話題作だ。

 全17曲入りのこのアルバム。大ヒットシングル「君にサヨナラを」、病気療養中のリリースとなったシングル「本当は怖い愛とロマンス」、CMソングでお馴染みの「月光の聖者達」、型破りな朝ソング「EARLY IN THE MORNING」、紅白歌合戦で初披露した「それ行けベイビー!!」、ドラマ主題歌で現在ラジオ大量オンエア中の「銀河の星屑」と、とにかく幅広い楽曲が収められたこのアルバム。今の桑田佳祐をたっぷり詰め込んだオムニバス盤とも言えよう。

 しかし、見方を変えれば、やはりこれだけの大ベテランということもあってか、新たな発見があるものではない。あくまでも我々が知っている桑田佳祐がそこに詰まっているというものである。

 良い意味での裏切りのようなものは無いのだが、大御所にそういうものを求めてはいけないのかも知れないし、そもそも、大病にうち克ち、こうして変わらないサウンドをニューアルバムという形でファンに届けてくれているという事実だけでも、充分に素晴らしいことなのである。

2011年3月4日金曜日

MSV Oldies 1987

 80年代邦楽サウンドを振り返るMSV Oldiesシリーズ。今回は1987年を振り返る。

・THE ALFEE 「サファイアの瞳」
・荻野目洋子 「六本木純情派」
・尾崎豊 「核」
・小泉今日子 「木枯らしに抱かれて」
・近藤真彦 「愚か者」
・少年隊 「君だけに」
・THE CHECKERS 「I Love you, SAYONARA」
・TUBE 「Summer Dream」
・TM NETWORK 「Get Wild」
・徳永英明 「輝きながら…」
・長渕剛 「ろくなもんじゃねえ」
・中森明菜 「TANGO NOIR」
・中山美穂 「WAKU WAKUさせて」
・光GENJI 「STAR LIGHT」
・BOOWY 「MARRIONETTE」
・本田美奈子 「Oneway Generation」
・松田聖子 「Strawberry Time」
・南野陽子 「楽園のDoor」
・森川由加里 「SHOW ME」
・渡辺満里奈 「ホワイトラビットからのメッセージ」

 演歌のヒット曲も多く、ポップス低迷期だったこの年も、改めて振り返ってみると名曲が揃っていることを感じさせられる。個人的に強く印象に残っているBaBeがデビューしたのもこの年。

2011年3月3日木曜日

Dream After Dream 2

 何の前触れもなく、突如、海外赴任することになった。

 あれ?うちの会社って、超ドメスティックな会社で、海外勤務なんて絶対にあり得ないんじゃなかったっけ?

 今の職場から離れられるのは嬉しいんだけど、それにしても海外赴任なんて唐突過ぎ。仕事は何とかするとしても、プライベート面で考えると、そもそも僕は野球観戦好きというよりもNPB好きなのでMLBにはあまり興味がないし、音楽好きというよりもJ-POP好きなので洋楽はあまり聴かないし。これから、どうやって日々の楽しみを見つけていけばいいのだろう。

 そんなことを考えているヒマもなく、あっという間に、荷物搬出の日がやってくる。一体、これからどうなっていくのだろう。

 ここで目が覚めた。

 またまた夢の話。

 何か、つい最近もこんな夢を見たな。

2011年3月2日水曜日

1980sレアコレクション Vol.2 近藤真彦「泣いてみりゃいいじゃん」

 80年代ヒット曲で、現在入手困難な曲を紹介するレアコレクションシリーズ。今回は近藤真彦の24thシングル「泣いてみりゃいいじゃん」を紹介。

 この曲は、現在のFNS歌謡祭の前身とも言える「日本歌謡大賞」で大賞を受賞したほどの曲。もちろん週間ランキング最高位は1位。これほどのビッグヒットの曲なのに、数多くリリースされている近藤真彦のベスト盤の、どれにも収録されていない。

 唯一収録されているのが、2006年に活動25周年を記念してリリースされたボックス盤で、超高額。他にも、この曲の作曲家である筒美京平のコンピレーションアルバムにも収録されているが、これも4枚組の豪華盤ということもあり高額。気軽に入手できる形ではリリースされていない。そういう意味では、ほぼ入手不可能と言ってもいい過ぎではないほどのレアな曲である。

2011年3月1日火曜日

覚悟

 2011年のNPBのスローガンが「覚悟 ~なぜ、あなたはここにいるのか~」と発表された。野球のために、今、何をするのか。何をしなければならないのか。そして、野球界の将来、未来に向け、何ができるのか。そのようなことを真剣に考え抜き、挑む一年にするという意味合いを込めているという。

 その姿勢は見事なものだが、どこか違和感を感じる。というのも、今年のプロ野球界は、斎藤佑を筆頭に人気実力共に一級のゴールデンルーキー達が各球団に入団し、いつになく華やかな球春を迎えている印象を受けているからだ。こんな年は、そんなに崖っぷちに立たされているような印象を与えるスローガンにしなくてもいいのに。

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